次回、法話会は、3月3日(月)13時30分より開催致します。
どなたさまも、お参りお待ちしております。
いろは歌 先月はお釈迦様が説いた教えの根本である「三法印」について話しました。諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、そのどれも聞き覚えがあるようですが、なかなか奥が深い意味だと思いませんか?その三法印、仏教徒だけに関係する教えではなかったのです。あの「いろは歌」は三法印の教えを現わした言葉なのだそうです。 昔から、かな文字習いの手本として用いられてきた「いろは歌」が仏教の世界観を表していたなんて、私は正直驚きました。実際は三法印の教えが書かれている「涅槃経(浄土真宗では拝読しません)」の中の「諸行無常、是生滅法(ぜしょうめっぽう)、生滅滅已(しょうめつめつい)、寂滅為楽(じゃくめついらく)」の経文をもとにしたのです。 写真1
色は匂へど散りぬるを、(美しく香り高い花もやがて散ってしまう) 諸行無常・・すべてのものは変わり続ける わが世誰ぞ常ならむ。(この世にあるものはすべて移り変わるのだ) 是生滅法・・生まれたものは、やがて滅していく 有為の奥山けふ越えて、(有為転変の苦悩の山を今日越えてしまえば) 生滅滅已・・諸行無常を越えて涅槃に入れば 浅き夢見じ酔ひもせず(浮世のはかない夢を見たり酔いしれることもない) 寂滅為楽・・真の安らかな気持ちになることができる 写真2
という意味だそうです。3行目の涅槃に入ればというのは、諸行無常、諸法無我の真理を悟り、全ての執着から解放されたとき、穏やかで自由な境地が訪れる事です。簡単なようですが、全ての仏教徒がその涅槃(解脱)を目指しているにもかかわらず、真に解脱できたのはお釈迦様だけだと言われています。
参考文献 図解雑学Q&Aやさしくわかる仏教
現在2/22、法徳寺は駐車場も通常通り、駐車できますし、近隣の道路も普通に走ることができます。
同じ厚木市内でも、まだかなり雪のある場所もあるようですが、こちらは大丈夫です。
どうぞご安心して、お参り下さい。
先週に引き続き、雪がかなり降りました。
お寺のあたりは、20センチ位、積もり、雪かきに追われています。
大駐車場も、多少のスペースはありますが、まだ数台おける程度です。
新道は、車の通りも大丈夫そうですが、旧道のバス通りは、滑り止めがないと厳しい場所も
ありますので、お参りの際はお気をつけください。(2/16 昼現在)