晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

おもちゃ修理 大苦戦

2011-06-14 | ボランティア
外出の予定もなく雨模様の天気だったので先日のおもちゃ病院で入院扱いとなったものの修理に取り掛かる。
良くあるキーボードが相手だ、ある範囲のキーを押しても音が出ないという故障だ。
分化してなかを見るもなかなか原因が分からなかったが、プリント基板に細いクラックを発見した。
そのため回路が3か所も分断していて信号が切れていたのだった。

分断された回路をつなぐためパターン上の塗料を削り取りその上にジャンパー線を張るようにした。
ところがパターンそのものも非常に薄い材料を使っていて簡単には半田付けができなく大いに苦労する。
何とか恰好を付けてみたが、今度は他の配線が数か所切れてしまった。
細い線を使っているためにいじりまわしていう間に簡単に切れてしまう、注意はしていたがやってしまった。

思い切って使われている配線を多少太めの多心の線に全部切り替えることにした。
最初からやっておくべきだったがつい手を抜いたがためにかえって時間をかけてしまう羽目になる。
また驚くことがまだあった、電池ボックスから出ている赤黒の線、なんと赤がアース、黒がプラスにだった。
日本の常識が通用しないことが多いおもちゃの修理、何でも疑ってかからねばならないことを再確認した。