細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

スギ花粉の飛散量が昨年の8倍も!?

2011-02-18 13:59:06 | お茶・海苔のこと
東京はスギ花粉の飛散量が昨年の8倍!

ニュースで聞いてやっぱり・・・・・
そう言われれば先週あたりは《べにふうき》をまとめ買いするお客さんが多かった。
早めの予防は効果的なので飲み始めた人が多かったのかもしれない。
(粉末緑茶 べにふうき 40g入り 840円で販売中)

《べにふうき》は1993年に農林登録された紅茶品種で、香りがふくよかで渋味が強いのが特徴。この渋味がカテキン。このカテキンの中にアレルギーに有効な
 メチル化カテキン
が豊富に含まれていることが実証されました。

●渋味の一種でアレルギー抑制●
 日本人が毎日のように飲む緑茶。農業・食品産業技術総合研究機構の野菜茶業研究所は、花粉症などのアレルギー症状に効果のある緑茶を開発した。紅茶系の品種<べにふうき>を緑茶として飲めるようにしたもので、一般的な緑茶の品種<やぶきた>にはない『メチル化カテキン』が豊富に含まれ、アレルギー反応を抑制する。
 (西東京ショッピング 細沼園のページより)

●メチル化カテキンって何●
アレルギー疾患にかかると『Ige抗体』が生まれ、『ヒスタミン』という物質を放出します。これが鼻水やくしゃみの原因です。
この『ヒスタミン』の元である『Ige抗体』そのものに『メチル化カテキン』が影響してくれます。通常のカテキンに比べてアレルギー反応を抑えて体内にも吸収されやすく、ヒスタミンの放出に必要な酵素のリン酸化も防ぐことが分かったという研究結果が出ています。


粉末緑茶 べにふうき は
薬ではなくて緑茶100%ですので安心して摂取できます。

先日来店してくださったお客様は
『お医者さんに「べにふうきを飲みなさい」って言われたんです』って、お医者さんが薦めているんだなぁ、とびっくりしました。

闇の傀儡師  下  藤沢周平

2011-02-18 00:35:10 | 読書メモ 

《内容》
無眼流の遣い手である源次郎は、松平右近将監から探索を依頼された。幾度か張り込み、追跡、死闘を繰り返したのち、ついに八嶽党の隠れ家で強敵・八木典膳と対峙するが、罠にかかり地下牢に閉じ込められてしまう。その間に、将軍世子の家基が八嶽党によって毒殺される―著者の新境地を拓いた傑作伝奇小説。
           (紹介文より)

 

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乙女の密告  赤染晶子

2011-02-18 00:10:30 | 読書メモ あ行
《内容》
京都の大学で、『アンネの日記』を教材にドイツ語を学ぶ乙女たち。日本式の努力と根性を愛するバッハマン教授のもと、スピーチコンテストに向け、「一九四四年四月九日、日曜日の夜」の暗記に励んでいる。ところがある日、教授と女学生の間に黒い噂が流れ…。(わたしは密告される。必ず密告される)―第143回芥川賞受賞。
               (紹介文より)

―――みか子は冷蔵庫の扉をしばらく開けている。この明るさで暗い世界を照らし出せたらいいのにと思う

―――忘れていた言葉を見つけられなかった。闇の中でみか子は沈黙する。絶望しているのではない。欲求の中にいるのだ。思い出したい。思い出したい。その欲求が満たされずにいる。

―――学習という方法は迷子に道を教えない。道の遠さを思い知らせるだけだ。