退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#717: 刑法39条(心神喪失者及び心神耗弱者の責任能力に関する規定)

2016-07-31 20:34:04 | アメリカ便り
先日神奈川で起きた障害者施設における大量殺人事件。
19人が殺され、ほか多数の方が重軽傷を負いました。
このように大多数の死者が出る事件は日本以外でおきるものと思っていました。
一番いたわらなければいけない無抵抗の障害者の人達を、惨殺できる人(?)の頭の中どうなっているんでしょ。

私はテレビが大好きで、その中でも“Law and Order”という、ディテクティヴと検察官のやり取りが大変現実的な番組が好きです。
この中で時々ストーリーにあがる事件が、今回の植松聖被告が起こしたような事件です。
アメリカはご存知(?)のようにいろいろな精神異常者がたくさんいる国です。
そして表向き福祉が発達した国なので、障害のある人たちはいろいろの面で保護されています。
このことは今回のような精神異常者が起こした事件の加害者にも当てはまります。
Law and Orderでも精神異常者、ドラッグ常用者が殺人を犯しながら、法律によって守られているため、無罪になったり、精神病院での治療だけで許されるケースが度々起こります。
植松被告のように措置入院されたけど、その後監視下にも置かれず退院した異常者が再び重い犯罪を起こすこともあります。

私が感じるにアメリカも日本も現実離れした法律(憲法9条みたいですが)によって国民の安全が脅かされているのです。

植松被告も精神異常プラス大麻常用者ということで、刑法39条が当てはまり、無罪または精神病院送り(送った後どうなるかわかりませんが)になる可能性が大きいと思います。
罪を罰するという考えでいけば、異常者であるかないかは関係ないと思います。
どんな人間が起こしても罪は罪なのです。

アメリカでは若者の重犯罪が増えているため、以前は年齢制限のため、守られていた若者(16歳ー19歳:州によって違う)が、14歳で大人として罰せられるケースも出てきています。

ますます複雑怪奇危険になっている社会、刑法39条に守られて、精神異常者が起こす犯罪がますます増える前に、この刑法39条というものを考え直さなければいけないと思います。

刑法39条(ウイキペディアから)抜粋

行為者に責任能力がない場合には、行為者が違法行為をしたことについて非難することが出来ず、責任が認められないがゆえに犯罪は成立しない。ゆえに本条1項が、「心神喪失者の行為は、罰しない」と定めることによって、責任能力が欠ける責任無能力者についての行為に犯罪が成立しないことを明らかにし、同2項が「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」と定めることにより、責任能力があるものの、その能力が著しく低い場合には、それに応じた刑の軽減が必要的にされるべき旨を明らかにする。

洞爺湖にて















ハブグレジュンタのマミー


#716:和と慈悲

2016-07-30 14:38:55 | アメリカ便り
本当にトランプはどうしようもない馬鹿ですね。
先日もロシアにハッキングを助長するような発言をしたし。
ヒラリーの消去した30,000通のメールをハッキングして顕にしてほしいと。
こういう人のことを私は“脳みそが股間にある人”と思っています。

ヒラリーとトランプどちらも不人気。
先日の民主党党大会は成功を収めたといわれています。
私としてはヒラリーが大統領となってほしいですが、今のところどっこいどっこい。
トランプ政権なんて、ブッシュ ジュニアー政権より危ない。

先日の私のブログにきたコメントからアイディアをもらって、結婚観について一言二言。
以前も書いたと思いますが。

結婚生活31年の私にとって、主人に対する恋愛感情はすっかり消えうせています。
今、もっている感情ははっきりいって情とでもいえるでしょう。
といっても私が別に優位に立っているということではありません。

恋愛感情なんてほとんどの夫婦または恋人同士ではそれほど長く続くものではないと思います。
といってもこれは私が思うだけかもしれませんが。
長くやっている夫婦という関係は恋愛感情なんて簡単な言葉では表せないでしょう。
子供を一緒に育てた戦友でもあり、お互いの両親のめんどいうを見るという持ちつ持たれつの親戚同士でもあり、お互いの欠点をカヴァーしあう補充的存在でもあり、自らをさらけ出してもお互い無視しあえる他人でもある。

ようは必要なときにそこにいて、必要ではないときに適当な距離を置いた場所にいるという都合のよい関係を保っているのが、私にとっては夫婦というものです。

ところで今朝見たTED TALKsは塩沼亮潤というお坊さんがスピーチをしていました。
日本人の生き方について考えさせられるものでした。
皆さんも是非見てください。
http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20160726-00000000-ted


大雪山黒岳で取った写真です。

















ハブグレジュンタのマミー


#715: 拝啓、ご無沙汰いたしました。

2016-07-29 04:45:32 | アメリカ便り
アメリカ時間27日午後8時、年をますます感じた2週間の旅行を終え、ジュンちゃんと荒れ果てた家が待つ我が家に帰ってまいりました。
日本滞在中、書いたブログは2回だけ、となってしまいお詫びを申し上げます。
“なが~いブログを読まなくて良かった”なんていわないでください。
これからも、なが~いブログを書き続けますよ。

2週間の娘息子との日本滞在、友達が言っていた、弾丸ツアーが終わり只今、アメリカ時間金曜日朝4時11分です。
弾丸ツアーの後はいつもの睡眠障害に時差ぼけが加わった超睡眠障害。
おまけに母親のCEAの数値がさらに上昇したという心配事も加わったし。
88歳の心臓病患者、そして認知症も加わっているし。
この先どうしたらよいのか。
友達が進めるPETだけは受けさせようかなとも思います。
来週にでも、母の主治医に電話してみます。

帰ってきてから、庭でジュンちゃんと戯れている上半身裸の主人を見ると、“これはひどい。第2次世界大戦中、アウシュビッツ(ユダヤ人には失礼ですが)に隔離されたユダヤ人よりひどい。
自ら、“地面に映る影からも肋骨がはっきりわかる”と自慢げに断言する主人。
今日は肋骨の数がすべて数えられるぐらい、がりがりでした。
主人は超健康オタク。
きっと肥満、超不健康の両親を見ているからでしょうかね。
卵の黄身は絶対食べない、肉の白身も絶対食べない(高級和牛肉はどうやって食べるのか楽しみです)等等、私とは正反対の食生活を送っています。
おかげで、高校時代と同じ体重を保っています。
週5回は1時間ほど公園内を自転車で駆け回るし。
夏でも35度以下では自転車に乗るという、危険なスポーツも楽しんでいます。

主人の得意な言葉は“~しなくてはいけない”。
“自転車に乗らなければいけない”、“昼寝をしなければいけない”、“どこかに出かける前は歯を磨かなければいけない”等等、どうでもいいことを“~しなければいけない”という主人、そんなのともう31年一緒なのですから。

本当にしなければいけないことは、“家のサイディング(外壁)”なのですが、そんな話はちっとも出てこない。

ハブグレジュンタのマミー

犬と楽しむビール。といってもビンに残っている最後の一滴をジュンちゃんがなめっているだけなので安心してください。
見事な肋骨



私がいないときにひどい嵐が来たそうで、裏庭の90%は死んだ木が家に損害を与えることもなく折れていました。
この木とその隣の木を切らないといけないと思っていたところなので、ラッキーでした。




#714:どうなるんでしょう?!

2016-07-23 08:00:42 | アメリカ便り
毎日毎日、還暦過ぎた私は子供孝行に励んでいます、が、ふと思う事は私への孝行、一体子供達に期待出来るだろうかということです。
心配したってしょうがないですが。
今朝もまた銃撃戦で8人が亡くなりました。
今回はミュンヘンだそうです。
いつ何処で、なにが起きるかわからない世の中になって来ました。
全てとは言わないまでも第2次イラク戦争を起し、原始的ではあったが一応は均衡を保っていた中近東社会をぶっ壊したアメリカの責任は大と思います。
本当につくづく怖い世の中になって来たと思います。

先週、旭川の旭山動物園、層雲峡温泉、黒岳と回って来ました。
今週は洞爺湖、白老、登別地獄谷。
サイトシーイング兼中国人見学と成りました。
旭山動物園は、平日なせいかすいていましたが、ここも見事に中国人で満載でした。
75%は中国人でしたね。
地獄谷、洞爺湖は90%以上が中国人。
日本の先行きが本当に心配です。
今日の新聞には北海道7つの空港を民営化する方針と書いていました。
”え!、本当にいいの。”
民営化という事は誰でもが買うことが出来るということです。
という事はあの貪欲成金中国人も買うことができるという事です。
中国人経営の千歳空港。
日本の将来がますます心配です。

2、3日前の新聞には香港、中国からの千歳空港のりいれが週41便増えるかもしれないとのこと。
これ以上の中国人は来てほしくない、というのがサービス業に従事していない私や、その他の日本人の本意ではないでしょうか。
旅行だけが目的でくればいいけど、土地購入をする中国人がこれ以上の増えたら、日本は中国の植民地になってしまう。
心配事が盛り沢山の日本です。

トランプは相変わらず、政策も身も無いのない”偉大なアメリカを再び”演説をつづけているし。
バカだべ。
それを応援するアメリカ人も馬鹿だべさ。

良い写真が沢山取れました。
お楽しみに。

今日は
これから小樽です。

ハブグレジュンタのマミー






#713: ああ、忙しや、忙しや。

2016-07-17 05:26:56 | アメリカ便り
たいへん長らく更新ご無沙汰いたしております。
私は大人になった息子娘に遊んで貰って(連れ回されて)います。
2時間遅れのセントルイス出発。
シカゴ空港の滑走路に降り立っと同時に、私達が乗るはずたった全日空成田行きが飛び立つのが見えましたね。
セントルイスで飛行機会社と交渉して、ユナイテッドにへ変更してもらっていたので12時半の成田行きに乗れましたが。
嫌だだな~、アメリカの飛行機会社が嫌で少し高めですの全日空にしたのに。
アメリカの飛行機会社はこんなもんです。
時間通りに来たら、どうしたんだろう?、なんてね。
去年は2時間遅れで乗り換え時間15分で、空港内を走った走ったり。
自分でいつまでこんなことが出来るんだ、と切実に思いました。
ま~、とにかく、わたしは生きていますので。
今日はお知らせまで。
ipadを打つのは疲れるわい。