晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

おもちゃ病院の患者からお礼の手紙

2011-06-19 | ボランティア
昨日もおもちゃの病院に出かける、同じ区内だが端から端まで行く感じで車で30分かかる。
いつものドクターが5人集まるが客足は鈍く、11時過ぎになってようやく1組が訪れる。
それまでは先週別の入院として預かっていた難物を皆で取り囲んで修理をする。
1人ではできないことが何とか解決できるのでこういう時間も有意義ではある。

遅い客ではあったが待ってましたとばかりに皆で飛びついたが、4個の内2個は入院となった。
その場で治ったのは2個は最近とみに多くなった電池関係のトラブルだった。
10時開院に合わせてすぐに来てもらうとまだ助かるのだが閉院時刻間近ではいかんともしがたい。
私の担当分はこのところ多忙なのを見て同僚が自宅に引き取ってくれたので助かった。

先週預かった2匹の犬のぬいぐるみ、1匹はは右後ろ足の骨折、中を分解したらかなりの重傷だ。
多分子供が足で踏んずけたのだろう、完全にぬいぐるみを剥いで本体の分解をするしかない。
もう1匹は歩く犬なのだが、これも右足が短くなっていて前進できなくなっていた。
可哀そうに踏みつけられて腰の骨に相当する部分が曲がってしまったらしい、重傷だが治せそうだ。

先月治したおもちゃの持ち主(4歳男児)からお礼の手紙を手渡された。
音が出なくなったキーボードだったが治ってよほどうれしかったのだろう。
私たちとしても一番うれしい子供たちからの贈り物だ。
こういう気持ちとあの嬉しそうな笑顔、これだけあれば言うことはない、おもちゃドクター冥利に尽きる。