あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

大田市立病院医療確保対策特別委員会

2010年04月30日 23時36分06秒 | 想・有・独・言
本日、大田市立病院医療確保対策特別委員会が開催されました。

会議の冒頭にて正副委員長の互選があり、委員長には内藤芳秀議員、副委員長には林 茂樹議員が
選任されました。

続いて市長、病院長を始めとして執行部の地域医療確保対策等の実施状況が説明されましてた。
先の記事でもお知らせした通り、6月から内視鏡を用いて診断できる消化器系内科に金藤医師の
採用が改めて報告されました。
また、楫野院長がこれを期に、1年を目途として、外科・内科医の確保に努力したいとの力強い
発言がありました。
各大学医学部付属病院からの医師確保の状況は依然として厳しい状況に変わりありませんが、
楫野院長、今度赴任される金藤医師はともに鳥取大学医学部卒業。
院長の発言には大いに期待が感じられました。

消防部の救急搬送の状況についても説明がありました。

●4月中の救急出場状況
出場件数 H21年 123 → H22年 139(+16)
搬送人員 H21年 121 → H22年 134(+13)

●医療機関別搬送人員の比較(4月分)
島根県立中央病院    H21年 11 → H22年 24(+13)
済生会江津総合病院   H21年 18 → H22年 15(-3)
松江医療センター    H21年  1 → H22年  0(-1)
松江赤十字病院     H21年  1 → H22年  0(-1)
大田市立病院      H21年 85 → H22年 67(-18)
島根大学医学部付属病院 H21年  2 → H22年 16(+14)
出雲市立病院      H21年  0 → H22年  3(+3)
西川病院        H21年  0 → H22年  1(+1)
管内医療機関      H21年  3 → H22年  6(+3)
ヘリ搬送(県中へ)   H21年  0 → H22年  2(+2)

●市外の搬送について(4月分)
搬送人員        H21年 33 → H22年 61(+28)
内訳は
転院搬送        H21年 12 → H22年 20(+8)
現場からの直接搬送   H21年 21 → H22年 41(+20)
搬送率         H21年 27.3% → H22年 45.5%(+18.2)


4月中の休日診療の実施状況は5日間で合計37件、一日当たり平均は7.4件。
24時間医療電話相談は合計121件、一日当たり平均は4.5件ということでした。


肝心の特別委員会の進め方についてはいろいろな意見が出されました。
三浦議員の「呼ぶ」「育てる」「守る」のそれぞれの観点から議会として執行部に意見具申を!!
有光議員の22年度の陳情・要望は即座に!!
という意見には大いに共感が持てました。

議会として、しっかりとこの特別委員会で医療体制の確保に向けて善処すること、
そのためには早く具体的な方向を示す必要性を強く感じました。
いずれにしても、行政や民間団体で立ち上がった「大田市地域医療支援対策協議会」との連携を図りながら
進めることが大切だと思います。
地域一丸となって取り組むべき課題です。