退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#552:ピロリ菌の治療

2015-09-30 21:17:02 | アメリカ便り
だんだん寒くなってきました。
ついに予測がつかない大陸性気候のセントルイスにも秋がやってきた、、、、、と思って、冬服、夏服の入れ替えをすると、インディアンサマーというのがやってくるんですよね。
インディアンサマーとは10月に入って、勢いが弱った夏の気候が4,5日続く日々のことを言います。
ま~4,5日ぐらいしか続かないから、もう冬服を出してもいいでしょう。

今日は2週間後に札幌に帰る私と今週末からパナマとコロンビアに行くロビン、しばらくはセントルイスにいそうなべヴとジュディーの4人で、グリークレストランでランチ。
本当はハッピーアワーだったのですがランチだけとなったのです。
先日の大腸、胃カメラでピロリ菌が見つかったため、吐き出しそうなぐらい(ちょっと大げさですが)の薬を飲んでいるため、酒を丸っきり飲む気がしない私の提案です。

このレストラン、先日主人といってとても気に入ったのでみんなに話したら行こうということになりました。
というか、いつも決められない仲間をを引っ張っている私が場所を決めていますが。
今回もおいしかったです。
みんなも気に入ったようですが、場所がファーストフード的なので、1時間ぐらいしか話せませんでした。
おいしかったから良いか。
このレストラン中東からの移民一家がやっているようで、40歳ぐらいの娘が会計とウエートレスをやっていて、キッチンではお母さんが料理をしていました。
この15年でセントルイスの中近東の移民が圧倒的に増えた感じ。
来ていたお客も私たちを除いてみんな中近東人。
ちょっと引けます。

胃カメラの結果は正常だったのですが、以前から胃が痛いと騒いでいたため、先生がピロリ菌の検査をしたのです。
私は“繊細?”なので、翻訳の締め切りが迫ったりすると、胃が痛くなるのです。
私を知っている人は“信じられない!!”というかもしれないけど。
ということで、抗生物質2種類(ドキシサイクリンとメトロニダゾール)と胃酸を抑える薬、それから、ペプトビスモと言うどぎついピンク色の薬、合わせて4種類を毎日10日間飲まなければいけません。
それも2種類は1日2回、残りの2種類は1日4回。
認知が始まってきた頭、こんがらかります。

後、3日間。
そしたら、お酒が飲めます。

ハブグレジュンタのマミー



#551: 夫婦とは?

2015-09-29 23:00:33 | アメリカ便り
昨日、夕方隣人キャシーから電話がかかってきました。
“卵欲しかったら、持っていく?”とキャシー。
私は、“何かあったな”。

電話がかかってきてから5分もたたないうちにキャシーが卵1ダースを持ってやって来ました。
見るからに不機嫌。
私はそれに気づかないふりをしてキャシーを家の中に入れました。
こういう時はキャシーが、亭主のグレッグの愚痴を言いたい時に決まっているのです。

今回は椅子に座る前から始まりました。
5月にグレッグが仕事をやめて、ハンディーマン(便利屋とでも言いましょうか)となり、近所(もちろん我が家も入っています)の頼まれ修理やら、Ebayで物を売ったりすることをはじめてから、夫婦間の揉め事は確かに増えました。
というのも、グレッグとキャシー、ほとんど毎日24時間一緒なのです。
我が家の修理をしている時も、アリッサの家のペンキ塗りの時もほとんど一緒なのです。
これだもの、キャシーばかりでなく、グレッグも愚痴が言いたくなるでしょう。

定年退職した亭主と毎日顔を合わせているようなものです。
といっても、じっとするのができないグレッグ(キャシーもそうですが)は、毎日何かかにかやっていますが。

そこで年の功の私は次のことをキャシーに進めました。
1. できる限り、夫婦は別々でことを進める。
  つまり、お互い、一緒にいる時間を最小限にする。
  夫婦といえども別々の人間なのです。
2. お互い、相手に期待してはいけない。
  アメリカ人相手だとなおさらのこと。
  亭主が朝、自分の分だけのコーヒーを作って飲んでいてもあきらめなさい。
3. 仕事の分担をはっきりさせる。
  じゃないと、“ま~、ま~いいじゃないか”と思っているうち、思われているうちに女のほうの(たいていの場合が)仕事が増えていきます。
4. 夫婦は一体ではない。自分の楽しみ、やりたいことを見つける。

これらはすべて、結婚当初から夫婦関係が荒波のような私の経験から言っているのです。

ハブグレジュンタのマミー






#550: かわいそうなコアラ

2015-09-27 23:31:47 | アメリカ便り
またまたオーストラリアがコアラの大量安楽死をやるとかやったとか。
2013年に増えすぎて餓死やら、病気になるコアラが多くいると言うことで、計700ものコアラを殺したばかりなのですが。
コアラばかりでなく、カンガルーも大量殺戮をしていますね。
イギリス人が移り渡って来た当初は、カンガルーの代わりに先住民族アボリジニー狩りを行ったといわれている国です。

関係ないけど、前首相のアボットは、移民ボートを船主に裏金払って引きかえらせるし。

オーストラリアといえば、あのシーシェパードがいる国です。
日本の捕鯨船に、乗り込んだり、臭い薬品を投げつけたりして鯨猟を阻止しているあほな団体です。

最近、聞く話でオーストラリアの良いところと言えば、韓国の慰安婦像設置を拒否したことでしょうか。

コアラの数は実際には増えていないのです。
2012年には絶滅危惧種に指定されたそうで、現在5万から8万の野生コアラがオーストラリアに存在しているそうです。
“え~、じゃどうして殺すの?”と思うのですが、そうたずねると、“餓死したり、病気になって弱ったコアラがふえたから”、だそうです。

単純な考えですね。
餓死=増えすぎて餌が少なくなった=コアラの数を少なくして餌の取り合いを少なくし餓死を減らす、と言う結論なんです。
どうして、餓死=環境が悪くなってえさとなるユーカリの木が少なくなったと考えないのでしょうか。
事実、人が郊外へ郊外へと移り住んでいるため、コアラが住める環境が年々破壊されているのです。

こんな単純な理屈が通らないオーストラリア、わかりませんね。
というか、これが欧米人一般的な考え方なのではないでしょうか。
だからシーシェパード、グリーンピースのような単純あさはか団体が生まれるのです。

コアラの大量安楽死をする身分で、まだ太地のイルカ追い込み猟に文句をつけるのかしら。
きっとつけるでしょうね。
“我々のはやさしい安楽死だ、お前たちのは、残虐な殺戮だ”と言って。
殺すことには変わりはないのですが。

ハブグレジュンタのマミー





#549: ポープと中国主席の訪米

2015-09-25 23:14:51 | アメリカ便り
この2,3日アメリカセキュリーティーエイジェント達は忙しい日々を送っています。
ポープの訪米と中国主席の訪米が重なったのだから。
国連開催中で、ポープがそこでも演説したし。

でもどうして中国の主席がアメリカに来たかわかりませんね。
中国なんて、絶対信じてはいけない国の番付一番何じゃないでしょうかね。
そんな国を相手に何を決めても無駄と思いますが。
一応、“お互いにサイバーアタックはやめておこうね”とか決めたようですが。
馬鹿じゃないかと思いますね。
サイバーアタックというもの、隠れてわからないようにやるものでしょう。
決めたからって、本当にやっていないと確信できるんでしょうか。
それよりも中国相手だったら、“サイバーアタックしたら中国製品輸入の関税引き上げるぞ”というような脅しをかけたほうがいいのじゃないでしょうか。

ポープはキューバのついでに訪米したそうです。
国会で英語で演説したのは立派でしたが、なんとなく場抜けしたした感じで私にはあまり良く理解できませんでした。
といってもポープの英語が悪かったと入ってませんよ、私が理解できなかっただけです。
今日の国連での演説はスペイン語でした。

このポープ、以前、“神は魔法使いではない、進化論は本当に起こった事だ”と公に言いました。
ほかにも“ユニヴァースは広がっている”などと、今までのキャソリックの提唱することとは違ったことを述べています。
キャソリックがクリエーション説を跳ね除けて、進化論を受け入れたなんて前代未聞じゃないでしょうか。
でもこの話にもちょっと裏があり、進化するにも、進化する元となるものがいるから、その元となったものは神が創った、何てことも付け加えていますが。

私は誰もが知っている無宗教。
日本人は無宗教の人がほとんどでしょうが、国民が何らかの宗教を心の奥に持っているアメリカで、“私は無宗教です”とはっきり言うと、少々異様な目で見られます。

私には、いかなる宗教でも、それを信じる人が理解できません。
というのは、私は宗教はあくまで、人生のサポーター的要素だけでよいと思うのですが、宗教を信じる人の大部分がそれによって、人生を操られている感じがするからです。

宗教を信じる人にとっての自由とは何なのでしょう。

ハブグレジュンタのマミー




#548:目先の利益:ボロクソワーゲンいやヴォルクスワーゲン、STAP細胞、etc.

2015-09-23 21:36:57 | アメリカ便り
馬鹿ですね、どうしていつか絶対ばれるようなうそをつくんでしょうか。
ヴォルクスワーゲンの場合、2009年から今まで作られた1千百万台の様々なディーゼル車で、捏造があったそうです。
その捏造もとても巧妙で、排気ガス(窒素酸化物)の量をごまかすというもの。
それも、政府規制の排気ガスチェックのときだけ、窒素酸化物の量を少なくするというセンサーのついたコンピューターを各車に取り付けたそうな。
なんか、かえって高くつきそうな感じがしますが。

私の一番最初に買った車は、ヴォルクスワーゲン、1984年Jetta GLIでした。
小さいながら加速力がよく、後に乗ったvolvo 240と比べると ピックアップがまるっきり違いました。
ちなみにこのvolvo まるで、戦車に乗っているような感じでした。
スエーデン製だから雪に強いかと思ったら、なんのなんの雪がちょっとでも積もると、スリップ、横滑りと腹立たしくなる車でした。
懐かしいですね、あのJetta。
あのころはいい車を作っていたのですが。

マージャーやら、買収やらで会社の組織がまるっきり変わるとともに、初心もなくなったんでしょうね。

STAP細胞も今日のニュースで、世界7つの研究所での実験で再現不可能と決定ずけられたと書かれていました。
理研もSTAP細胞は結局はセンター内にあったES細胞由来のものであったと発表しました。
小保方さん、なんだったんでしょうね、この人。
以前も言いましたが、”赤い靴”を履いた女の子みたいに、踊り始めたら踊り続けなくてはいけなくなったんでしょうか。
つまり、いったんうそをついたら、うそをつき続けなければならない。
うそをつくといつか絶対にばれます。
そのつけは、うそをついて得られる栄華より大きいと思いますが。

昨日話題になったニュースに、これまた馬鹿見たいのがありました。
ITヴェンチャーの若いお兄ちゃんが製薬会社を買い、その会社で売っていた一粒13,5ドルの薬の値段を一挙に約50倍の750ドルにあげたことといってました。
ヨーロッパでは政府が薬の価格を規制できるそうですが、アメリカではできないそうで、価格決定に関して製薬会社の独断場だそうです。
今日のヒラリーの演説では、“私がプレジデントになったら価格規制を行います”と言ってましたが。
しかしこのヴェンチャーのお兄ちゃんの話を聞いていると、“あんた見たいのがいるから保険が上げるのだ”といいたくなります。

テレビドラマじゃないけど、“ざけるな、頭に5寸釘をぶち込むぞ”です。

ハブグレジュンタのマミー