サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 健康診断と自分の寿命

2022-06-17 08:00:00 | 人生について
健康について最近とても考えています。

私は仕事を辞めてからとても健康になったとは以前のブログでも書いていました。今、頭をよぎっているのは健診についてです。私の自分の理想の最期は、元気でいながらバタンと逝っちゃう感じです。私の祖父がそんな最期でしたが、父は体調異変に気付いた家族が病院に連れて行ってガンが見つかり、余命宣告されて病院で宣言通りの期間で最期となりました。もしも、父が病院に行かなくてもどうせ同じタイミングでの最期なら家でバタンと最期を迎えられたと思うのです。

病院や健診が悪いと言う訳ではありません。私も40歳の頃人間ドックで大腸ポリープが見つかり切除しました。2年越しに切除したのですが、お尻から管を入れてもなかなかそのポリープが見つからなかったのです。その時の看護婦さんが命の恩人です。仕事が忙しかった私はその大腸ポリープについて、あまり重要視していませんでしたがその看護婦さんが「大腸ポリープは必ずいつかはガン化するから切除しなさい」「想像してみて。手の甲を怪我して毎日いつもウンチをそこに塗り付けてて、傷が治らずにいたらどうなるか」そして、その看護婦さんが1年目に切除しようとして見つけられなかった担当医から、2年目にはその病院で1番上手い先生を私の担当医にしてくれていました。そしてその先生は一発で見つけて直ぐに切除してくれました。勿論、その看護婦さんにお礼に行ったらニッコリ笑って「良かったね」って。少し歳上のとても綺麗なお姉さん看護婦さんでした。
大昔だったらそんな見つけたり簡単に切除するシステムも技術も無いから、わたしの寿命は多分50歳未満だったのだろうって思うわけです。だから私のそれ以降の今の人生はオマケだとよく思い、当時の事を思い出すんです。

だけど最近思うのは、今、人間ドックなんかに行こうものなら、色々理由つけられて薬漬けにされそうな気もするんです。ココやそこの数値が悪いとか言われると不安にもなるし。祖父みたいな人生の最期を獲得するには、ある程度の歳になったら、たとえ病気があっても知らない方が人生楽しいのではないのか?とさえ思うんです。私はまだそんな歳まではいってないと思いますが、兎に角病院で検査が嫌になってきたんです!

夫婦でいつまでも元気で笑って、知らない事を探しに行ったり、行ったことない場所に探検に行きたいんですね。