昨日の月曜日お昼前、父が気にしていた血液の検査結果がFAXで送られてきた。
その前に タカコちゃんから、
「以前と変わらないから、良いよ。」と言う電話をもらい、チエさんが伝えると、
「前と同じなら、悪いんだー。」
「良いって言われたわよ。」と何度言っても父は「悪い、悪い。」としか言わず、チエさんは腐っていた。
其処にFAXが流れてきて、端に5月の物と変わらないと書いてあったので、そう伝えると、父の表情が変わり落ち着いた。
その後、タカコちゃんからの電話で、年齢的なもので腎臓は仕方ないが、後横に記載されている正常値の範囲より、多少値がずれていても、極端に悪くは無く治療するほどで無い事を伝えられた。そして、あれだけ痩せているにも係わらず、栄養失調にもなっていなかった事を告げられた。
一つ一つ確認しても言われるとおりで、データから言うと癌も進行してないみたいだった。
「そりゃ腎臓は仕方ないわね。」
「前から、病院でも言われてた…。」
「車で言ったら、買取り不能のポンコツ車よね。いい加減暴飲暴食でメンテナンスもして無いしね。50歳過ぎたら、誰でももうポンコツ…。」などと、冗談が言えだした。
すると、父は上機嫌になり午後から、新しいメガネを買いに行き、帰りは家の100メートル当たり前から歩いて帰宅し、3時頃まで事務所に居た。
8月に今掛かっている病院で血液検査をしてもらい、よほど悪いように言われたらしく、その結果をタカコちゃんのご主人にFAXで送ると、これだけでは分からず、以前の物が欲しいと言われ、市立病院にもらいに行き、4,5月分を送ると、
「短期間でこんなになる事は無い。間違いもありますから、私なら再検査しますよ。」と言う返事だった。
しかし、父は落ち込んでしまい再検査を頼まなかった。
今日になって一人で抱え込んでいた物を母にその時のことをポツポツと話し始めた。
血液検査結果を見ながら、医者は頭を振り気の毒そうに、
「そろそろ、身の回りを片付けしてください。」と言われたそうだ。そのことばにただでさえ、癌と聞かされパニクッていた父は立ち上がれないくらいノックアウトされてしまい、いくら進行していないと言っても聞く耳を持たず、自分は治療のすべの無い末期癌患者と思い込み自分を追い込んでいった。
その晩、詳しい話しをタカコちゃんから電話で受け取った。
8月に送った夜、その専門医に会う機会があったので、それを見せると、
「あ、こりゃ腎臓の癌の末期だわ。」と言われた事を伝えられた。
ええ??じゃぁ、間違いなのか?誰かと入れ替わっているのか?
それで今掛かっている医者は父を末期癌の患者扱いして、何を言っても
「癌だから、癌から来る物だから…。」で済ましているのに気づいた。
もう、2,3ヶ月に一度タカコちゃんのところで診てもらうほうがいいのではと、家族で話した。
こうやって書くと、この数ヶ月の騒ぎは何!本当に事実は小説より寄なりと言うが、当の本人も周りもとてもキツイ思いをしたが、ありがたい事に、あれだけ食事を取らず体を痛めても、栄養失調になっていないので助かった。
母は「毎朝のスムージーが良かった。」と言うが、本当に助けられた。
しかし、それは通らなければならない道で そういう思いを通じて学ばなければならなかったと、ノワタリさんに言われたが、とても喜ばれた。
でも、父に進行は遅くても癌がある事には間違いはない。運がよければ、寿命より癌細胞の方が妹の姑さんのように消える事もあるかもしれないが、穏やかな最後であってほしいと思っている。
悪くなるのは、一気に大水が出るように 良くなるのは薄紙を剥ぐようにと言いますので、今の処、劇的に変わったということはありませんが、病以外に目が向き出し、点滴にも通わなくなりました。
ほっとしたのでしょうか?その後昼夜を問わず、1日中爆睡いたしました。緊張が取れたのでしょうね。
私たちは暑さがもっどったのもあり、どっと疲れがでている状態です。
お知り合いのお医者さんに、真剣に考えてくれる方がいて良かったですね。
これもご縁何でしょう。ご加護かも知れませんね。
最初から答えが出ないのは、学びなのかも知れませんね。
苦しい思いすると、気づきは倍ですから、あたりまえになれば、気づきは半減以下でしょうし。
オリンピック招致で、おもてなしが、流行って?ますが、おもいやり、おかげさま、なんて言霊も流行って欲しいとこですねぇ。
もっと言霊並べたいけど、おのつく言霊が、浮かびません。これも学びの低さ何でしょう(笑)