細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

塔の下   著者 五條瑛

2015-01-23 13:28:02 | 読書メモ か行

《内容》

元・大学准教授の鏑木は、訳あってヤクザの便利屋をしている。錦糸町、タワーが建設されにわかに活気を帯びる街。燦燦と光が当たるその影では、悪い奴らがはびこるものだ。鏑木はそんな街で、相棒の京二やスナック勤めのエイコら、気の置けない仲間とのささやかな暮らしを営むも、様々なトラブルに巻き込まれていく。『白』か『黒』かしかない世界で、『黒いもの』が排除され続ける時代。グレーな生活をする鏑木たちに心休まる日はくるのだろうか。鏑木は、仲間のため、またも裏世界の入り組んだ闇に立ち向かっていく。世渡りベタな男たちが、奮戦する姿を描いた『天神のとなり』のシリーズ第二段。   (紹介文より)


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