退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#406: 女子会 パート2

2014-11-29 23:27:04 | アメリカ便り
登別温泉女子会の続きです。

温泉街のお店を覗きながら、地獄谷へ散策。
やはり中国人が多い。
ここは千歳空港から近いため、空港に着いた中国人の観光客がバスを連ねてくるようです。

地獄谷の名前の由来は、そこがまさしく”鬼の棲む地獄のありさま”からきているそうで、谷に沿って数多くのある湧出口や噴気孔から泡を立てて煮えたぎる風景は実ににふさわしいネーミングです。
ここの温泉は豊富で毎分3,000リッターも湧き出しているそうです。

あちこち痛いと言うSさんと一緒に残ると言うKさんを残し、元気な私とWさんは一路、世界的に有名な温泉の沼“大湯沼“まで。
ところが”すぐそこ”と思ったのが結構遠く険しい道のり。
結局は眼下に大湯沼が見える場所でやめときました。

ホテルにチェックインしてからビールとおつまみで、今回も元気でみんなそろって“女子会”ができたことに乾杯し一息。
昼間、北のランプ亭で食べた海鮮牛肉炉端焼きの名残が胃の中にあったにもかかわらず、食い根性が発達した、女を忘れた(いやこれは私だけかな?)還暦4人組はおつまみ、ビールと問題なく消費していきました。
でも目的はやはり温泉なので、ビールを持つ手をタオルに変えて温泉へ。
白濁した硫黄温泉。
あっさりぎみの定山渓温泉とはかなり肌触りが違いました。

烏の行水Sさんはいつもの3分入浴を済ませさっさと出ていきました。
その次は私とWさん。
最後はいつも超長湯のKさん。

今回は初めての部屋食。
ここの食事はちょっと落ちますね。
昼間食べた炉端焼きの後では、すべてがみすぼらしくなっちゃうのでしょうか。

夕食の後はまたまた酒と温泉。

11時ごろ布団に入りました。
時おり遠くで、錦織君の準決勝テニスマッチを見ていたWさんの悲鳴が聞こえていました。

朝は起きた人が勝手に朝風呂につかった後、みんなでバイキング朝食場へ。
胃袋と脳ではなく目で食べ物を選ぶ私は、山盛りの食べ物を見て食欲をなくし、無駄にしてしまいました。
ホテルを出た後は、もちろん名物わかさいも本舗へ。
朝10時ぐらいに着いたけど、中は押すな押すなの混雑。
わかさいも本舗と言ったらわかさいもしかないものと思っていたら、ものすごい種類の品々。
見るもの見るものおいしそうでいくつかを購入。
地ビールの試飲もしてその場を出ました。

車の中で、“今度はどこに行こう”と相談した結果、室蘭に6年間住んでいた私を除いてて誰も言ったことのない地球岬と決定。

この続きは次回です。

地獄谷







ハブグレジュンタのマミー





#405: ファーガソン、ブラックフライデー、そしてライフゴーズオン

2014-11-28 23:12:24 | アメリカ便り
8月9日に、ここセントルイスで起きた白人警官による黒人少年の射殺事件以来、白人と黒人の間で確執が続いていますが、それが先日決定されたこの白人警官の不起訴確定によりさらに拍車かかりました。
確定発表当日、無関係の12店舗が焼打ちに遭い、その他多数の店で略奪が起きました。

メディアでは、この白人警官が一方的に悪いように言われていますが、先日のこの警官のインタービューを見ると正当防衛のように思われます。
と言っても、死人に口なしで、マイケルの言い分を聞くことができない以上この警官の言い分を100%信じるということもフェアーではないでしょう。
強盗に入られたコンビニの店主が警察に通報したことから事件が始まりましたが、実際にマイケルが店主を殴っている姿がビデオに映っています。
マイケルは18歳300パウンドとのこと。
警官は中肉中背。
18歳と言っても300パウンドの男が、ポリスカーの窓越しに何度も殴りかかってきたら、警官が生命の危険を感じても不思議ではないと思います。
事実、顔を何度も殴られながら、あと一発急所でも殴られたら、死んでしまうと思ったそうです。
そして殴られながら、テイザー(電気ショック)やメイズ(目つぶし)を探したけど、見つからなかったため拳銃を使ったそうです。

メディアでは、マイケルのことを‟少年”と発表していますが、16歳の子供がその犯罪の残虐性から、大人としてトライアルにかけられることがある国、アメリカでは18歳は大人です。
おまけに、店主を襲った時のビデオを見ると、マイケルは少年とよばれるにはほど遠い感じがします。
今回の事件は、マイケルが少年と言うことで必要以上に問題化されていますが、以上のことで少年と言うことを忘れて、黒人として取り扱うほうがよいと思います。

しかし、私が一番疑問に思うのは12発も発砲(そのうち6発が命中したそうです)する必要があったかどうかです。
過剰防衛の可能性があるますが、そのことが問題になっているということは耳にしません。
4時間以上もマイケルの死体を路上に放置したとか言ってますが、これはしょうがないでしょう。
白人黒人問題を普段から抱えている警察、どう対処したら良いかわからなかったのだと思います。
この警官、今後は姿を隠して生活をしなければならないそうです。
よく考えると、アメリカって、いまだにワイルドウエスト的な社会なのですね。

黒人が大統領になった今も、黒人に対する人種差別は根強いです。
昨今のアメリカ、いろいろな人種、特にスパニッシュ系の人が多い中、黒人に対する差別と言うのは、その他の人種に対する差別とはまるっきり違う性質のように思われます。
これを話していたら長くなるのでやめときます。

昨日はサンクスギヴィング。
1年で一番大きなホリデイです。
そして今日は、ブラックフライデイ(サンクスギヴィングデイの次の日のこと)。
つまり、大売出しの日。
たくさんの人が、この大売出しを目指して、店が開く前から店の前で列をなしています。
私も今日は娘と店に向かいましたが、ところどころ、黒人暴動を考慮して警官が出ていたり店を閉めていました。

先ほどのニュースで中国政府がこれから仏教を広めることを発表したと言ってました。
文化革命以来あらゆる宗教を禁じていた国ですよね。
その理由と言うのが実に中国らしい。
環境汚染を減少させるためだそうです。
信仰心がどうして環境汚染減少につながるかわかりませんが、宗教を敬る心が環境を敬る行動となることを期待してとのことだと思います。
私が思うに、宗教より素養を磨け!です。
素養がない人間を宗教で飾り立てても、サンゴ密漁のようなことはやまないでしょう。
ところで、サンゴ密漁漁船が見えなくなったと聞きましたが、これは日本政府が取り締まり、罰則をきつくしたおかげでしょう。
と言うことで、素養が育たない中国では、きつい罰則のほうが有効なのでは。

そういえば、女子会パート2がまだでした。
明日にしますね。

ではまた。

ハブグレジュンタのマミー

#404:権利と義務

2014-11-26 20:58:46 | アメリカ便り
国会解散が決まりましたが、これに対して一言。
投票してください!!!
特に、平成24年の選挙では40%にも満たない投票率を示した20代の人は。
一般市民が国会に影響を与えることができるって、投票しかないのです。
“どうでもいい”、“関係ない”、“どうせ同じだ”なんて言わずに、日本国民の権利、且つ義務である投票をしてください。
そして日本を強い(軍事的にとはいってません)、誰もが誇れる国にしてください。

職場、学校、パティー席で政治の話をしないと言うことがアメリカではマナーになっていますが、あえて一言二言私の意見をここで述べると、
私だったら、下記の人達に私の清き一票は絶対に入れません。
1、民主党
2.金に汚い人、執着している人
3.権利を乱用する人
4.世襲でなろうとしている人
5.議員を5期以上やっている人
6.日本人になり切れない帰化人(特に中国、韓国人。根強い反日感情が遺伝子に組み込まれているから)。信じられない数の帰 化人が国会にいるということをほとんどの人が知らないと思います。
7.他国、特に中国韓国に諂う人
8.芸能(なし)人を含んだ、有名人と言われるだけの人
9.あらゆる意味で馬鹿な人
10、ハラスメント(性、年齢)をする人
11、刑事民事問題を起こした人

これだけでも、立候補者の90%はカットすることができるでしょうね。

12月の選挙の行方は、、、

今日は日本で撮ってきた写真をどうぞ。

泊原発


岩内漁港


ヨリさん。亡き夫の墓の前で、


実家の近く


実家の近くの八剣山


阿寒




阿寒のアイヌ館にて


ハブグレジュンタのマミー





#403: 月光仮面のおばさん

2014-11-25 11:34:48 | アメリカ便り
みなさん、私は今どこにいるでしょう。
セントルイスの我が家に、昨日の朝無事帰ってきました。
“はやてのように現れて、はやてのように去っていく、月光仮面のおばさんは、、、”。
まさに、この歌のような忙しい日本滞在でした。
別に珍しくはないですが。
私の日常はいつもこんな感じです。
でも還暦、月光仮面。
いつまで体と精神力が続くか、疑問ですが。

東京での予定外の学生時代の友との交友、今回はスキップしようと思ったけど行ってしまった。
おかげでさまで、帰ってくる前のひと時、時間を忘れて楽しく過ごしました。
いつものお任せコースで、今回は六本木ブラでした。
綺麗に飾られた店の数々、ほしいものだらけでしたが、パンパンのスーツケースを思いながら何も買いませんでした。
代わりに、行ったレストランで西京漬けの白味魚でおなかをパンパンにしてきましたが。
おいしかった。
夜は、後ろに新幹線が10分おきに走っている駅をバックにしゃれたお店で生ビールとおつまみ。
夜は、バスで成田のホテル。
東京で一泊しようと思ったけど、3連休の第一日目と言うことで、どこもいっぱい。
成田のホテルをようやっと2泊とることができました。
日本最後の日は、行ってみたかった成田山。
10時ぐらいに着くと、人はまだ疎ら。
仲見世を除きながら、境内を散策し始めたころには、人が増えてきました。
紅葉が綺麗でした。
そしてそれを写真に収めようと、名札を首から下げた初老グループの団体があちらこちらで写真を撮っていました。
驚いたのは、みんなが持っている、非常に高価なカメラ、大きな望遠レンズ。
禮ちゃんが見たら、よだれが出てきそうなものばかり。
この人たち、どこにこんな高価なカメラを買うお金を持っているんだろうと、カメラよりそれを持っている初老の人たちにびっくり。
でも昨今の日本人、このシニアのパワーに圧倒されます。
どこに行っても、中国人とシニア日本人がたくさん。
アメリカではごく普通のシニアが、あちらこちらでボランティアーをしているのをよく見かけます。
日本の場合、金と時間のあるシニアがボランティアーをしている姿ってあまり見かけませんね。
なんか、自分たちだけで楽しんでいる感じがします。
“今まで一生懸命働いてきたんだからいいんじゃない”と言うかもしれませんが、人生ってそれだけではないのでは。
もう少し、いい意味シニアパワーを見せてください。
と言っている私も7年間続けた、ハブちゃんとの病院訪問、やめた後何しようか決まっていません。
犬好きの私、ジュンちゃんとセラピードッグをしたいですが、3か月の“無駄が大半”のトレイニングに行くのが嫌だ。
でも何かをしなければだめですね。

成田山でひいた100円おみくじが凶でした。
2回目をひいたら吉だったので、“ま、良いか”でした。
でも念のため、“護身”のお札を買いました。
帰りは仲見世にあるうなぎ屋で、2800円のうな重を、“みんなが食べているから私も食べなくちゃ”的感覚で食べてきました。
これもおいしかったです。

晩は、私と一緒にリストラにあった日本人一家とホテルで食事。
ご主人は筑波の製薬会社、奥さんは自宅で大阪(?)の会社の、国に提出する薬品の書類作りをしています。
8、2、2か月の女の子を連れてきました。
一番上の子はセントルイスで会っていましたが、下の二人は初めて。
女の子3人でよかったね。
久しぶりで、赤ちゃんをだっこしました。
かわいいですが、まだ孫はいらない。

では、また。

写真、横になっているのがありますが、どうやってもちゃんとなりません。
コンピューターを動かしてにしてみてください。

















ハブグレジュンタのマミー







#403:女子会 パート1

2014-11-20 08:13:42 | アメリカ便り
先日、いつもの友達、計4人で登別温泉一泊旅行に行って来ました。
前日は20センチほどの大雪。
それにもめげず、朝10時に地下鉄34条駅で待ち合わせ。
3人3様の“思い込み”集合場所。
私、サンクスと思った。
Sさん、セブンイレブンと思った。
Kさん、セイコマートと思った。
と言うように、これだけでもお互いの年を感じました。
でも都合よく無事に全員時間より早めに集合。
この先、こういったミスハプがしばしば起こるようになるでしょうね。

無事集合してから高速に乗り、登別へまっしぐら。
札幌から30分ぐらい走ると雪がほとんどなくなっていました。
途中、白老の“北のランプ亭”でお昼。
いや~、ここはすごい。
一人2500円で、豪華海鮮と白老牛のろばた焼き。
運転するwさんには悪いけど、これだけの物がそろっていたら、ビールが必要と言うことで、生ジョッキを一杯ずつ。
海のそばだったので、景色もいいし。
100点満点、みんなに紹介したい店でした。
大満足で店を出て、一路登別へ。

みんなにとっても久しぶりの登別。
温泉街に入るや否や、硫黄の匂い。
いつも行く定山渓温泉にはない匂いです。

チェックインにはまだ1時間ほど時間があったので、地獄谷を目指しながら温泉街をのらりくらり

途中入ったお土産屋のおじさんと2,3会話を交えると、おじさん曰く、“外人見たかったら夜7時過ぎにまたおいで”と。
私が、“中国人ばかり見たくない”と言うと、そのおじさんお土産用の手ぬぐいを見せました。
その手ぬぐいには、“毎日が地獄です”と書かれていました。
おじさん、中国人のマナーの悪さに毎日閉口しているようです。
おじさんたちにとっては生活がかかっているから、ひたすら絶えなくてはいけないのです。
中国人のマナー欠損、この先どうなるやら。
これだけ中国人が世界に進出していると、中国人の素養そのものを改善しないと孤立していくのではないかと思いますが。
でも、中国人というのはそれを考えられる国民ではないのかも。
関係ないけど、“自分さえ儲かればいいんだ”サンゴ密漁、やめろ!!!

と書いたところで、今日はこの辺で。
続きはまた後日。

ハブグレジュンタのマミー