本日の法話会、お参りありがとうございました。私は、できるだけ、自分で法話を勤めることにしてます。自分で法話をし、自分で聞けるからであります。お参りの方に、お話をしているというよりも、自分に対して話をしているのであります。浄土真宗で最も大事なのは、南無阿弥陀仏であります。南無阿弥陀仏が、浄土真宗のご本尊です。阿弥陀如来そのものであります。阿弥陀如来が、私の口を通して、私に救いを告げてくださっています。それを聞かせていただくだけであります。仏教では、生きると死ぬは、紙の裏表であります。死の解決こそ、生きる解決であります。本当に生きるということは、死から逃げるのでなく、意識しながら、安心して命終わっていける救いを聞かせていただくことです。そうでなければ、煩悩のままに、苦しみ、迷い、命終わっていく人生になってしまいます。たとえ、お金に困らなくても、孫がいても、ひ孫がいても、最後は、たった1人命終わり、この世を去っていくのであります。今、この現世での、幸せが大きければ大きいほど、その死の時の苦しみ、悲しみは大きいのであります。今、如来の救いに出会った方は、残された者に、私は死んでいくんじゃない。仏と成らせてもらって、みんなのことを、これからも守っているよ。みんなと一緒だよと言ってあげてください。それが本当に生きるということであります。残されたものも救われるのであります。お寺にお参りするのも、亡き方が皆さんをお寺に導き、お参りさせてくださっているのであります。
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