04101001.jpg
The pasta with ham and cabdge, twenty years ago.
(蛇足)ハムというのは英語でもham でも、これが少し妙な単語です。
まず、仏語でも英語でもjambon もham も食べ物の基本語には出てきません。
両者とも、もも肉をスライスしたものという意味であって、厚さは無関係。
キャベツとハムの料理はありますけどね。
ハムエッグとベイコンエッグは普通にレストランでみかけるのに、さて注文となるとこれが悩ましい。ハムエッグはメニューに載ってないことが多い。
ベイコンエッグはそのままはつおんすると出てくるのは卵焼きハサミのベーグル。Two bacons AND two eggs. ってわざわざ強調して頼んでました。haha
日本風の薄切りのハムとかまずかの国人は想像外。フランスもメニュー写真で見てるかぎりまず発想外でしょう。酒のアテならココットに仕立てる卵のせハムみたいなのはあるようですが。
東京に出たてのころベーコン野菜炒めなるキャベツモヤシ薄切りベーコンの炒め物にハマったけど、肉食文化の国じゃあまず考えられないメニュですね。最低でも厚さは10mmはないと肉じゃない、鰹節削りなみの出汁扱い。
キャベツと合わせるベルギー料理でもハムを刻んでキャベツを刻んで、大量の卵でとじるというのがかれらにとっての限界妥協点。これはまさにハムが出汁。
04101001.jpg
The diner of the first of the January. Twenty years ago.
(蛇足)2003年は大晦日まで現場があった(なんでも大地震が近づいてるという非公式的警告が出てたと当時聞いた。それで危なそうなところの耐震工事が年末ぎりぎりまでやってたらしい。)のと、残業5時間くらいついて大晦日、家に戻ったのが10時近く、もうスーパーも終わっていて、正月準備が皆無の元日だった。あんな正月はこの年だけだった。正月明けは普通だったから、現場では大晦日前後に危険日があったのではと都市伝説みたいな笑い話になったのだ。
02c31002.jpg
The laundroma, twenty one years ago.
(徳仙湯、阿佐谷北、AsagayaKita, Suginami ward)
このタイプの100円玉、一枚か二枚で洗える店はほとんどなくなっている。
洗剤も店が自動で自前のを入れて、客持参のものは使用禁止になった。まあ、毛布が二枚いっぺんに洗えたりするのは便利かな。
洗濯機を痛めるのは市販の洗剤というのはけっこう知られはじめているから、時代なんですね。
はじめてコインランドリーを使ってからもう半世紀。千駄ヶ谷の下宿から原宿まで洗濯物を担いでいったんですねえ。でも一年もたたないうちに、下宿の隣の銭湯にコインランドリーがついた。もともと日本の場合は、一九六〇年代に銭湯についたのがはじめらしいから、銭湯にセットになるのは普通なんですね。
131231010cx6.jpg
A hot cake, ten years ago.
(星野珈琲店、阿佐谷南、AsagayaMinami, Suginami ward)
(蛇足)新参なんだけど、もう10年たった。普通に混んでるし、大晦日は駅に近めであるせいもあって列ができる。安くはないんだけどね。ケーキより、カツカレーの方が好きなのは、大昔に駅前にあったマルハチコーヒー(果物屋さんがやってた)のカツカレーが好きだったせいかな。
02c30001.jpg
A bawl of Rahmen noodle, twenty one years ago.
(げんこつ屋、阿佐谷北、AsagayaKita, Suginami ward)
(蛇足)げんこつ屋の1号店はこの店だった。2号店は高円寺に店主の弟が開き、方南町に3号店が出たというところまではロサンゼルスに行く前に聞いていた。戻ってきて、阿佐ヶ谷店は健在だった。兄弟で味が違うらしくて、阿佐ヶ谷にあった、辛い「野武士げんこつ」はなかった。現在は、阿佐谷南に店が移っている。兄弟も引退したらしく、野武士のような強烈なものはメニューから消えているのが寂しい。
131228008cx6.jpg
A bowl of noodle with porc and mochi, ten years ago.
(多摩平、Tamadaira, Hino city, Tokyo)