Route 136

国道136号線―セラピストの日記

ここまできてしまった方々は…

2013年04月09日 | 心・体
この時期、生活環境が変わった方が多いと思います。
それにともない、尋常ではない凝り方をしているお客さまが多いです

凝り方もいろいろあるのですが、ここ数日、背中が一枚板のような方が何人かいらっしゃいました。

背中があまりにも硬く、筋肉や関節にあそびが全くない方は、交感神経がかなり高ぶっている状態なので、無理にほぐすと筋肉繊維や骨格を痛めてしまう可能性があります。

ここまできてしまった方々は…神経の高ぶりをまずダウンさせてあげることが最良の方法であったりもします。

そういう意味で万能なのがアロマテラピーオイルトリートメントです。
ほとんどの精油に鎮静・鎮痛効果があり、筋肉だけでなく、嗅覚の刺激により、脳からも神経を休ませることができます。そこにリンパドレナージュ(滞留リンパ排出法)とほぐし効果も加わりますので、たぶん、抜けるように疲れがとれます。

あとは体の内側から働きかけてあげることも大事なので、疲れをとり除いてくれる食べ物や、栄養ドリンク、サプリメントといったものも摂ってもいいかと思います。
私は「何かを補給して」という考えはあまり好きではないのですが、疲れを長引かせてしんどい思いをしたり、周囲に迷惑をかけてしまうようなら、一つの手段として考えてもいいのではないかと思ってます。
自然派でいきたいならクエン酸がおススメです。
梅干しや酢、果物に多く含まれていますが、食用のクエン酸も薬局で売っています。

早く寝ることも疲れがとれますが、神経が高ぶっている時はなかなか寝つけないと思うので、今お伝えした方法が身近でいいのではないかと思います。

これは住む地域にもよりますが、あとは温泉
「源泉かけ流し」の温泉効果はスゴイ!
ちなみに土肥の公共浴場は全て「源泉かけ流し」です。
「源泉かけ流し」は限られた地域にしかなく、実はとても贅沢なものなんですよ


九州の温泉に行った時にこのようなものを発見しました。


     

このこだわりはちょっと(笑々)


温泉効果を実感できる時は相性やその日の体調もあるかもしれませんが、温泉めぐりをして今までで一番効いた~という温泉は、島根の温泉津(ゆのつ)温泉(上の写真)でした。
ここで購入した湯の花も◎でした。
加水していない本物の温泉は内臓から温まり、長時間つからなくても一発で疲れがとれます。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、皆さまもひと段落つきましたらどこぞの温泉に行かれてみてはいかがでしょうか。

日本の温泉の質、そして温泉文化は世界一なのではないか、と勝手に思っております

お子様が巣立たれた方、引越しされた方、年度末の〆と新年度の準備でお忙しかった方、ここ数カ月、本当にお疲れさまでした