退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#521:明日はウエストバージニアへ出発。

2015-07-30 17:15:24 | アメリカ便り
またまた明日は長いドライブです。
朝8時ころカーゴバンという大きなバンを借りて娘の荷物を積み込み、出発。
と行きたいですが、そう簡単ではないのです。
娘まだ、例のチェックアップが終わっていないのです。
チェックアップする前に、最新の免疫タイター(おたふくかぜやら何やらにちゃんと免疫を持っているかどうか)の結果が必要で、それをもってチェックアップに行き、先生にサインをもらわなくては行けないのです。
娘、いま、その免疫タイターの結果を電話の前で待っています。
本当に、どうしてこうも最後の最後まで、冷や冷やするようなことをしなければならないんでしょうか、と思うのですがいつもこんな感じです。
計画性がない子供を持つことは親にとってストレスです。
でも計画性のある子供なんていないでしょうね。
大人になっても計画性のない人がたくさんいるのだから。

この“計画性を持つ”と言うことは生活する上で非常に大事です。
例えば“手を洗ってからトイレで用をたすのではなく、トイレで用をたしてから手を洗う”、何てことは一番簡単な“計画性”のひとつです。

認知症予防には料理が良いと聞きますが、これは料理は計画しなければできないからでしょう。
まず、献立を決めて、材料の買出しをする。
買出しをする前に、どの店で何を買うのか頭に浮かべておく。
買出しが終わったら、これまた短い時間で作り終えるため、頭の中で段取りを決める。
例えば、ポテトサラダと豚の生姜焼き。
ポテトサラダの芋を人参、卵と一緒にゆで、ついでにマカロニも別のなべでゆでる。
ゆでている間、豚肉を薄くきり(アメリカでは薄切り肉はほとんど見かけないので、自分で肉の塊をきるしかないのです)、生姜、砂糖、酒、醬油を混ぜたソースの中に、漬け込んでおく。
漬け込んでいる間に、茹で上がった芋、人参、卵をいっぱひとからげで、ゆでたなべの中でつぶしていく。
そして、そこに茹で上がったマカロニを入れ、マヨネーズ、砂糖、塩、胡椒で味付けする。
ざーと見積もって、30分クッキングです。
忘れるところだった。
ご飯は始まる前に洗って水に15分つけておく。
そして普通のなべで炊くから15分でちゃんとおいしく出来上がりです。
そうです、私は今まで電気炊飯器を使ったことがないのです。
実家では使いますが。
娘息子も電気炊飯器を持っていますが、どういうわけか私は持っていないのです。
ちゃんと焦げもできますよ。
今の子供たち焦げたご飯なんて見たことないのでは。

実験も同じこと。
計画しないとだめです。
計画しても失敗はよくしましたが。
それが実験なんですが。
小保方さん見たいに、成功ばかりではないのです。

ハブグレジュンタのマミー

#520:セントルイス、暑いです。

2015-07-29 16:10:39 | アメリカ便り
毎日30度以上暑さのが続いているセントルイスです。
ジュンちゃんもあまり散歩に出たがりません。
いつも一緒だったハブちゃんが急にいなくなった不安もあるでしょうが。
今朝は娘とジュンちゃんのヘアーカット。
さっぱりとしたジュンちゃんです。
甘えん坊のジュンちゃん、ハブちゃんがいなくなって、なおさら甘えん坊になって来ました。
それがまたかわいいですが。

昨晩は隣人キャシーとグレッグが夕食の後やってきました。
キャシーとグレッグ、先日我が家のリヴィングルームのペンキ塗り替えをやってくれましたが、今度はキッチンのリモデルをやってくれることになりました。
そのための下見に来たのでした。
“問題は避けて通り、庭の雑草取りばかりやっている”主人、“住めりゃー良いじゃん”と考える私たちのおかげで、我が家は朽ち果ててきました。
そこで、仕事をやめ、しばらくは退職者生活に入ったグレッグに、家の修理を頼むことにしたのです。
キャシーもグレッグ、10時半ごろにはワイン1本半をあけて気分上々となってかえっていきました。

我が家は築45年、結婚してすぐ買った記念すべき最初の家で、もう30年すんでいます。

仕事も家も“ステップアップだ!”なんてことで、4,5年おきに替えていく人が多いアメリカ社会で、私達みたいに家ばかりでなく、仕事も30年同じ(私は27年でしたが)なんていう人種は希少価値です。
エンジニアーのグレッグ、こだわりのキャシーはいいコンビとなって、我が家のキッチンを見違えるように直してくれるでしょう。

しかしながら、キャビネットやら、床やらいろいろと測ったり、選んだりしなければならないので、頭が痛いです。
実家のときは、いとこにすべてを任したので、楽々でしたが、今度は自分である程度はきめなければなりませんね。
“やりたくない”ですが、私がやらねば誰もやる人がいないので。
主人は相変わらず、マイナス思考で、“こんなまっすぐに立っていない家どうにでもなれ”てな具合で相談にもなりません。
実際この家は、床が谷側に向かって下がっているのに、天井は下がっていないという不思議なつくりになっています。
引っ越したときに建築家に来て調べてもらったのですが、その人曰く、“この家はそういう風に建てられたのだ”だそうです。
どうしてそういう風に作られたのかわかりませんが。
アメリカ人気質“適当感覚”で建てられた家なんでしょうね。

今日の夕食はかえ子ちゃんサム夫婦に日本から来たかえこちゃんのいとこを交えて、久しぶりの外食。
場所は、いつもハッピーアワーで使うレストラン。

夕食にくるという息子のために、酢豚ならね、酢チッキンでも作り置きしておきます。

ハブグレジュンタのマミー







#519:寂しいです。

2015-07-27 23:18:19 | アメリカ便り
いつも、当たり前にそこにいる物がいなくなると言うのは、今まで長らくやっていた毎日の行動に違いができると言うことです、当たり前ですが。

朝晩、ハブチャン用の特別あつらいの食事を作らなくても良くなった。
飲みたくもない6種類の薬を無理やり飲ませる必要もなくなった。
雷が鳴ると極端におびえ、涎をだらだらたらしたハブチャンに、つけまわされることもなくなった。
というか、私が行くところはいつでもどこにでもついてくるハブチャンでしたが。
早く歩くことができないハブチャンのために、運動という事を無視したゆっくり歩をする必要もなくなった。
これは私の超早歩きを知っている人には、信じられないことですが。

などなど、ハブチャンとすごした日々が過去のものとなり、心の中では滅入っている日々を送っています。
しかし、金曜日に娘をウエストバージニアに引越しさせるので、いろいろと忙しいのが幸いしています。
今日は娘の車のチェックアップ。
2時間かかりました。
一つのタイヤに釘が刺さっていたとのこと。
チェックしてよかった。

そのあとは、プロフェッショナルに見える服がほしいという娘とショッピング。
3時間ぐらい、35度ぐらいあるモールをあっち行ったりこっち行ったりとしましたが、スカート一枚とシャツ2枚ぐらいしか買いませんでした。
なにせ、娘は主人似で決められない人なので。

金曜日にはレントしたカーゴバンに荷物を積み、7時間ぐらい運転して、オハイオにあるコロンバスまで行く予定。
土曜日は残りの3時間運転して、娘の学校のあるウエストバージニアのモーガンタウンまで行きます。
日曜日は一気に9時間半運転して帰ってきます。
これで、娘の面倒はしばらく終わりそうです、、、、と願っています。

では。
ハブグレジュンタのマミー

自国、1国だけで、日本は守れないから、集団自衛権が必要だそうです。
でもです、経済軍力いろいろな因子が関与するであろう連合国関係なんて将来果たして意味があるのでしょうか。
”昨日の味方は明日の敵”何てこともありえるでしょうに。
特にアメリカ、中国、ロシア、イギリス、ドイツ、フランスなんて損得だけで動いているような国、果たして将来信用できるのでしょうか。
"仁義の国”日本、黙っていてもわかってもらえるなんて感覚で世界を相手にしていたらだめなんですが。




#518: ハブチャン、ご苦労様でした。

2015-07-25 22:34:33 | アメリカ便り
木曜日の夜、ハブチャンは永眠しました。

月曜日の夜、娘と一緒にミネアポリスから帰って来た時にはまだ、普通に出迎えてくれたのですが、水曜日には生きていることがつらくなってきた感じとなってしまいました。
木曜日には私たちが、"もう明日には薬で殺してもらったほうが良い"と思うまでになっていました。
口の利けないペットは飼い主の一存でどの様にでもなります。
だから飼い主にはその責任と言うものがあります。

木曜日の午後に息子に来てもらい、最後の別れをさせました。
息子、ハブチャンを外に連れて行って、泣いていました。
そして夜、救急病院へ、娘、主人と3人で連れて行って、薬で殺してもらいました。
薬を打ってから、心臓が止まるまで、20秒とかからなかったでしょう。

今更、ハブチャンがどれだけ良い犬かを書く必要はないと思います。
宮沢賢治の詩(雨にもまけず、、、、)てくるようなできた犬でした。

ジュンちゃんは、いつも一緒にいたハブチャンがいなくなったので、どうしたら良いかわからないようです。
グレーシーにしてもハブチャンにしても、死ぬ2日前まで普通に暮らせたのが幸いです。
ハブチャンは、2年半ほどは薬漬けでしたが、それでもある程度元気に暮らせました。

昨日は良き隣人一家が花束とスイカを持ってお悔やみに来てくれました。
隣人も今まで、時々面倒を見ていたハブちゃんがいなくなってさびしそうでした。

ハブグレジュンタのマミー

隣人一家



この6時間後にハブチャンはあの世へ行ってしまいました。






#517:子供は手をかけたほうが良いか?

2015-07-22 22:44:04 | アメリカ便り
ハブチャン、だいぶ衰えてきましたが、まだがんばっています。
こんな良い飼い主のところから(と自分で言っています)去りたくない、と言う意気込みが感じられます。
でも、もう歩くのは千鳥足。
大小の用を足すのにも、“歩きたくない”と言った感じで、時々、強烈な放屁をいたします。
おしっこも漏らすようになったため、頻繁にカーペットクリーニングもするようになりました。
でもがんばっているので、カーペットクリーニングも強烈な放屁も我慢します。
ジュンちゃんは遊び相手がいないのでかわいそうですが。

本当にペットを飼うにはいろいろな覚悟が必要ですね。

子供は手をかけて育てるべきか否か。
家庭家庭で勝手に決めれば良いでしょう。
私のところはかけすぎたぐらいかけましたね。
“かけすぎた”といったけど、“かけすぎています”と、現在進行形で言ったほうが良いでしょ。
24歳と26歳の大人なのですが、現代の典型的な子供大人です。
先日ストレス満載で、修士を取り終えた娘、今度は医者になって大丈夫だろうかと、新たなストレスを“考えつき”ました。
この性格、本当に主人側の遺伝子によるものです。
アメリカは告訴の国。
こんな国では医者は食い物にされるので、娘、良い医療過誤保険に入らなければいけないでしょね。
というかこちらの医者は、日本みたいに個人で医院を経営している人はほとんどいません。
個人で、カバーしていられないので、みんな大小の組織に属して、高額医療過誤保険をカバーしています。
でも、娘も私も、今心配してもしょうがないですね、まずは、学費をちゃんと払えるか、そしてちゃんと卒業できるかを心配しましょう。
というか、まずちゃんと学校を始められるかどうか、短期の心配をしましょう。
今日、娘、“学校始まる前に健康チェックが必要だ”って。
こちらでは簡単な健康チェックアップも主治医を決め、そこでやってもらうのですが、娘の場合、主治医に電話したら、8月の末まで空きがないといわれたそうな。
学校は8月3日に始まるのに。
どうするんだろう、いざとなったら友達の医者スコットにまたまた頼み込まなければならないな~と思っていたら、娘、主治医のところに電話をかけなおして新しい医者を紹介してもらったそうな。
だから何とか学校が始まるまでにはチェックアップを受けられそうです。
手をかけないでいたほうが良いのかも。

昔、ロスにいたいとこに言われました。
“子供に手をかけすぎ。納豆をかき混ぜてあげるんだから。パックをそのまま出せばいいでしょ”と。
もう遅すぎますね。

ハブグレジュンタのマミー