2018年 韓国
◆おススメ度
★★★★★
◆キャスト
ソ・ドジェ(ソノグループ後継者、ティーロード航空本部長):イ・ミンギ
ハン・セゲ(ヒロイン、女優):ソ・ヒョンジン
リュ・ウノ(セゲの友人、神父志望):アン・ジェヒョン
ユ・ウミ(セゲのマネージャー):ムン・ジイン
カン・ソラ(ドジェの義妹):イ・ダヒ
チョン・ジュファン(ドジェの秘書):イ・テリ
イム・ジョンヨン(ドジェの母):ナ・ヨンヒ
◆感想・概要
確か、「キム秘書はいったい、なぜ?」をTSUTAYAで借りてた時に、並びにあったので気になってて見たドラマです。
TSUTAYAで、話題の新作としてめっちゃ推しだしてたハズなのに、途中まで観たらまだ後半2/3が出てないっていう地獄に見舞われて、このドラマでイ・ミンギに
めっちゃハマってしまってたので、仕方なくイ・ミンギが出てる別のドラマ「この恋は初めてだから」を見て我慢してたっていう思い出があります。
ヒロインで主人公の一人、ハン・セゲは、月に何日間か別人の姿になってしまうという、誰にも言えない問題を抱えている。
女優であるセゲは、ある日、主演女優賞の授賞式に参加するが、壇上で変身の予兆を感じ、会場から逃亡。事情を知っている高校時代からの親友でマネージャ、
そして事務所代表でもあるウミは、異変を察知して会場入口に車を横付けし、無駄な動きなく彼女を拾い逃げ去る。セゲは一瞬のうちに車の中で太った男に変身。
そうやって、月に1度、1週間程度の変身によって撮影を中断したり、しばしば国籍、年齢問わずに男の姿でも自宅に入る姿を目撃されるセゲは、いつしかお騒がせ
女優のレッテルを貼られるようになり、この授賞式で完全な悪女のイメージがついてしまう。
セゲが発症したのは、セゲがウミと行った20歳の時の海外旅行先で。突然老婆姿で目覚めたセゲは、自分の姿に動揺し、外に飛び出し宛てもなく走り回ったその
先で、交通事故に遭ってしまう。その時に、セゲを庇って怪我を負った青年がいた。
セゲは、騒動が収まるまでと、ウミの発案でしばらく病院に入院することに。
セゲの騒動により、セゲをイメージモデルとして起用していたティーロード航空本部長ソ・ドジェは、セゲとの契約解除を行おうとするが、事務所との連絡が
つかず、セゲを探そうとする。
SNSでセガが入院していることを知ったドジェの秘書チョン・ジュファンは、そのことをドジェに報告し、ドジェは単独でセゲの入院する病院に向かう。
秘書と電話中のドジェは、病院の屋上で、事情も知らない人々から誹謗中傷を受けて傷つき、一人泣いているセゲに出会うが、その女性がセゲとは気づかずに
ハンカチを渡す。
しかし、ドジェがセゲの噂を信じてセゲの行動予測をしようしていることを電話相手との会話で知ったセゲは、怒ってドジェの携帯電話を奪って屋上から捨て
てしまう。(実際は一つ下の階の広めのバルコニー的なところに落ちた。)
そうして、最悪な出会いをした二人だったが、ドジェはセゲの行動が理解できず、彼女に興味を持つ。
後日、セゲと再会したドジェはセゲとの広告モデルとの再契約を結ぶことにするが、いくつか条件をつける。
その条件のために、セゲはドジェと行動を共にすることになるが、ドジェといる時に、例の発作が起き、別人の姿に変身してしまう。
窮地に陥ったセゲは、不本意にもドジェに救いを求める。しかし、ドジェは別人のセゲをなぜか別人だと気づかずに助ける。
実はドジェは、人の顔が見分けられない、相貌失認症であった。
ドジェが相貌失認ではないかと疑うセゲと、セゲの秘密を探ろうとするドジェは少しずつ接近し、お互いの秘密を知り、いつしかお互い恋心を抱くようになる。
お互いに秘密を抱え、お互いを理解し合うことで強く愛し合うようになる二人だったが、ドジェの病気の原因が、海外での交通事故だったと知ったセゲは・・・。
◆◇◆
このドラマ、DVDのジャケ写では、全然いいと思ってなかったイ・ミンギが、ドラマの役のせいなのかなんなのかめちゃめちゃカッコよく見えて、なんかすごく
ドツボにハマりました。このドラマ見てた時は、まだまだ韓国ドラマ初心者だったので、イ・ミンギなんてイ・ジュンギと似たような名前の人がいるなーくらいに
しか思わなかったんだけども。(韓国人て苗字の種類がめちゃめちゃ少ないってことを後で知りました。)
とにかく、女に興味なさげなフリして、きゅんとさせる場面がめちゃめちゃ多い!これほんと、誰でもイ・ミンギ好きになっちゃうでしょ、って感じで。なんか
ひょうひょうとしていて、油断させておいて・・・っていうギャップ萌えなのか?それとも、財閥で、お金持ってて仕事デキて、イケメンで、恋人に一途っていう
単に女子の憧れが詰まってるからただ惹かれちゃうんだろうか・・・。(いやー、でも「この恋は初めてだから」のイ・ミンギはそんなんじゃなかったけどやっぱ
よかった。)
そして、韓国ドラマ視聴歴浅めの時に見た作品だったために気づかなかったけど、改めて冒頭見返してみると、授賞式のシーンにけっこう色んなゲストがカメオ出演
しています。司会者役でカン・ソラとか。
最近、似たようなことを思った気がするけどなんだっけ?って考えたら、「彼女はキレイだった」のパーティーのシーンに出てためっちゃ豪華なゲスト出演者たち
でした。思いがけずイ・ジュンギとか一瞬出ててテンションが上がった。(パク・ソジュンに雨の日の発作が出て副編集長の挨拶ができなかったやつ。)
先日視聴した映画「ビューティ・インサイド」と原作(原案?)は同じらしいのですが、こっちの方が別人に変わってしまう主人公にベースとなる姿がある分、
ちょっとした安定感と安心感があります。
映画は、毎日姿が変わる恋人を一生そばで支え続けられるのか、的なところが主題でしたが(なので、男側が変化する側だったんでしょう。じゃないと、結婚して
妊娠したりした際に、子供がどうなっちゃうか分かんないしね。なにせあっちは毎日別人になっちゃうので。)
セゲにはウミの他にリュ・ウノという神父志望の友人がいて、3人は仲良し。
また、ドジェには母親の再婚相手の連れ子で血のつながらない妹カン・ソラがいて、二人は反目し合っていたが、あるきっかけでウノとカン・ソラが急接近した
ことにより、ドジェとカン・ソラの関係も変化していくって部分とか、ドジェの秘書と、ウミもライバルみたいな関係でありつつ仲良くて、最終的にこの二人も
くっつくのかなと思いきや・・・みたいなところもあってそこも見所。
(ちなみにドジェの秘書役イ・テリは、「太陽を抱く月」で若かりし陽明君役、ユ・ウミは「不滅の恋人」のクッタンの役をやってた人で当時はこの二人が既知な
役者さんたちで、別の作品で観れたことが嬉しかったです。なんか、ドラマ見るたびに見たことある役者さん探しみたいになっちゃってますが。)
それから、個人的に印象深いのが、ドジェのクローゼットの凄さ。
今までけっこうたくさん韓国ドラマみましたが(いや、まだまだではあるんだけど)、中国ドラマも含め、ドジェのクローゼットが一番衣装と小物が豊富でした。
その辺を他のドラマと比べながら見るもの面白いかと思います。
「キム秘書」を見た後だったので、ドジェの祖父の秘書もキム秘書だったり、夜に家でラーメンを食べる食べないの話をするくだりだったり、「キム秘書」を
ちょいパロってるのかと思いきや、そうでもなかった。韓国ドラマにキム秘書なんてめちゃめちゃ多い・・・。むしろ、多いからこそ「キム秘書」の名前がキム
秘書だったのかも・・・?
後は、キム・ミンソクの回とか、とにかく見所いっぱいの盛りだくさんなおススメドラマです。
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