細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

白樫の樹の下で  著者 青山文平

2016-06-13 23:17:56 | 読書メモ 

《内容》

第18回松本清張賞受賞作。著者は齢、62歳。長らく経済関係の出版社に勤務した後、フリーライターとして現在に至ります。江戸幕府が開かれて180年たった、天明期、最下級の御家人で小普請組の3人の幼馴染が活躍します。当時は竹刀剣法花盛りの中で、彼らはいまだ木刀を使う古風な道場に通っています。ある日、江戸城内で田沼意知を切った刀を手にしたことから物語が動き始めます。   (紹介文より)


心に龍をちりばめて  著者 白石一文

2016-06-13 23:06:57 | 読書メモ 

《内容》

誰もが振り返るほどの美貌をもてあます34歳のフードライター・小柳美帆は政治部記者・丈二との結婚を控えたある日、故郷の街で18年ぶりに幼馴染みの優司と再会する。幼い日、急流に飛び込み、弟の命を救ってくれた彼は今では背中に龍の彫り物を背負っていた―。出生の秘密、政界への野望、嫉妬と打算に塗れる愛憎、痺れるほどの痴情、そして新しい生命の誕生―ラストシーンが切なく鋭く胸を衝く、注目の著者の新境地。  (紹介文より)


Killers 上    著者 堂場瞬一

2016-06-13 23:05:41 | 読書メモ 

《内容》

殺人者は、いつの時代にも存在する。2020年東京五輪に向けて再開発が進む渋谷区のアパートで、老人の他殺体が発見され、かつての名家の人間だったことが判明する。いったい、この男は何者なのか――。五十年、三世代にわたる「Killers」=殺人者の系譜と、追う者たち、そして重なり合う渋谷という街の歴史。警察小説の旗手・堂場瞬一のデビューから100冊目を飾る、記念碑的文芸巨編1500枚!   (紹介文より)


犯人に告ぐ2  著者 雫井 脩介

2016-06-13 22:34:15 | 読書メモ 

《内容》

警察、犯人、被害者家族―前代未聞の騙し合いが始まる!巧妙に仕組まれた“誘拐ビジネス”。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計135万部突破の大ヒット警察小説、待望の第2弾!  (紹介文より)

 


インデックス  著者 誉田哲也

2016-06-13 22:23:32 | 読書メモ 

《内容》

袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件…。終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。  (紹介文より)


明日のことは知らず  著者 宇江佐真理

2016-06-13 22:12:59 | 読書メモ 

《内容》

昔はよかったと言ったところで、時間は前に進んでいくばかり。過去を振り返っても仕方がない。本作のタイトル通り、明日のことはわからないのである…。大人気シリーズが誕生して二十年。髪結いの伊三次と、その恋女房で深川芸者のお文。仲の良い夫婦をめぐる人びとの交情が、時空をこえて胸を震わせてくれます  (紹介文より)


おぅねぇすてぃ   著者 宇江佐真理

2016-06-13 22:02:26 | 読書メモ 

《内容》

明治五年。函館の商社で働きながら、英語通詞を夢見る雨竜千吉。彼に心を残しつつ、家の事情で米国人に嫁いだお順。御一新のあと別々の道を歩んでいた幼馴染の男女は、築地の外国人居留地で偶然の再会を果たす。今度こそ、互いの気持ちに正直になると誓い合うが、夫は離縁に条件をつけ、運命は再びすれ違う―。文明開化の熱気覚めぬ中、激しく一途な恋模様を描く、傑作時代小説。  (紹介文より)


リミット  著者 五十嵐貴久

2016-06-13 21:56:16 | 読書メモ 

《内容》

 リスナーの命を救え! 大人気ラジオ番組に届いた自殺予告メール そのとき、息子を亡くしたディレクターと異才のパーソナリティが下した決断は? 「この番組が終わったら死のうと思います」 深夜の人気ラジオ番組に一通のメールが届いた。ディレクターの安岡(やすおか)は自殺を止めるよう呼びかけたいと主張するが、周囲は大反対、番組は始まってしまう。ところがパーソナリティのカリスマ芸人・奥田(おくだ)が、突然メールの送信者を挑発、緊張が走り……。番組終了まで2時間。リスナーの命は? 著者渾身のタイムリミット・サスペンス!  (紹介文より)


誓約   著者 薬丸岳

2016-06-13 21:40:33 | 読書メモ 

《内容》

一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。 捨てたはずの過去から届いた一通の手紙が、封印した私の記憶を甦らせるーー。十五年前、アルバイト先の客だった落合に誘われ、レストランバーの共同経営者となった向井。信用できる相棒と築き上げた自分の城。愛する妻と娘との、つつましくも穏やかな生活。だが、一通の手紙が、かつて封印した記憶を甦らせようとしていた。「あの男たちは刑務所から出ています」。便箋には、それだけが書かれていた。 一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。究極の問いを突きつける長編ミステリー。  (紹介文より)


ウツボカズラの甘い息  著者 柚月 裕子

2016-06-13 16:29:29 | 読書メモ 

《内容》

人が罪を犯すのに、理由などいらない……。大藪春彦賞作家が描く、戦慄の犯罪小説!! 家事と育児に追われ、かつての美貌を失った高村文絵。彼女はある日、趣味の懸賞でデイナーショーのチケットを手にした。参加した会場で、サングラスをかけた見覚えのない美女に声をかけられる。女は『加奈子』と名乗り、文絵と同じ中学で同級生だというのだ。そして、文絵に恩返しがしたいとある話を持ちかけるが――。一方、鎌倉に建つ豪邸で、殺人事件が発生。被害者男性は、頭部を強打され凄惨な姿で発見された。神奈川県警捜査一課の刑事・秦圭介は鎌倉署の美人刑事・中川菜月と捜査にあたっていた。聞き込みで、サングラスをかけた女が現場を頻繁に出入りしていたという情報が入る……。日常生活の危うさ、人間の心の脆さを圧倒的なリアリティーで描く、ミステリー長篇。   (紹介文より)