8月29日(日)
まさかの雨で中止となった前回の山行の仕切り直しです。
なるべく混雑を避け、6時前に最寄り駅に集まり、奥多摩駅へ。
車中は登山客も少しはいましたが、昔と比較すればガラガラ状態。
今回の参加者は4名。少数精鋭です(笑)。
駅から歩いてすぐの橋を渡るとすぐに登山口。
今日は、鋸山から御前山に向かい、奥多摩湖に降りる
比較的、歩行時間の長いコースです。
とにかくコロナ禍でなまり切った身体を覚醒させる事が今回の目的です。
そして、今日のコースを決めた一番の理由はこの長い階段です。
188段あるらしいのですが、その倍はあるんじゃないかと思うような長い階段を
登れれば、今日はなんとかなるという淡い期待でした(笑)。
登った先の愛宕山神社の五重塔を見届けて、
長い登り道をひたすら進みます。途中、天狗の石像を確認し、
鎖場と巻き道の分岐があったので、目的意識の高い我々は(笑)、迷わず鎖場を選択し、
その後も登って登って、約二時間ちょっとで鋸山(1,109m)に到着。
取り敢えず御前山まで行く事にしたので、ここでソーシャルディスタンス昼食をとり、
そこから約30分で、鞘口山(1,142m)に到着し
そこから15分ほど歩くと黒ノ尾山(1,170m)。
ここから約30分で御前山の避難小屋に立ち寄ってから、
5分足らずのところにある御前山に漸く到着。
誰もいない御前山の頂上は初めてです。
こんなご時世ですのでソーシャルディスタンス喚起の看板が立っていましたが、
なんとも参考になりません(笑)。
人はいないのに、虫だけは多い山頂をすぐに出発し、ここからはひたすら下り道。
こんなに長く急な道を下るのかと閉口しながら下り続けます。
疲れて写真を撮る気力もありませんでしたが、
今日の山行は普段の行いが可もなく不可もないお陰で、曇りでしたので
悪い夢の中で、彷徨っているようでした。
途中、惣岳山(1,348m)、
ここからまた下り続けて45分程でサス沢山(940m)
急勾配な下り道をこの後も小一時間下って、漸く奥多摩湖に到着。
久し振りの山登りにしては、縦走時間約8時間と少々距離も長くキツイ一日でしたが、
途中色々葛藤がありながらも(笑)、初志貫徹出来たのは、少なからず自信になりました。
収穫は、今日一日太ももが攣ったりするという事がなかったこと。
最近、携帯にダウンロードした地図を初めて試してみたけど、道を間違えていないか
時間はどれくらいか、簡単に確認できたこと。
ただ、長い下りで腰に来てしまったので、これはもう少し鍛えておかないとな、と思った事。
来月の夏合宿に向けて時間はありませんが、課題も分かって今日は登って良かったと思います。
やはり荷物は軽くしていかないといけないな。
いやー、今日は一日長かった。
皆さん、今日は本当にお疲れさまでした。