週刊☆彡星野村

星野村スタッフの新着情報や身近な話題をご紹介!!

いつもより多めにまわってます♪

2009年07月17日 | 季節の話題

茶の文化館の庭の見回りをしていたら、不思議な花を発見! 高さ10cmくらいの草花なんですが、よ~く見るとピンクの小さい花が、くるっとらせん状に茎を取り巻いてます。

Negibana01

事務所に帰って調べてみると、茶花図鑑にその花が載ってました。花の名前は「ネジバナ」。

Nejibana02

見たままの名前だなって思って、さらに読み進めてみると、別名「捩摺:もじずり」とのこと。そういえば、と思いだしたのが高校生の頃、暗記させられた百人一首。

   みちのくの しのぶもじずり たれゆえに
     みだれそめにし われならなくに

この歌を詠んだのは河原左大臣、別名源融(みなもとのとおる)で、一説には彼が源氏物語の光源氏のモデルとも。またこの歌は恋の歌でその意味は

     だれのために「しのぶもじずり」の模様のように私の心は乱れてしまったのだろうか。
     (あなたのためですよ)。

当時宮廷の貴族にとって陸奥地方は異国ロマンの漂う土地で、この歌にはその憧れも併せて詠みこんでるそうです。で、ここで出てる「しのぶもじずり」がこれ!?…とさらに見てみると、実は「しのぶもじずり」とは草花を使った染色法でこの花のことではないとのこと。

結局百人一首とは関係がなかったものの、高校生以来10数年ぶりの時を越えて、謎(?)が解けた気がしました。

〔くり〕


☆ブログランキング投票☆
↓↓↓読まれた方クリックご協力ください♪
人気ブログランキングへ
そのクリックが1票となりますo(^-^)o