退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#438: Empty nest, again

2015-01-31 23:15:29 | アメリカ便り
今日は英語の題です。
“空っぽの巣”つまり、子供がいなくなった家を表します。
昨日息子が引越ししました。
自分でアパートを決め、引越しの段取りを決め、友達を使って荷物を運び、あっという間に家からいなくなりました。
“早く家から出たい”という気持ちが伝わった引越しでした。
男の子なんてこんなもんでしょうかね。
2回目のEmpty Nestです。
食費が安くなるでしょう。
洗濯の数も少なくなる。
お昼の弁当を作らなくてもよくなる。
あちこちに投げ捨てられた、服、靴を拾って歩かなくてもよくなる。
なんかいいことばかりの気がしますが、、、、
これからは、もっともっとハブちゃんグレーシーに愛情を注ぐことになりそうです。

今週は翻訳で忙しかった。
ちょっと最初の読みがあまく、“これなら大丈夫”と引き受けたけど、進むにつれて後悔。
主語はどこだ、目的語はどれだと探しているうちに腹立たしいほど時間がかかっていく。
でもちゃんと終わりました。

早速隣人アリッサとショッピング。
でも二人とも貧乏性なので、無駄使いしませんでした。
“無駄使いしないんだったら、最初から買い物なんか行かなければいいのに”、という声がどこからとも聞こえそうですが、私たちは“買う”という行為が好きだから行くのではなく、見て歩くのが好きなだけです。

それから朝は、主人の車買いについていきました。
息子がいたら、主人と二人で出て歩くなんてことはなかったでしょうが、これからこの二人だけの生活。
なんともいえません。
主人の前の車(というか私が乗って、息子が乗って、そのお下がりです)が、10年250000キロとなったので新しいのを買いました。
スバルのアウトバックです。
いろいろ機能がついていて、それを習得するのに時間がかかりそうです。
スバルのアウトバックはこちらで、人気者。
主人は3ヶ月ほど待ったようです。
私はいつかスポーツカーを持ちたいですが、まだしばらくは夢でしょう。
“’早くお母さんにポルシェを買ってくれ”とずーと息子に言っていたら、クリスマスにポルシェのミニカーをプレゼントしてくれました。
しばらくはこのミニカーで我慢します。

ハブグレジュンタのマミー

先回の断舎利で、字が違うというご指摘がありましたので、訂正です。
断捨離です。
スイートポテトさんありがとう。




#437: よりさんの断舎利

2015-01-27 21:06:46 | アメリカ便り
今日はこれ以上断ったらもう仕事が来なくなると思い、ついに翻訳の仕事を受理いたしました。
10枚程度で、金曜日の締め切りです。
私の翻訳受理の選択方法は以下のようです。
1. 15枚以下であること。
  先の見えない仕事はしたくない。
2. だらだらする時間、犬と遊ぶ時間を踏まえて、一日に3枚程度しかできないので、それに見合った締め切り期日であること。
3. 一見して字が大きく、スペースがたくさんあって、英語がたくさん書かれている文。
4. 日本語がわかりやすい。でもこれは一見して判断がつけにくい。受理して翻訳をしているうちに、受理した間違いにきづいていきます。
  主語、動詞、目的語抜き抜きって言うのが多いです。
5. ほかの楽しい予定が入っていない。
こんなこと、サイドビジネスの気楽さ故にいえることでしょう。

今日の禮ちゃんのブログに我が母よりさんの元気な姿がのってました。
ありがとうございます。
顔もふっくら、しっかりした顔つきです。
思い出します、4年ほど前でしたか、よりさんが急におかしくなったのは。
これは以前にも書きましたが、当時は一人暮らしの母を気遣って毎日セントルイスから電話をしていました。
ある日よりさんの言うこと日増しにおかしくなって、しまいには話もしたくないといった感じで、“がちゃ”ときられることが多くなりました。
これはおかしいということになり、すぐに実家に帰りました。
しばらくぶりで見る母の顔、顔つきがすっかりボケボケ。
次の日からは、座ってご飯を食べることもできなくなり、一心不乱にくちゃくちゃ一人で話すだけ。
夜は寝もせず、家の中を徘徊するだけ。
医者に電話すると、“精神病院に入れろ”と言うし。
とにかく、周りの人の話でよりさんが食事をちゃんと取っていなかったようなので、まずはちゃんと食事を与えることにしました。
赤ん坊みたいに食べさせたり、野菜ジュースを飲ませたり、持参したプロテインドリンクやら、複合ビタミンBサプリをどんどんあたえたりで、私がこちらに戻ってくるころにはある程度、元に戻ってきました。
食事は大事ですよ。
このころ、私はよりさんが最悪の状態になることを考えて、よりさんの持ち物の断舎利をしました。
掃除、洗濯、料理が嫌いなよりさんの断舎利は大変でしたが、全部捨てればよいと思って“ミシンの部屋”と呼んでいた、よりさんの物置部屋を重点的にかたずけることにしました。
絶対“年寄りが集めるもの”の第一に選ばれる、布切れ、あまり毛糸、包装紙、その他いろいろ、まあよくもこんなにためたもんだ。
この際、古い引き出しが開きづらくなった箪笥やら戸棚も壊してごみ。
ごちゃごちゃしていたミシンの部屋はすっきりほとんど何もなくなりました。
おまけで、よりさんの服やら着物やらも人にあげたり、捨てたりで、良くなった時のことを考え最低限の衣服をのこしただけ。

このように断舎利にはきっかけが必要です。
まあ普通は親が死んだり、施設に入ったりしたときにするのですが、気の早い即行型の私はそれ以前にやりました。
元気になったよりさんは、“始末は私が死んでからやるもんだ”と文句を言いますが、一部屋分のものがなくなっても今までと変わらぬ生活を送っていけると言うことは、なくてもいいものを一部屋分持っていたと言うことなんです。
60歳を過ぎたら、5年ごとを節目として断舎利をしましょう。
残った娘、息子(は関係ないか)のためにも。

ハブグレジュンタのマミー


#436:大雪

2015-01-26 22:28:39 | アメリカ便り
またまた東海岸が大雪に襲われているようです。
今日から2,3日は、よほど大事なことがない限り家から出ないようにとのこと。
ニュースでは、住民が長い列を作ってスーパーで買出しをしている風景を写していました。

札幌も今年は大雪だそうで先ほどスカイプをした、従姉のご主人が誰も住んでいない実家の除雪を、知り合いの会社に頼んでくれたそうです。
車庫の屋根の雪が特にすごいそうで、落ちる場所がなくなった雪が積もり積もっているそうです。
屋根がつぶれる前に何とかなりそうです。
ありがとうございます!!

息子が毎日少しづつ荷物を、新しいアパートに移し始めました。
ここから20分ほどのところ、大学時代にも一緒に住んでいた高校時代からの友達と一緒に住むとのこと。
また、アニマルハウス的な感じにならないことを願うばかりですが。
おまけにこのアパート、ガールフレンドの友達の紹介だそうで、なんとなくパーティー会場になりそうな感じです。
23歳という年を考えてほしいのですが、、、、
小さい時から環境の変化が嫌いな子でした。
小学校に上がった時、初日は主人が、二日目は私がクラスに付き添ったと言う(2,3時間でしたが)恥ずかしい親ばかをやりました。
前代未聞じゃなかったでしょうかね。
人生に“変化”はつきもの。
これからは変化に富んだ人生にチャレンジしていってほしいです。

今日は写真を盛りだくさんにします。

かわいいハブちゃんとジュンちゃん







鈴なりにとまっているイースタンブルーバード



コモンフリッカー



おなじみのカージナルス(レッドバード)


鉢植えの蘭。もう2ヶ月ぐらい咲きっぱなしです。


ハブグレジュンタのマミー








#435: 人生いろいろ

2015-01-25 22:11:40 | アメリカ便り
イスラム国の人質となっていた湯川さんが殺されたとのこと。
残念なことになりました。
殺されたという残念なことに加えて、日本国内であがっている非常識な発言も残念です。
何が非常識かというと、例の被害者に対する中傷です。
“そんな危ないところにいったのが悪い”です。
これは、強姦された女性に“そんな格好で、夜遅く歩いていたのが悪い”という考え方と同じです。
どんな格好でも、いつでも歩くことができる社会であるべきはずなんですが、それができないということを非難しない、つまり、それをできなくしている社会、犯罪者を非難せず、被害者を非難する発言は場違いだと思います。
今の社会、危険があらゆるところに潜んでいます。
安全、平和といわれている日本でも危険はあらゆるところに潜んでいます。
そしてそう言った社会に慣れてしまった私たちは、善悪の違いもわからなくなってきているのではないかと思います。
つまり、善と悪の根本の定義というのがわからなくなってきているのでは。

昨日は、友達の娘の結婚お祝いパーティーに行ってきました。
この友達、以前にも紹介しましたが、息子の中学、高校時代のガールフレンドの両親で、混乱していたルーマニアからドイツ、カナダ、そしてアメリカへと渡ってきた人たちです。
“できちゃった婚”のお祝いパーティーでした。
招待された人たちは、ほとんどがルーマニア人の親戚、そんな中で私たちはちょっと異様な存在でしたが、そんな家族の集まりに招待されたことが大変光栄に思われました。
ほとんどの人たちが、息子のことも私たちとその友達との関係も知っていたのですが、何組かの人はそんな関係を知らなかったため、説明するのにちょっと変な感じがしました。
“いや~、私の息子がエイドリアナのボーイフレンドだったんです”
変ですよね。
このように人の付き合いは、どんなきっかけで始まるかわかりません。
娘、息子には“人との出会いは大事にしなさい”とは言っていますが、その意味がわかるにはまだまだ時間がかかるでしょう。
でも結婚したお姉さん、私が両親だったら悲壮なおもいでたまらなくなっているでしょう。
息子からなんとなく聞いていましたが、このカップル、カリフォルニアのコミューンで暮らしているそうです。
コミューンって何かご存知でしょうか。
“変”な宗教または思想を持っている人たちが集まって一緒に暮らしているコロニーのことを言います。
このカップルのコミューンはインドで始まった宗教のもので、宗教自体は仏陀の前から存在していた“何とかかんとか”という宗教だそうです。
結婚式はカリフォルニアのそのコミューンで行われ、友達夫婦、元ガールフレンドも出席したそうですが、そのとき、友達が必死になって撮ったというヴィデオがパーティーでテレビから流れていました。
典型的なコミューンでしたね。
インド的な服を着て。
ココナッツはエゴの象徴とかで、二人でココナッツを焚き火に入れて燃やしたりとか、道端でひろった石を二人でふんづけたりとか、私にとってはまるっきり意味のない儀式をやっていました。
パーティーからの帰り道、“私の子供でなくてよかった”と感謝しました。

しかしながら、ああやって集団を組むという心理が私には理解できません。

一人でへんてこなことをやっている自信がない人が、みんな一緒に変なことをやればじしんをもつことができるといったところでしょうか。
つまり群集心理の集まりでしょうか。

ハブグレジュンタのマミー

#434: いろいろあります。

2015-01-22 20:54:58 | アメリカ便り
娘と主人がけんかをしました。
月曜日にミネソタに戻った娘、仕事の為にソシアルセキュリティーナンバーカード(オリジナル)が必要と早速電話がかかってきました。
それも火曜日に電話がかかってきて金曜日に必要のこと。
多いのですよね、このようなことが。
“すぐ”にいるというやつが。
どうして、家に一ヶ月もいて、そういうものを用意しなかったのか、と聞くとまたおこって、電話をガチャンと切られるので、のどまででかかったけど、口には出しませんでした。。
娘にしても息子にしても、あえて言えば主人にしても、すべてのことにまるっきり計画性がない。
本当に目の前のことしか考えないというか。
それで主人がカードを送ったのですが、私が送るとしたら、高くても“翌日配達”にするのですが、けちな主人は翌々日に着くのにしたそうです。
今日娘から電話がかかってきたら、まだついていないとのこと。
主人がチェックすると、住所が違ったため、配達不可能だったとのこと。
娘はそれを聞いて、主人と喧嘩。
切れる娘、きっと電話で主人にめちゃくちゃ言ったんでしょうね。
その後、娘から電話が何回もかかってきたけど、主人は“話したくない”と、電話に出ません。5分ほど前にもかかってきたけど、主人“話したくない”というだけ。
“大人気ない、あんたの遺伝子持っている子供なんだから出ろ”といったらようやっとでました。
本当は、“大人気ない、あんたと性格がそっくりの娘、つまり、耳クソと鼻くそ的関係、つまりお互い似たり寄ったり”といいたかったけど、それをいうと、今度は私と喧嘩が始まるので、やめときました。
私は電話を渡して、その場から撤退。

いつになったら、娘も息子も本当の独り立ちするんでしょうね。
やはり、自分の家庭を持たないとだめなんでしょうか。
主人はもう手遅れ、あきらめています。
私が娘息子の年には、と言うかずーとその前に、両親(大酒のみの父、Mrs. ボランティアーの母)は頼れないものと自覚していましたが。

話が変わりますが、イスラム国につかまった日本人人質2人、無事釈放されることを願うばかりですが、現実は厳しいです。
安倍首相が中東訪問し対イスラム国政策に協力することを決めたことに対する報復とのこと。
ここで、わからないのは、どうして中東?、どうして今?
私が思うに、平和主義の日本、中東なんて、特に現在、一番行ってはいけないところのような気がしますが。
悪いことをすると、いまだに鞭打ちやら、手首きり、女は女であることを侮辱しているような服装をしているし。
以前にも言いましたが、世界には友達にならなくてもよい国がたくさんあるということを、日本の政治家に知ってほしいです。
安倍首相の中東訪問、裏にアメリカが絡んでいるような感じもしないではないですが。
“中東からの移民を受け入れろ”と言われても、それだけはやめて欲しい。

ハブグレジュンタのマミー