タカコちゃんご夫婦のお陰で、大分父は落ち着いてきて、今まではそんな事には全く関心を示さなかったのが、仕事も気になりだした。今朝は、調子がよいらしく7時からおきて食事の時間を待てずにカステラを食べた後、以前の半分以下だが食事を取った。
口の中が粘っていたのは胃から逆流していた胃酸が原因だったらしくそれは大分楽になったというが、食べたくても余り入らないと嘆くが、一度にすべて解決することは無いので、気長に待つしかないと諭した。
タカコちゃんに電話で御礼を言うと、
「胃を切除しているのだから、三食と決めず、少しづつ五食にしてもいいから、食べて。」と言われ、その事を伝えた。
癌はそう進んでいない事を言ってもらえたので安心したらしかった。これには裏があって、このブログを読んだり、話しているのでタカコちゃんがご主人に伝えてやんわり父に説明してくれるよう言っていた。
ノワタリさんにも連絡を取ると、やはり食道がすっと一直線に現れていた事を言われ、この数日の事を伝えると、
「発展的解消なんですよ。時間が掛かったと思われるかもしれないけれど、お父さんは普通よりずっと速く抜け出たと思いますよ。どうしてもこの道を通らなければならなかったんです。この体験を通じて考え方も変化したと思います。」と、言われた。
母も今月ペースメーカーの入れ替えに入院しなければならず、今までの状態で家を留守にする事に不安を感じていて、どこかに父を入院させなければと思っていた。
しかし、いざ入院と思っても、思い当たる病院が無い。
一番近い病院は、父が睡眠薬をもらいに行っただけなのに、ビタミン剤、カルシウム剤を出し、挙句には他の病院でもらっている薬とダブるような出し、何処か新たに不調を伝えると、嬉しそうに薬を増すと言うので、行くのを止めたが、癌の再発が分かる前に、
「なぜ、そんなとこ行くのよ?」と尋ねると、
「何処か、最後に面倒見てくれるところを構えとかないと…。」と言っていたが、入ったら最後、ポリポリと菓子を食べるように薬を出されるか、管に沢山薬品を入れられそうである。
今通っている病院もそう変わりなく、父が体調を説明しても、薬の量の変化は無く、抗うつ剤と下剤が三食後毎回入っていたので、それを除いていた。
今回、病院を選ぶ基準に、ただの「内科」と付いているのではなく、「循環器内科」とか「胃腸科内科」と記してあれば、老人内科と識別できるのでは?と思った。
妹とも話したが、以前から薬漬けは問題になっていたが、増え続ける老人の医療費を国民の負担を増やす前に、そちらをチェックしてもらいたい物だと思う。
しかし、母の危惧も取りこし苦労で、入院は月末の金曜日からで3度目ともなると週末から月曜辺りまでで済みそうなことが分かって安堵した。
私達は闇夜の灯台のようにノワタリさんに導いて頂いているのでこれで済んだが、普通はそうは行かない。ありがたいと感謝すると同時に、ちょっとずるしているのかしらとも…。
父も清算、私も友人が亡くなってから禊をして自分自身の清算の時期に来ている事を感じている。
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