2003年の7月にノワタリさんと足摺にご一緒した時、スイミングの楽しさをお話したら、お帰りになられてから、すぐにスイミングクラブに申し込まれ、水着を1度に5枚くらい買われたと言う。
しかし。1,2度行かれただけで、直感が鈍ると言う理由で 回りから止められ、辞められたという。それを聞いて、なんと霊能力のある人はお気の毒にと思った。
その時に、海や川など野外は亡くなった人がいるから、泳がないほうがよいと言われ、○○スイミングマラソンなどと言う遠泳に参加するのは止めた。
全くの他人事だと思っていたが、その3年後、友人と一緒に隣町のプールで2000mくらい泳いで、上がろうとした途端、いつもなら、腕だけで上がれるのに 上がれない。仕方なく隅のコースの梯子から上がった。初めての事である。が、上がった途端、とてもだるく、シャワーも使う気もしない。立っている事がとてもつらい。更衣室の椅子にしばらく休んで、身支度をして友人の車に乗って帰宅した。
帰宅しても、起きている事ができず、横になった。そんな時、ノワタリさんから3月の足摺の旅の事で電話があった。
私以外に二人こちらから行く予定だったので、彼女達の負担を軽くする為、途中で合流するほうが良いと考えていたので、ノワタリさんのみんなで車1台でと言う考えと違っていた。ノワタリさんは、「ネコちゃん、変!」と言った。私も「ノワタリさん、変!」と言って、話は進まなかった。後で、解ったことだが、私がプールで女の幽霊さんをつけていたのでそう言われたのだった。しかし、旅の事だと勘違いしている私と話が合わなかったのだ。
おまけに私が憑けてるものに影響を受けたのか、一緒に行く女の子がおかしくなって、私達の行き違いを楽しんで、電話の向こうで「あ~、おかしい、ノワタリさんがアー言った。 ネコさんがこー言った。おもしろ~い。きゃっきゃっきゃ」と露骨に笑い かき混ぜだした。(1ヵ月後、旅に出る時、彼女は私に合流場所を勝手に指示してきた。それに従えば、私は間に合わなくなっただろう。)
2,3日後、頭痛がして眠れなくなった私は、真夜中のワタリさんに連絡を取った。
「あのね、変!って言ったのは あなたにモスリンの着物を着た女がニタ~と笑っているのが見えたからよ。」と言い、祓って頂いた。
プールから出た後は、大方の人はスッキリして気持ち良くなってでるが、それは憑けてる物、余計な物、思いを落としているからだと言う。その頃から、プールに入る事は何れ、出来なくなるだろうとうすうす感じていた。なぜか、その頃から、試合前に体の不調を起こしていた。
超敏感体質になりつつあった私は、ノワタリさんに教えていただき、榊の葉を水着の下に入れたり、塩を一つまみ水に入れたり、泳いだ後は、必ず 頭の上から全身お塩で清めながら、光明真言を唱えた。当然、周りは怪訝な顔ををして、シャワー室で私を見ていた。
ノワタリさんは「おまじないを教えたけれど、もうストップが掛かれば、泳げなくするだろう。」と言われていた。
だましだましながら、1年ばかり続けていたが、2007年の7月白山から帰って、9月のマスターズに向けて、練習に力を入れようとしていたら、先日の台風の雨で、事務所の横の植え込みの中の株だけになっている木を除こうとして、足を掛けて 引っこ抜いていた所、根っこが一旦浮き上がって もう少しと言う所で、飛ばされ、右足を水道に掛けていたホースのループに取られ、左手を道路のアスファルトについた。
運のよい事に結構通行量はあるのに、その時 車は通ってなかった。
不思議です。いつも、こんな時は一瞬の事なのに、スローモーションで一生懸命右手でホースを動かし、ループの中から足を出そうとしているのが見えた。
結局、見る見るうちに指先まで紫色に腫れ、左手首の骨折とヒビがいっていた。
ノワタリさんは「神様は、粋ですね。生活に1番支障のないようにされるたわね。」と言われた。確かに、左手なので、車の運転以外は余り生活に支障はなかった。
接骨院に行って、ギブスをせず、添え木にしてしてもらったので、2ヶ月足ずで、包帯はとれた。
それをきっかけに、スイミングは止め、パドルも ビート版も 10枚近く持っていた水着(中には未使用もあった)も全部処分した。手元において置くと、我慢ができなくなるだろうと思い、人にあげた。
時々、泳いでいる夢を見るが、「あれ、泳いではいけないのに」と夢の中で慌てているところで目が覚める。あれから、全く泳いでいない。寂しい!
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