浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

今日は父の日

2024-06-16 16:47:00 | 日記
お久しぶりです。副住職です。
今日は、父の日という事で、法事で忙しい住職に代わり、祖父である前住職を連れて、川崎大師へ行って参りました。

数年前に、自ら免許を返納した祖父ですが、車で出かける事は、今も大好きなので、久しぶりに川崎へ、車でお出かけする事ができました。







そして、住職である、私の父にも、家族の皆んなで、贈り物を渡しました。



今朝のテレビでも、父の日特集を放送していました。
その中で、テレビのインタビューに答えていたお父さん達が、「貰って1番嬉しいものは、娘や、家族と過ごす時間」と答えていらっしゃったのが、とても印象的でした。

皆さまも、父の日に限らず、お父様や、ご家族の皆さまと、共に過ごす時間を、大切にして頂けたらと思います。

副住職より


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流行語と南無阿弥陀仏

2023-12-14 20:59:00 | 日記
お久しぶりです。副住職です。
今年の流行語大賞が先日発表されたというニュースがテレビに流れていました。

そして、年間大賞に、阪神タイガースの岡田監督が「優勝」という言葉を、言い換えた言葉である、「アレ(A.R.E)」が選ばれていました。

ところで皆さんは、去年の流行語大賞を覚えていますでしょうか?
私は忘れていたので、改めて調べてみると、去年の2022年の流行語大賞には、「村神様」という、コチラもプロ野球関連の言葉が選ばれていました。

私達の世界には、沢山の言葉が使われています。その中には、流行する言葉もあれば、忘れ去られてしまう言葉もあります。

そして、私たちが普段手を合わせ、称えさせていただく、「南無阿弥陀仏」というお念仏は、数百年前から今も変わらずに私達の耳に聞こえてまいります。

私はいつも、鎌倉時代に生きた親鸞聖人が称えられていた、南無阿弥陀仏というお念仏を、同じように、現代の私が称えさせて頂けている事実を考える時、なんだか不思議な気持ちになるのです。

阿弥陀様は、どんな時代でも、どんな世界で生きる命であっても、「必ず救う」とはたらきかけてくださっています。

今日もご葬儀やご法事の場で、多くの方と共に、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と手を合わさせて頂きました。本当に有難いことであります。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浄土真宗は死んでからの救いなのか?

2023-12-01 21:02:25 | 日記

私は、他の宗派のご住職とお会いすることはあっても、教義の事となると、話しをすることはありません。ケンカにはならないにしても、気まずい雰囲気になるのが嫌だからです。それは、素晴らしい教えですねといって、明日から、私の寺の宗派を、そちらの宗派に変更しましょうという訳にもいきません。しかし、同じ宗派のご住職とお話をする中で、私のお寺は、昔は、〇〇宗だったのが、親鸞聖人に出会って、浄土真宗になったんだよという話はよくお聞きする話です。それほど、親鸞聖人の影響力は凄かったのだと思います。ただ、戦後、日本は大きく変わりました。もともと浄土真宗の門徒だった方が、他宗に宗旨替えされた方も数多くいらっしゃいます。特に、新興宗教と言われる方からは、浄土真宗は、死んだら用事のある宗派で、生きている間は、用事がないと言われてしまうと、それは、心がゆらぎます。私も浄土真宗の寺に生まれながらも、同じことを思ってました。お寺は、死んだら用事があるところだと思っておりました。今も、日本人の多くは、そう思っていると思います。住職として大いに反省するところです。でも、今は、有難いことに、インターネットで、家に居ながらにして、法話も聞くことが出来ます。本屋さんに行けば、浄土真宗の本もたくさん売っております。本当は、どうなのか、是非、ご興味があれば、お試しください、本当に、死んでからの救いなのか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間(私は)は弱いです

2023-11-08 22:03:19 | 日記

いのちに関わるような病院での検査、皆さんもある程度の年齢の方は、ご経験があるかと思います。検査の結果が出るまでの間の二週間、とても長く感じ、生きたここちがしません。何を聞いても、うわのそら、旅行に誘われても、行く気はしません。たとえ、旅行に行っても、まったく、楽しめません。美味しい食物も美味しく感じません。なぜなら、その検査結果の事で、頭が一杯だからです。その訳は、健康に対する執着、生きることへの執着があるからです。私も何度か、経験しました。ところが、医者より、心配ありませんという診断を聞いた瞬間、急に、気分は晴れやかになり、生きている事がなんて幸せなんだと思えたり、美味しい物が食べたくなったり、旅行に行きたくなったりします。しかし、診断結果が自分の願い通りでないことも当然あります。同じ世界なのに、世の中が極楽浄土に感じたり、逆に地獄のように感じるのです。この世界は、自分の心が作り出しています。どんな結果であっても、心が動じることなく、受け入れられるなら、楽なのに、人間(私は)そうはいきません。病気や死を恐れるのは、人間だけだと、聞きます。今の時期、境内の老木のしらかしは、たくさんのどんぐりを実らせています。境内の樹木の管理をして下さっている樹木医さんに、昔、今年もこんなにたくさんの実がなり、しらかしが元気で安心しましたとお礼を言ったことがあります。しかし、樹木医さんの返答は、意外なものでした、実は、逆なんです。この木は、もうかなりの老木です。私としては、こんなに、どんぐりを、実らせて欲しくないのです。本当は、このどんぐりを、実らせる栄養を、自分に使って欲しいのです。これは、木が、子孫を残そうと必死なのです。木が、世代交代の時期がきていることを分かっているからなのです。私は、この話を聞いて、涙が出てきました。前にも紹介しましたが、植物学者の先生が、植物は、人間に比べてはるかに強いものですとおっしゃっていましたが、本当に、そのとおりだなと思いました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法徳寺の不思議な植物

2023-10-10 20:20:00 | 日記



お久しぶりです。副住職です。今日は、本堂の法事を終えた後に、境内の草むしりをしていました。
草むしり中に、上を見上げますと、とある木に、バナナのような実がなっていました。



この植物は、私が小さい頃から法徳寺の境内に生えていて、家族からは、バナナの仲間と聞いていましたが、植物の名前は知りませんでした。

そこで私は休憩中に、スマートフォンで撮影した、この植物の写真を、インターネットで調べてもらいました。
現代では、写真に写っている植物の名前を、インターネットで調べることが出来るようになっているのです。

すると、ついに、この植物の名前が分かりました。
境内の、不思議な植物の名前は、バショウという、日本では、琉球諸島が原産の植物でした。
英名は、ジャパニーズバナナと書いてありましたので、やはりバナナの仲間のようです。

写真一枚で、お寺の不思議な植物の名前を知ることができた、インターネットの技術の進歩に驚いた1日でした。

それにしても、このバショウは誰がいつ法徳寺に植えたのでしょう?

まだまだ私には、このバショウは、お寺の不思議な植物のままです。

因みに、バナナの仲間とはいっても、バショウの果実は、食用には向かないようです。残念。。。

副住職より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする