あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

難波利三・ふるさと文芸賞 授賞式、 「石見小説集」発刊記念パーティー

2010年11月23日 20時43分41秒 | 想・有・独・言
難波利三・ふるさと文芸賞 授賞式並びに「石見小説集」発刊記念パーティーが湯里まちづくりセンター
で開催され、出席いたしました。

「難波利三・ふるさと文芸賞」は大田市温泉津町西田出身の直木賞作家、難波利三氏を称えるとともに
ふるさとの想いをエッセイとして全国より作品を応募しているもので、平成11年から旧温泉津町で始まり、
合併後の大田市が引き継いで行って今年で11回目になります。

今年は全国より476作品の応募があり、高校生以上の部、小学生の部、中学生の部に分けて、
それぞれに特選及び入賞作品が選ばれました。

授賞式にはたくさんのマスコミ各社が来られ、注目の高さがうかがえました。


「石見小説集」はその難波利三氏の初期の作品「天を突く喇叭」「イルティッシュ号の来た日」「夏の谺」を
三部作としてまとめたもので、それぞれ温泉津町西田、江津市和木町、益田市を舞台にした石見の作品集です。

今では絶版に近く、発刊を求める声と発刊を希望する関係者のご尽力によりこの度改めて発刊することになり、
これにあたり、大田市文化協会も微力ながら協力させて頂きました。


発刊記念パーティーでは西田の葛を入れて作った雑炊を頂き、たいへんおいしかったです。

また、パーティの席上で難波氏より印税を全額大田市に寄付するという申出があり、
竹腰市長がそれを受け取りました。

パーティーの閉めの発声を不肖私が指名され、難波先生を始め多くの大田市出身の芸術家を文化協会として
応援していきたいと申し添え、発刊を記念して万歳三唱で締めくくりました。

なお、この「石見小説集」は大田市民会館内にある大田市文化協会事務局にて一冊1300円で販売しています。
是非一冊お手元にどうぞ。読む価値十分の作品だと太鼓判を押してお勧めいたします。

大田市文化協会 事務局:TEL 0852-82-6630


  
   高校生以上の部 特選の石橋直子さん(出雲市)           審査委員長として講評される難波利三氏
  
  
        印税を大田市に寄付されました                      発刊された「石見小説集」