移動運用で144MHzにてラグチューしていると、
相手局はキュビカルクワッド(CQ)を使っているとのこと~。
そこで、にわかにCQへの興味が沸きあがってきました。
かつて、一度だけ21MHzの2エレCQは作りました。
丁度中国(BY)のアマチュア無線が解禁となったとき~。
1st.BYはCQでゲットしましたが、
台風によりわずか1週間でアンテナは壊滅状態になりました。
いつもお世話になっている防府市の電子センターでだべっていると、
CQのクロスマウントがあるというので、すぐさまゲット~。
サービスで144MHz4エレCQのデータがついてきました(笑)
スプレッダーは園芸用プラポールをホームセンターで調達~。
エレメントは百均の1ミリのアルミ線、
輻射器だけは半田付けにするため手持ちの0.9ミリ銅線にしました。
クロスマウントの内径は19ミリなのでアルミパイプが適当ですが、
外径18ミリの塩ビ管VP13が余っていたので代用しました。
製作はプラポールを金ノコで切断し、
ドリルで穴を開けるだけの単純で簡単な作業にしました。
そんな得意の手抜き戦法は、失敗につながりましたけど~。
ポイントはアンテナ線にうまくテンションをかけるためにも、
穴あけの位置がとても大事だということに後で!気づきました。
長過ぎはスプレッダ-のしなり、短か過ぎはテンションがかからず、
スプレッダーが落下しアンテナがばらけます。
雑な作業でみごと両方の失敗を体験することができました(笑)
とりあえずはデータどおり組み立てるとSWRも中心周波数もやや高め、
そこでまず輻射器の長さを調整してみることにしました。
実は、輻射器は、あらかじめ余裕をみて長めにカットしてたので、
余分の長さでSWRの調整ができました。
FMでの運用をメインにすると144.72MHz付近がボトムで1.2程度、
143.2~146.4MHzの間はSWR1.5以下と広帯域に使えそうです。
ちなみに、もらったデータをMMANAで事前にシミュレーション
してみましたがSWRが4以上になりました。
やむなくSWR重視で最適化をかけてみると1になったのは、
輻射器の長さを約7センチほどプラスした場合です。
そこで、あらかじめ輻射器を長めにしておいたというからくり~。
さらに、第一導波器と反射器の長さも少々違ってきましたが、
輻射器を長くするだけで調整できたのであとは無視しました。
そのMMANAによるビームパターンは下図のとおり~。
ゲインは約12dBi、FB比は約19dBとなりました。
ただ、輻射器以外は無調整なので再現性は不明です。
さて、あとは実際にテスト運用するだけです、つづくっ~!
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