退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2074: 知床にサッカー場サイズの太陽光パネルだって

2024-05-29 21:25:33 | アメリカ便り
おはようございます。
今、アメリカは水曜日の朝です。
先日日曜日はひどい嵐に見舞われました。
ちょうど息子夫婦がいつもの夕食にきていた時です。
空が真っ黒に豹変し、携帯は竜巻も合わさった嵐到来を知らせる警報で鳴り出す始末。
孫は怖がり❝うちに帰ろう‼❞と半泣き状態。
更にはゴルフボールより少し小さいぐらいの雹が、家のあらゆるところにたたきつけるように降ってきた。
キッチンの大きな窓が割れるんじゃないかと思うくらいでした。
あのような嵐は経験したことがなかった。
外にとめてあった車は全部雹の影響であちらこちらにぼこぼことひっこみができてしまった。
息子の車は窓ガラスにひびが入ってしまった。
と散々な目にあった夕食でした。
昨今世界各地で天地異変が起きています。
環境保護団体なんかは、きっとこの天地異変もCO2だとかなんとかいうんでしょうが、私はもう何回も言うようにこれは地球の周期であると思う。
専門家も❝CO2が天地異変を起こしている証拠は確認されていない❞といっている。
地球は今、南極と北極が入れ替わる過程にあり、更に地球の地軸の角度が増していると言われている。
こっちの影響の方がCO2濃度がどうのこうのより、地球サイズ、宇宙規模を考慮すると真実味(でもないか)があると思う。
あえて言うなら、人口増加を止めたほうがいいし、あちらこちらでドンパチやっている戦争やら内戦を何とかしたほうがいいと思う。
こちらの方がよほど多くの汚染を作っていると思う。
私が思うに、SDGやら環境どうのこうのこうのって、結局は政治家や資本家が儲けるための手段でしかないと思う。
それに乗らされ、太陽光だ風力だとか言って自然をボンボン破壊していってる企業って何なんですか?!
ラムサール条約で守られているはずの釧路湿原に広大な太陽光パネル畑ができ、今回聞いた話では❝あのパワハラ横暴ヨサコイ❞長谷川岳議員が知床にサッカー場の大きさの太陽光畑を計画中だそうだ。
と言っても斜里町町長はそんな話(太陽光畑を作ることか、そのサイズのことを知らされていなかったかははっきりしないが)知らないと言ってるそうな。
え!、どうして世界遺産の土地にそんなでっかい太陽光畑を作ることができるんだか訳わからないですが。
ラムサールにしても世界遺産にしてもそこに存在するものを守るためにあるんじゃないですか?
知床にしても例の知床遊覧船沈没が二度と起きないように、ってなことで計画されたようなんですが、もとはと言えば船長や運営会社が違法に運営していたせいで起きた事故なんです。
その責任を知床世界遺産がかぶるとは。
太陽光パネルと船舶事故防止がどうつながっているかははっきりしませんが。
要は80%の太陽光パネルのシェアーを誇る中国の利権を欲しいが為なんでしょうね。
私の想像でしかありませんが。
そしてそのパネルはほとんどがウイグル地域で作られているそうですよ、ウイグル人をイジメて。
そんな中国に加担している日本の政治家、いったい誰のために政治をしているんだか、わかってはいますが。
だから今の政治家の数を半分にしろ、そして敗者復活戦のような比例代表をやめろと言ってんです!

ハブグレジュンタのマミー

#2073: アメリカサービス業はミニマムにってしてますよ。

2024-05-25 20:51:40 | アメリカ便り
また、デブと賢くない人で溢れたアメリカに帰ってきました。
羽田からの全日空はほぼ満杯。
しかしながらこの2,3年、全日空の質(サービス、CA、餌と言ってもいい感じの食べ物))の低下が目立ってきた。
上っ面の良い中身のないCAが増え、12時間のフライトでトイレの掃除もしないなんてことが行きと帰りの便で気づいた。

*私はどういう訳か(多分、一度飛行機の中でトイレに行きたいのに着陸態勢に入ったことでトイレに1時間ほどいけなかったという、死ぬほど苦しい思いをしたことによる恐怖心からと思います)、12,3時間のフライトの中、最初の6時間ぐらいはトイレに行かなくてもいいのですが、その後の6時間余りは1.5時間おきにはトイレに行っているのでトイレの状態には非常に詳しいのです)。そしてこの3年ほどはトイレに一番近い通路側と席を決めているのです。

トイレットペーパーはなくなりごみ入れがあふれかえっている、なんてこと以前の全日空では見られなかったと思う。
以前は2時間おきぐらいにはきれいになっていたのに。
日本中どこへ行ってもきれいな日本のトイレは有名なことなのに、日本の玄関的飛行機の中でこのような状態であるのはちょっとね。
1月に起きた海上保安庁の飛行機と全日空機の衝突では、全日空のCAが見事な連携プレイで乗客全員を助けたのは素晴らしい事でしたが、、、、
食事も実にひどくなった。
会社の利益を食事の質と量を減らして上げようという魂胆が丸見えの昨今の機内食である。
中身のないサービスやら汚いトイレなんて言うようなことはアメリカではごく一般的なもんですが、それが今は日本でも、特にCAと言う教養があふれ、高給取りと言うイメージのサービス業でも行われているとは、日本を日本人を日夜崇拝している私にとっては悲しいことです。
でも、これらのことなんてアメリカのサービス業と比べたら微々たること。
今回はシカゴでの国内線への待ち時間がいつも4時間あるので、カウンターで早いのにしてくれるように頼んでみたら2時間近く早いのにしてくれた。
でも問題は預ける2つのスーツケースのこと。
シカゴで❝チェックがまるでない税関チェック❞をやるので(私はグローバルエントリーと言う、水戸黄門様の印籠のような入管も税関手続きもほぼフリーパスと言う手形を持っているので)、いったんシカゴで荷物を受け取り税関を出たところでまた航空会社にそのまま引き渡すのですが、今回はそれをしないでカウンターに行って早い便にしてもらってから確認してスーツケースを預けようとした。
早い便にしてもらってから、❝スーツケースのタグを早い便のに取り替えなくてもいいのか?❞と聞いたら、❝ノープロブレム❞ と答えた。
それを信じたが、スーツケースを預ける時にも聞いたら、これまた❝ノープロブレム❞。
❝あんたたち自分たちの能力を過信してんじゃないの❞、と心の中で思ったのだが。
先日の学力に見合った知識を持ってるかどうかを調べるテストを、シカゴとその他いくつかの州の中学と高校でやったら、その結果は信じられないくらい悲惨なものだったのを知ってんのかね(はっきりした数字は忘れたが一桁から30%以下だったと思う)?!、と疑ったがそっちがそういうならしょうがない。
これが、私の最終地での3時間半待ちにつながった。
2つのスーツケースの内、1つは早い便で私と同時に着いたが、と言ってもこの荷物を受け取るのに30分待たされた、荷物用のランプが壊れたという理由で。
もう一つはオリジナルの便での中、と言うこと。
もちろん私は航空会社のバカボンズに文句を言ったら、❝それはあんたの責任だ❞、と言われた。
なんで私の責任になるんだ!、私はカウンターの人にも荷物係りにも聞いたんだぞ!と食い下がったけど、馬鹿で自分の与えられらたミニマムの仕事しかしないアメリカ人を相手にしても無駄。
今に見てろ!、社長あてにメールを送るから!
結局は3時間半、空港でまずいBLT(ベーコン、レタス、トマト)サンドイッチを主人と食べて時間をつぶしました。
荷物は無事は無事私のもとに帰ってきました。
皆さん、今まで星の数ほど言ってますがこのようにアメリカでは日本のようなサービスを期待したら絶対ダメです。
サービスと言う簡単そうで簡単な仕事には、❝相手の気持ちを考える❞と言う実にコンプレックスな思考能力が必要だからです。
賢くないアメリカ人には絶対に存在しない能力です。
50年近くアメリカに住んでいる私が言うので本当です。
と書いて次の日になりました。
家に着いたらいつものごとく、山々、いやここには山がないので丘丘に響き渡る、長い間の留守を責める声と嬉しさを表す声が混じったジュンちゃんキキちゃんの叫びに出迎えられました。
今日は空っぽの冷蔵庫を満たすため、スーパー(普通のスーパーと遠くにあるアジアンスーパー)に行き、それから買い出し荷物の整理です。
明日はいつもの日曜日と言うこともあり、息子一家が夕食にやってくる。
孫のかわいい顔を見ることができる!
一日遅れで羽田をたった娘夫婦、無事順調につけばいいけど。

こうやってまた私のアメリカでの生活が始まる、10月に日本に帰ることを夢見て。

ハブグレジュンタのマミー



#2072: あ~忙しかった。

2024-05-23 11:13:17 | アメリカ便り
おはようございます。
只今千歳空港で、9時発の羽田行きを待っております。
昨日はいつものごとく家の掃除をし水を止め、近所に挨拶をして10月までの留守を伝え、札幌駅北口でレンタカーを返し、千歳のホテルに一泊。
だんだんこのルーティンがしんどくなってきましたが、あと10年は頑張るぞー。
と期待はしているものの。
千歳空港について、❝9時の出発までは楽勝だ!!❞と思ってチェックインに行くと、優しいお姉さんが❝今夜の9時出発ですね❞っだって。
❝うっそ‼‼❞
マイルで買ったチケットなので、タダで朝9時出発便に変えてもらいました。
70才になったとたん体力と能力がともに急激に減少。
今日は先に東京に行っていた娘夫婦といつもの東京の友達夫婦と会って遊びます、といつものアメリカに発つ直前まで遊びまくっています。
体を酷使したいつもの日本帰国、楽しいけどいつまで続けられるか心配になってきましたが、アメリカに帰ったらジュンちゃんキキちゃんと競歩的散歩をこれからも続けていかなくては。
老化は足に出る、と言われていますが今回の日本帰国でも私の早歩き・大股はまだまだ健在なようでした。
さて、今回の帰国では長らく親交のあった迎えのお姉さん(私より2つ上)が3年間の胃がんとの闘病の末、残念ながら亡くなられました。
まだまだこれからと言う人生でしたが、72年の人生は悔いのなかったものと思います。
私のように常に何かをしていた人でした。
去年10月には我が家の恒例のBBQには夫婦でやってきてよく食べていたんです。
本当に残念です。
着物のリフォームをやっていたので、直線縫いしかできない私が着物地で作ったドレスを見せに行ったら目が輝いていました。
多分、自分でもまだまだ作りたいと思っていたと思います。
これからは帰国してもあの向かいの台所の窓からは、遅くにならないと明かりが漏れてこないのかと思うと悲しいです。
久しぶり、と言うか日本の葬式は母と父のにしか出ていなかった私ですが、大勢が出席したお通夜では隣にいたレイちゃんの真似をして祈りをあげてきました。
人間はいつか死ぬんですが、私のように70歳となり、子孫に恵まれた私にとってはそれが一つの人生の段階でしかないように思えてくる。
また次の人生が、その意識は全くないであろうがやってくる気がする。
ある牧師さんが言った言葉が頭に残っている。
❝人間は死ぬために生きている❞、だって。
正直、私はこの言葉を聞いて腹が立った。
ちなみに母の葬式で坊さんの説法に頭が来て、黙って喪主的存在であった私が席を立ったので、葬儀社の人達に止められた私ですが。
キリスト教が信じている人生っていったいどんな人生なんだ!
みんな人生を生きるために生きている。
死を考えて生きている人なんて誰もいない。
痩せほとりベッドに横たわっていた向かいのお姉さんでも、最後まで生き抜こうとしていたし、私もそれを信じていた。
でもキリスト教では、端的にいえば❝地獄に行きたくなければ神を信じなさい❞なのである。
日本でキリスト教が栄えなかったのはここにあると思う。
つまり、キリスト教は非現実的。
江戸時代にやってきたフランシスコ・ザビエルが言ってました。
日本人は賢すぎてキリスト教の布教は難しいと。
日本人には常識と仏教の教えが心の奥底にある。
だから平和なんであろう。
日本ほど良い国はないんです。
日本に住んでいる人には理解しがたいかもしれませんが。
平和だからぼけ老人が多いのです。

ハブグレジュンタのマミー



#2071: モーティベーション

2024-05-15 10:01:05 | アメリカ便り
おはようございます。
10日以来時速50キロの忙しい時を送っています。
でも楽しい毎日を送っています。
友達一家5人とも短い滞在期間の中で目いっぱい楽しみました。
来年受験の女の子は北大がものすごく気に入って、❝絶対来る❞と言って帰っていきました。
今回、短いながらも来られてよかったと思います。
人間にとってモーティベーション(やる気)と言うのは非常に大事なこと。
今回の北大訪問はこの子にとって最大限のモーティベーションをかり立ててくれたと思います。
私にとってのモーティベーションは特に考えつかないけど、あえて言えば私の両親でしょうね。
❝このような生き方はしたくない❞、と言うことが私のモーティベーションだったんでは。
父親は非常に良い家庭に生まれたけど、その重圧に押しつぶれた感がありろくでなしとなって、中学で寄宿舎に入れられたそうな。
母は母で、これまた裕福(と言っても農家でしたが)な農家に育ち、当時は珍しく女学校まで通わせてもらった。
酒で身をつぶしても良いぐらいの酒癖の悪い父親でした。
今の世の中であったなら警察官と言う職、1日で首になっていたでしょう。
母はそんな父親と最後まで一緒でしたが、給料の多くが飲み屋の借金に消えていく中いつも内職で忙しい暮らしをしていました。
母に、❝如何して離婚しないのか?❞と聞くと、❝子供には父親が必要だから❞と言う答えがいつも帰ってきた。
昼夜問わずチャンスがあれば酒ばかり飲んでいた父親なんか、いくら貧しい暮らしをしていてもいないほうがましと思っていた私ですが。
でも多分、母の場合は内職仕事しかできなかったため、少ない給料でも一応警察官と言う職業について給料を入れてくれる父親からは離れられなかったんではないでしょうか。
おまけに性格が負けず嫌いの強い母、実家に戻り肩身の狭い思いをするということも考えてはいなかったようです。
と言うように私のモーティベーションはそんな両親を見て、
#1:だれにも頼らず自活できる能力を持つ
#2:結婚するなら酒飲み、ギャンブル、女遊びをしない男
でした。
私はおかげでその両方のモーティベーションを実現することができました。

モーティベーションってそこらへんに転がっていると思う。
ただそれを見つけられるか?と言うことにかかっていると思う。
それを見つけ実現することができた人は幸せと思う。
今の世の中ではなおさらのことである。

明日から2泊3日で阿寒摩周湖、旭岳巡りです。
ハブグレジュンタのマミー


#2070: 私の死に対する感覚

2024-05-09 10:03:30 | アメリカ便り
おはようございます。
昨日は10度ぐらいの寒い日でした。
それでもまたまた友達とお昼に待ち合わせし、しゃれた和風割烹でビールと懐石料理。
おいしかったけど、量が少なめで大食いの私はみんなに、❝ねー、この後、ススキノのラーメン横丁でラーメン食べよう❞、と若い時よくやっていた感覚でみんなに言ったら、しょうがないとは思っていたのでしょうが、同意をしてくれました、良い友達だね。
でも店を出て文房具屋でショッピングを済ませたら満腹感が時差攻撃でやってきて、結局は1時間ほどぶらぶらしてそれぞれ帰路に就いた。
やはり若いころとは違うね。
家について、そろそろ風呂に入ってねようかな~と思っていたらピンポーン。
嫌な予感がしたけど、その予感は当たってしまった。
長らく懇意にさせていただいている隣人の奥さんが亡くなってしまった。
3年ほど前に胃がんとわかり、それ以来抗がん剤などで治療していたけどついに負けてしまった。
私が帰ってくるのを待っていたかのように。
着物のリフォームやら英語教室など地域でも活躍していた人で、私が自分でリフォームした服を見せたら❝素敵❞と言ってくれた。
もうあの顔を見ることができないかと思うと大変悲しいです。
今まで変な日本人(私のこと)とお付き合いしてくれて感謝です。
良くなったら温泉に一緒に行く話をしていたのに。
ご家族も最後1か月近くの自宅看病で大変でした。
亡くなった隣人(お姉さんと呼んでいた)も含めご苦労様でした。

私にとって死とはだんだん怖いものではなくなってきた気がする。
祖父母、両親、知り合い、友達が大勢死んでいっている。
だから私がいつか死んだとしてもその仲間入りにするだけのこと。
無宗教の私にとっては、その感覚がいかなる種類の神様より信じられるものだし親近感を持てる。
隣人お姉ちゃんのご冥福をお祈りします。
ハブグレジュンタのマミー