細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

魔物  (下)

2009-01-26 16:38:40 | 読書メモ 

魔物  (下)     著者 大沢 在昌

《内容》
イコンに描かれていたのは聖人“カシアン”。だが、カシアンは聖人に列せられながらも、心に強い憎しみを秘める人間に取り憑き、その者の欲望を満たす力を与える魔物だと信じられているという。その伝説ゆえ、長きにわたって封じられていたのだ。超人的な逃走を続けるロシア人との奇妙な符合に不安を覚えながら、ついに犯人を追い詰める大塚だが、同僚を殺され、自らも重傷を負ってしまう。犯人は一体、何者なのか?大塚は、命をかけて真実を突き止める決意を固め、心の奥底に澱んでいた過去の傷と向き合いながら、行方を追う。向かった先は東京、憎しみ渦巻く魔物の理想郷へ―。
             (紹介文より)

 K
      






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。