2015年 韓国
◆おススメ度
★★☆☆☆
◆キャスト
キム・ソンヨル:イ・ジュンギ
イ・ユン(世孫):チャンミン
チョ・ヤンソン(本売りのヒロイン):イ・ユビ
クィ(吸血鬼):イ・スヒョク
チョンヒョン世子(120年前に亡くなった世子、ソンヨルの親友):イ・ヒョヌ
◆感想
イ・ジュンギ好きな私としては、彼が出ているだけで見る価値のあるドラマではありますが、客観的に言うと、内容的にはそんなに面白い
ドラマではなかった。(このドラマ観てから2年ちょい経った現在、内容をほとんど覚えていないし・・・。)
イ・ジュンギ的には、人ではないものを演じるってことに興味を惹かれたのかな?
ちなみに、ゾンビ系ドラマなのかと思ったら、ちゃんとみたら"ソンビ"でした。
士(ソンビ):
学識が優れて礼節があって義理と原則を守って権力と富裕栄華を貪らない高潔な人柄を持った人に対する両班層の理想像を指す用語。
ってことらしいです。
日本で言うところの高潔な武士みたいなイメージですかね。でも、朝鮮ではあくまでも"理想像"なの?って感じです。
ゾンビではないけど、吸血鬼のお話ではあります。
で、士(ソンビ)って言うだけあって主人公は人を襲わず山奥でひっそりと高潔に暮らす吸血鬼キム・ソンヨル(イ・ジュンギ)。
彼は、以前朝廷に仕える高官だったんですが、120年前にチョンヒョン世子(イ・ヒョヌ)と共に皇宮に巣食う吸血鬼クィと対峙した際に、
自分も吸血鬼になってしまい、以降、人里離れた場所に住みながらチョンヒョン世子が書いたとされるクィを倒す方法を記した秘伝書
を探し求めています。
そんな彼と、本売りのヒロイン、チョ・ヤンソンが出会うことで物語が始まります。
で、まぁ色々あってヤンソンがソンヨルの正体を知ってしまい、それでも結局惹かれあってしまったり、ヤンソンがクィに狙われたり、
ソンヨルと同じくクィを倒そうとしている、現在の世孫のイ・ユンの幼い頃の初恋相手がヤンソンだったりと、なんやかんやあって、
最終的にみんなで力を合わせて絶対的な力を持つクィに命がけで立ち向かっていく、っていう愛と涙の感動の物語です。
(ちょっと、今回は感動を伝えたい欲求がそれほどないので手抜きな紹介になってしまいましたが・・・。)
ただただ、イ・ジュンギさまの美しい姿を愛でるドラマです。
東方神起のチャンミンが、世孫役で出てます。東方神起全盛期の頃、強いて言えばミヤケン似のチャンミンが好きでした。でもこのドラマ
ではやっぱりイ・ジュンギ推しです。
こんなイケメン吸血鬼にも全く心を動かされない。
どこがどうって説明はつかないけど、けっこう最後まで完走するのに気力のいるドラマでした。先に「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」を
観ちゃってて、こっちがすごく心を揺さぶられるドラマだったせいなのかも。
「麗」では、監督に言われてかなり体を絞ったっていうイ・ジュンギですが、なのでそっちと比べると多少お顔がふっくらして見えちゃいます。
吸血鬼なので、顔がめっちゃ白くってアイメイクもすごい、なかなか見れないイ・ジュンギが見所です。
でも、イ・ジュンギを愛でるだけに観ようかなって思いました。
mix_berryさんの表現、大好きです。
わかりやすいです。
あ、やっぱりそうなんですねー。
なんかほんと、どこがどう、他の作品と違うのか説明できないんですけど、
なんかあまり早く先を見たい、って欲求が出てこないドラマではありました。