細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

一刀斎夢録  下    浅田次郎

2012-11-18 18:22:18 | 読書メモ 

《内容》 

西南戦争で相まみえる元隊士達。浅田版新選組完結篇! 戊辰の激動を生き残った新選組隊士たちが、敵味方で相まみえる運命の悲劇。歴史に消えた者たちの悲痛な叫びが胸を打つ感動大作   大正という新時代に違和感を覚える梶原中尉は、1人の元巡査を訪ねる。その老人こそは新選組最強の剣士でありながら維新の動乱を生き延びた斎藤一であった。龍馬暗殺、会津戦争、近藤勇ら隊士の末路……老人の語りに魅せられた梶原は、実は全ての話が無名の少年隊士・鉄之助につながることに気づく。土方歳三最後の写真を箱館から持ち帰った、寄る辺ない少年と斎藤一との哀しくも凄絶なかかわりとは――。『壬生義士伝(みぶぎしでん)』『輪違屋糸里(わちがいやいとさと)』に続く浅田版新選組の、深い感動に打たれる大作です。 (紹介文より)


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