無線日和

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144MHz4エレキュビカルクワッド

2023-03-12 19:58:17 | アンテナ

移動運用で144MHzにてラグチューしていると、

相手局はキュビカルクワッド(CQ)を使っているとのこと~。

そこで、にわかにCQへの興味が沸きあがってきました。

 

かつて、一度だけ21MHzの2エレCQは作りました。

丁度中国(BY)のアマチュア無線が解禁となったとき~。

1st.BYはCQでゲットしましたが、

台風によりわずか1週間でアンテナは壊滅状態になりました。

 

いつもお世話になっている防府市の電子センターでだべっていると、

CQのクロスマウントがあるというので、すぐさまゲット~。

サービスで144MHz4エレCQのデータがついてきました(笑)

 

スプレッダーは園芸用プラポールをホームセンターで調達~。

エレメントは百均の1ミリのアルミ線、

輻射器だけは半田付けにするため手持ちの0.9ミリ銅線にしました。

クロスマウントの内径は19ミリなのでアルミパイプが適当ですが、

外径18ミリの塩ビ管VP13が余っていたので代用しました。

 

製作はプラポールを金ノコで切断し、

ドリルで穴を開けるだけの単純で簡単な作業にしました。

そんな得意の手抜き戦法は、失敗につながりましたけど~。

 

ポイントはアンテナ線にうまくテンションをかけるためにも、

穴あけの位置がとても大事だということに後で!気づきました。

長過ぎはスプレッダ-のしなり、短か過ぎはテンションがかからず、

スプレッダーが落下しアンテナがばらけます。

雑な作業でみごと両方の失敗を体験することができました(笑)

とりあえずはデータどおり組み立てるとSWRも中心周波数もやや高め、

そこでまず輻射器の長さを調整してみることにしました。

実は、輻射器は、あらかじめ余裕をみて長めにカットしてたので、

余分の長さでSWRの調整ができました。

FMでの運用をメインにすると144.72MHz付近がボトムで1.2程度、

143.2~146.4MHzの間はSWR1.5以下と広帯域に使えそうです。

 

ちなみに、もらったデータをMMANAで事前にシミュレーション

してみましたがSWRが4以上になりました。

やむなくSWR重視で最適化をかけてみると1になったのは、

輻射器の長さを約7センチほどプラスした場合です。

そこで、あらかじめ輻射器を長めにしておいたというからくり~。

 

さらに、第一導波器と反射器の長さも少々違ってきましたが、

輻射器を長くするだけで調整できたのであとは無視しました。

そのMMANAによるビームパターンは下図のとおり~。

 

ゲインは約12dBi、FB比は約19dBとなりました。

ただ、輻射器以外は無調整なので再現性は不明です。

さて、あとは実際にテスト運用するだけです、つづくっ~!

 

 


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