退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#942:たわいもないことです。

2017-11-30 19:56:28 | アメリカ便り
今朝、4パウンドヨーキー、キーウイーが家に帰っていきました。
小さい犬というの疲れる。
いつも神経質にぶるぶるしているし、何を考えているかわからない。
犬は“犬サイズ”が良い。

ジュンちゃんご苦労さんでした。
4パウンドに追いかけられたり、吠えまくられたり。

今日は息子が夕食に来てくれました。
週1回は夕食にきてもらうことになっているのです。
そう簡単にガールフレンドに取られてたまるもんかといったところです。
おでんに、ほうれん草の胡麻和え、ポテトサラダ、アートチョークのディップ。
おまけにカップケーキまで作りました。

若さでは勝てないので、食べ物で釣るしかないといったところでしょうか。

子離れできていないって?
ついてきてくれている間は無理に子離れする必要がないのです。
くっついていられるだけくっついていたいと思います。
なんていってますが、“ほどほど”は心得ているので。

昨日は久しぶりに例の昔の仕事仲間とハッピーアワー。
いつもの2杯とアッペタイザー2皿で2時間。
べヴとロビンは親なし。
私も親なしとなってしまった。
ジュディーはデンバーに住んでいる妹と1カ月交代で、今年になって肺がんが見つかった母親の面倒を見に行っている。
フロリダに住んでいる母親は91歳間近。
もう、何箇所か脊髄に転移が見つかっているとのこと。
私の母がそうであったのと同様、いつどうなるか予想がつかない。

ジュディーが“母親をなくしてどう感じているの?”と、ちょっと普通の人だったら聞かないようなことを聞いてきた。
ジュディーとは20年もオフィスをともにしてきたし、仕事をやめてからもこうやってあっているので、何を聞きたいか良くわかる。
おまけに私たちはサイエンティストといって、一般人とはちょっとかけ離れた考え方をする生き物。
つまり、修飾なしに直線的に、そして現実的に物事を考えられる特殊な個体。

私は率直に、“不思議と悲しいと感じない”、と答えました。
時が経つと変わるのかもしれないが、今のところ悲しくない。
親父が死んだ時みたいに、2年経ってどっと悲しさがこみ上げてくるかもしれないけど。
葬式が終わった時は“約束は果たしたという安堵感”だったし、今はとにかく良い思いでしか思い浮かばないし、いろいろやって楽しかったな~と言う感情しかない。
おまけに、私がやれることはやったから満足感がある。

母が亡くなったという喪失感、悲しさがないのです。

だからその気持ちを率直にジュディーに伝えました。

ジュディーも“きっと私もそう感じるだろう”と言ってくれました。

ハブグレジュンタのマミー



#941:断固抗議と圧力強化って意味ある?

2017-11-28 21:02:32 | アメリカ便り
昨日のブログでエドワード·ルトワック氏の北朝鮮問題に対する談話について書いたばかりで、今日はミサイルが飛んできた。

北朝鮮が10週間ぶりにミサイルを飛ばしました。
今回はニューヨークにまで届くことが可能なICBMだったそうですが、青森県沖のEEZに落ちたそうな。
過去最大級の能力、航空機や船舶への被害や国内への被害は報告されず、迎撃処置とらなかった。
うっそ!!!
何もしなかったって?
断固抗議?
圧力強化?
いい加減にしてほしいです。
日本の船舶、私が乗っているJalの飛行機でも打ち落とされたらなんかするのかいな?

昨日も言ったように、防衛のための攻撃はゆるされる。
これ以上、北朝鮮のミサイル技術が発達する前に核、ミサイル基地を攻撃するべきだと思います。
そこまでいくのは“ちょっと”と思っているのなら迎撃ミサイルをぶっ放すとか、エドワード·ルトワックが述べたように戦闘機に対地攻撃能力を備えるような動きを見せ、“日本が本気である”という態度を見せるだけでよいのです。
そしたら、アメリカや中国が動いてくれる。
といっても高能力ICBMがニューヨーク攻撃可能にまでなっているのなら、喧嘩っ早いアメリカが動かなければならなくなる。

いずれにしても、もう、“断固抗議、遺憾に思う、圧力強化”の段階は超えていると思う。
ミサイルに電磁パルス、核、化学兵器が備えられたら終わりである。

北朝鮮は“核は使えない兵器”、とは思っていない“核抑止力”も通用しないきちがい国です。

遅くなりすぎないうちに日本の本気を見せたほうがよいのではないでしょうかね。

ハブグレジュンタのマミー



#940:北には核抑止力は通じない。

2017-11-27 20:36:01 | アメリカ便り
先日読んだ文芸春秋に興味深い記事が載っていました。
戦略に秀でた世界的軍事アドバイザー(という紹介でした)、エドワード·ルトワック氏の北朝鮮問題に対する談話でした。
対談相手は老害池上彰なので、その部分はスキップ。
氏は“北に対しては米国の先制攻撃もないし、日本が動かない限り米国は何もしない”と断言しています。
更に、北朝鮮問題は攻撃的な北朝鮮と、自国の安全保障に無責任な韓国が併存するというコリア問題であるが、自国の安全保障に向き合わない韓国は無責任な無能な無視してよい存在でしかない。
今、必要なのは北朝鮮に対する全面戦争ではなく、北朝鮮の脅威(核·ミサイル施設)の除去である。
日本は専守防衛は許されるけど敵地攻撃は許されていない国だけど、核·ミサイルという北の脅威を除去する先制攻撃は攻撃ではなく防衛であると氏は述べています。
更には、核·ミサイル施設の破壊には核兵器は必要ではなく、戦闘機を対地攻撃機に変えて敵地攻撃能力を備えるだけで良いし、実際に備えなくても、そのような戦闘機作成の手続きを行っていると言う日本政府の本気度を知らしめるだけでも中国米国は動くとも言ってます。

氏の言葉、“日本は今、戦後最大のターニングポイント、更には最後のチャンスを迎えています”は、平和ボケ病にわずらって久しい日本国民が自覚するべきことと思います。
そして、他国の海岸で人を拉致する分別のない国に核抑止力は通用しないし、そんな国の核保有は断じて容認してはいけないとも語っていました。

この核抑止力が通用しない国に関して私も以前書いたことがありました。
私は自他共に認める右翼ですが、日本がこれから核保有することに関しては疑問を持っています。
といっても、核を持ったほうが良いといわれれば、“それもそうか”と感じもします。
つまり、“敵が攻めてきたら降参すればよい”という反日がいる中、核保有が必要だといわれれば“そうか”、なのです。

私が思うに、これからの世の中、北朝鮮のような核抑止力が通用しない国が危険な存在と思います。
中国でさえ、核は使わないと思います。
というのも核を使ったら世の中終わりだといことを理解できる国と思うからです。
ロシアはわかりません。
いざとなったら使うかもしれません。
頭が悪いから。

先週の水曜日から1週間の予定で知り合いの4パウンドヨーキー(ジュンちゃんは65パウンドです)を預かっています。
名前はキーウイー。
かわいいです。ジュンちゃんを追いかけています。





きれいな夕焼け



ハブグレジュンタのマミー



#939: ブラックフライデイ

2017-11-24 21:31:35 | アメリカ便り
昨日はサンクスギヴィング。
日本版の感謝祭とでもいうのでしょうか。
この日は年間を通して一番、家族が一緒になる日だそうです。
アメリカ全国に散らばっている家族が飛行機や車を運転してクラス会ならず、家族会を開くのです。
そしてみんなで、七面鳥の丸焼き、マッシュポテト、グレービー、スイートポテト、グリーンビーンズ、クランベリーソース、パンプキンパイと言った定番料理を食べるのです。

我が家はウエストバージニアにいる娘が、休みがなくクリスマスまで帰れないとのこと。
それでも息子、息子のガールフレンド、友達一家二組と例年よりは少なかったけど集まりました。

私の周りから一人抜け、二人抜け、そして母が抜けた今年、こうやって毎年、集まり、元気でみんなの顔を見ることができることに感謝をしたいと思います。

今朝、ジュンちゃんとのお散歩から帰ってくると、アリッサからメッセージが入ってました。
“買い物にいこう”。
アメリカではサンクスギヴィングの次の日は、ブラックフライデイと言ってオフィシャルのクリスマスショッピングの解禁日(?)。
今日からクリスマスまでショッピングに明け暮れる日々(?)が続きます。

ブラックフライデイは早朝から店があくまで列を作って待ち、ドアが開くや否や、なだれのように店に入り込み、特価のものを我先にと棚から略奪していくのです。
この特価の品物は人寄せのために設けられているため、数に限りがあり人々は恥も外聞もなく群がります。
だから毎年けが人が発生します。

私はそういった状況はテレビのニュースで見るだけ、その中には絶対加わりません。
恥も外聞もなくなるほど欲しいものはないので。
ちなみに昔ちょっと読んだ記事に、女の品格としては“セールには群がらない”、“道で配っているティシューやただのものをやたらともらわない”なんて事が書かれていたので。

買い物のお誘いは断れないので、お昼ぐらいになって“悠々”と出発。
アウトレットモールに行くと、いつもはがらがらの広いモールが人と車で“パンパン”。
駐車場もなく、みんな芝生に駐車している。
これじゃ、もしなんか見つけてもお金を払うにも30分ぐらい待たなくてはいけない、と思い絶対すいているモールへ行ってきました。
予想通り、いつもよりはずっと人が多かったけど、難なく買い物ができました。

でもいつもはこの時期、母のものを選んでいたんだけど、それもなくなった。
プレゼントを買ってあげる人がいると言う幸福感は、そんな人がいなくなって初めてわかるものなんですね。
40年間一緒には住んでいなかった私と母、”毎日の生活”ではなく、こういった“機会”がなくなったことにより、母が逝ってしまったという現実が身にしみてきます。

#938: 感謝してる?

2017-11-19 19:30:37 | アメリカ便り
だらだらした日が続いています。
来週木曜日は恒例のサンクスギビング パーティーを我が家で開くので、いつまでもだらだらというわけには行かず、今日は買い物に行ってきました。
15パウンドの七面鳥を買ってきました。

ターキー、ターキーといって、大きな行事には欠かせないものですが、うまいものではない。
見たくれが豪華そうなだけです。
簡単に調理法をいえば、塩、胡椒ををふりかけ、にんにくやらバターで味を足し、人によっては腹にりんご、オレンジ、スタッフィングという詰め物を入れ、オーブンで焼くだけ。
聞いただけでも簡単でしょう。
おいしいわけがないのです。
いつも、ターキーの食べ残しがたくさん出るため(というのも私がおいしい日本的な前菜をたくさん作るため、主食をそれほど食べなくてもよくなるので)、一応、もったいないということでフリーザーバッグに入れて冷凍しておくのですが、それが半年もほったらかしになっているため、結局はゴミ箱行きとなるのです。

私としては、さばの味噌煮(どうして、ここでさばの味噌煮が出てきたかわかりませんが)や、すしのほうがはるかにおいしいと思います。

さてどうして今日の題になったかというと、夕食でレストランに行ったからです。
朝、友達から電話があり、絵描きの知り合いがギャラリーをオープンするから見に行って、その後食事にいこうとおさそいがきました。

絵は私が好きな“ナイトホークス”で有名なエドワードホッパーを思い出させる感じがしました。
非常に込んでいたので、私たちは10分くらいで出て、レストランへ行きました。

火曜日に日本から帰ってきた私、うまいものふんだんに食べてきた私に、この典型的なアメリカフードは見ただけで、逆流性胃炎が起こりそうでした。
頼んだものも、鱈のフライとチキンウイングと、悪かったんですが。
いつも思うのですが、“アメリカ人って料理をするとき味見しないの?”
鱈のフライはまだしもチキンウイングはただ、しょっぱくてスパイシーなだけ。
アメリカの料理はほとんどの場合、極度にしょっぱいか甘いか。
隠し味やらうまみなんていう日本の上品な繊細な味付けは無用な料理です。
食べながら本当に腹が立ちます。
こんなまずいものに金を払わなくてはいけないのかと。

日本人は感謝すべきです。
おいしいものがどこにでもある環境を。

ハブグレジュンタのマミー