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一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

玉置神社と龍神村の旅2005年3月

2009-11-07 14:58:02 | 神社 エネルギースッポトを巡る旅

翌日の日曜日は昨日の雪がうそのような良い天気。心配していた妹の熱も下がり、昨日は楽しむ余裕の無かった温泉に朝から入った。さて、出発と出ようとしてもが無い。レッカー車で運ばれてしまっている。4人も乗せてくれる余裕の車を持つ客もいない。タクシーを呼んでもらったが、この地区には2台しかないとの事で待つしかなかった。待つ間、ロビーに置いてあった村の歴史を書いてある小刷誌には大半が大水の被害であった。ノワタリさんは「ここも被害にあっているから足止めされているのよ。」とおっしゃていた。

1時間以上待ってやって来たタクシーの運転手さんは忙しいらしくとても無愛想で、行き先を告げると「他にも待っている人がいるから、本宮で他の車に乗り換えてくれ。」と言われた。本来なら、宿から425号線で龍神村に行けるのだが昨日の積雪で通行止め、余裕の旅だと思っていたのが全く雪で予定は狂ってしまった。車に乗っても又、置いてある本は明治の大水の被害が書いてあるものだった。(昔、NHKのドラマに「新十津川物語」と言うのを見ていたのでうっすらと記憶はあった)

本宮に着き、車を乗り換えると今度は愛想の良い運転手さんだったのでホッとした。ただ、車には珍しいお香の香りが充満そしていたので、「この車、何かお香を置いてありますか?」とお尋ねすると、「はい、桃の香りです」と言われた。桃の香りは匂わなく、護摩を焚いているような匂いである。その謎は後で、龍神村に着いてから解けた。

私達はよほど長く宿にいたらしく、もう昼になっていた。運転手さんに案内していただいた食堂のご主人は私の地方の出身の方だった。ご主人も懐かしがって、サービスをしていただいた。下調べをしている時、龍神村の事を調べたが、温泉と天誅倉しか出てこず、村の何処に行けばよいのかも分らずそのまま来てしまった。ノワタリさんにお聞きしても天誅倉ないと言う。

分らないまま温泉の方に歩いていくと、この温泉の由来が書いてある所があり、「役の行者が煙の立ち上がる所を錫杖で突いた所から湯が出て、弘法大師が難陀龍王のお告げで浴場を開いた」と言う。そこに温泉寺というお堂があり、瑠璃薬師如来様が祀られていた。先程の護摩焚きの匂いはこれを知らせるものだったのかと思う。

御参りして、近くにある曼荼羅の滝に行った。店屋さんの裏山を上がり、そう遠く無い所にあった。他に人もいなく、そこを御参りしてお清めし、ご挨拶をして今回は終了。

日本三大美人の湯に浸かり、昨日の分も取り戻し、すべすべの肌になったところで龍神村を出た。ノワタリさんの言われたポイント以外になると、行こうとしてもアクシデントが起きたりして行く事は出来ない。今回だけでなく、時間にゆとりがあると思って欲張るととんでもない事が起きた。が、行かねばならない所には必ず行ける。そういう事を実感した旅だった。田辺駅ノレンタカー屋にはトヨタの人が来て、「警察に連絡したから良かったね。」と言われた。もう貸さないと言われたらどうしようと思っていたが事故の後処理が良かったので保険が利くらしく5万の追加で済んだ。事故が起きても、そこまで帰れたら、2万円だと言う。

ノワタリさんとイトウさんは関空から帰るので、和歌山にてお別れした。今回は事故のインパクトが強く、こうやって書くまできれいに抜けていた。妹に問い合わせると、玉置が初めてだったのでしっかりと覚えていた。