あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

地域医療確保体制の強化について

2011年03月18日 23時06分42秒 | 想・有・独・言

本日開催された全員協議会において、大田市立病院に関して朗報ともいえる

地域医療確保体制の強化について3つの事項が協議されました。

 

先ず1つめは

市立病院の医師確保対策など、喫緊の医療政策について審議し、市民の安全・

安心を確保するとともに、関係機関と連携し地域医療の充実を図るために

「大田市医療対策本部」を設置するということです。

市長を本部長として、副本部長に副市長・病院長、事務局長以下

総務部長・次長、市民生活部長・次長、病院事務部長、病院総務課長を本部員とし、

市民生活部地域医療政策室、市立病院医療従事者確保対策室のスタッフ計15名と

市立病院における医師確保対策など、医療政策に関する調査、助言を

任務とする、医療政策担当の顧問を新たに配置した本部体制です。

本部では市立病院の医師確保対策など、地域医療の迅速な課題解決に向け、

医療対策の企画立案を行うとともに、地域医療の確保にかかる、特に重要な課

題についての解決方策や対策などについての審議等行うこととしています。

顧問として大社町助役、県健康福祉部次長、県病院局長、県出納局長、県環境生活部長を

歴任され、今月退職予定の大田市出身の月森憲三氏にお願いすることとしています。


次に二つめは

4月から外科の医師1名が赴任されることになりました。

広島大学医学部出身の野宗義博(のそう よしひろ)医師です。

 

最後に三つめは

大田市は、総合医療を行う医師に関する教育・研究及び臨床拠点として、

島根大学医学部と協力し、「島根大学医学部総合医療学講座(仮称)」を設置する

準備をすすめることになりました。

これに伴い総合医育成プログラムの臨床研修及び診療の拠点としての

「大田総合医育成センター(仮称)」を、大田市立病院に設置することで

地域に働く総合医を育成するとともに、一般外来を診ていただく医師を教員として

派遣してもらい、大田市立病院の医療体制の強化と地域医療の充実が図れそうです。

いわゆる島根大学医学部の学外キャンパス的な位置づけになろうかと思います。

人件費、研究費、その他の必要経費は大田市の寄附によって賄われます。

 

この3点について大田市は相当の努力と下準備を行い、ようやくこのシステムを構築されました。

大いに評価に値すると思います。

引き続き、うまく機能するようお願いしたいと思います。


夕方からは、大田市議会議員全員が市内4ヶ所において市立病院を守る運動の一環

「ありがとうを伝えましょう」のチラシを配布いたしました。

合わせて、この度の東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様に送る義援金の募金活動を

いたしました。

この活動が是非、実を結ぶことを祈念いたしております。