Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

昼のコンサート

2009年10月02日 | 音楽
この数年間、昼の時間に「Consert Expresso」と題して、
ふた月に一回の割合で、金曜日のお昼時間に一時間ほどの
コンサートを行っている。

これが当初はうまく行くかどうかが危惧されていたが、
結局の所大当たりで、いまや2300人のホールが満席になる
盛況である。

毎シーズン、テーマを決めて曲を選んでいるが、今シーズンは

「国」

今日は今シーズン第一回の「エクスプレッソコンサート」で
「イギリス」

メンデルスゾーンが始めてスコットランドに行った1829年に
船に乗ってフィンガロの洞窟を見て、非常に感銘を受けて作曲した、
「フィンガロの洞窟」の序曲

ヴォーガン・ウイリアムスのチューバ協奏曲

イギリスでやっと世界的な作曲家として出てきた
ベンジャマン・ブリテン作曲のオペラ「ピーター・グライムズ」の
中からの抜粋で作られた「四つの海の間奏曲」


オーケストラの話し上手なホルン奏者が巧妙なジョークを交えながら
解説をする。

今日は満席ではなかった。

オーケストラのイギリス人が「イギリスは人気がないな~」と
ぼやいていたのがおかしかった。