昨日の夜の事、夕飯後冷蔵庫の冷凍室からアイスを取り出そうとした途端、いきなり肩を押さえつけられたような痛みが左の脇、腰まで走った。
冷凍室に何か良くないものでも?いや、そんな事は無い!午後から図書館へ出かけたが、その時お隣に座ってたおばさんの物を頂いたのだろうか?思案したが、何かは分からない。
お塩と御神酒で払い、シャワーの水を被りながらお払いをし、布団の四隅に盛塩をしてお香を焚いたが、眠れず3時近くまで起きていた。
朝になり、ノワタリさんのお力をお借りする事にして連絡をした。遠隔でエネルギーを流していただいた後「左の肩から腰まで重く痛みがあるんだけど、何も出てこないんです。呻き声も無いし…」そう言っていたら「話していたら大蛇が見えるんです。あなた、心当たりありませんか?動物園でも行くわけないですよね?」そのまま話していると「死んだ大きな大蛇が吊るされているんです。」と言われ、私の視線の先に椅子の上に無造作に置いていた茶色のパイソンのショルダーが目に入った。そういえば、昨日冷蔵庫の横に外から帰って置いていた。
「あの~、バッグじゃないでしょうか。」と言いながら、バッグを作る為皮を吊るして剥ぐ事を想像した。なんと惨い!しかし、私はアクセサリーには興味は無いが、バッグは好きである。それもそのために養殖された物だと書いてあった事を思い出した。電話の向こうでノワタリさんも「見覚えが在ります。」と言われたが、たぶんもう使えないだろうと半分覚悟した。
「どうすれば、いいでしょうか?」
「あのみい様を祀るように、灯明が見えてます。お塩、お水、御神酒をあげて祀ってください。」と言われた。お昼前に小さいテーブルに白い布を敷き、その上にバッグと共の財布を載せ、灯明を点け、気に入って使わして貰った事のお礼を言った。実を言えば、私はたいそうこれが気に入っていてたぶん一生使うだろうと思っていた。
蛇は神様の使いであるから致し方ない事か…
夜になってノワタリさんに連絡を取ると、「あれから、元気のいい白黒の大きな大蛇が出ました。」
「あ~、それは生前の姿で私のバッグは茶に染めてありますから、それが素です。また、海にかえすんですかね?」とお尋ねすると、「いいえ、また灯明が出ていますから、お炊き上げですね。後、たっぷり御神酒を掛けてください。」と言われた。
昼間、母にバッグの事を伝えると、母は私の持ち物を知っているので「要らんのは貰ってあげるよ。」と不思議そうな顔をして言った。
「お母さんにあげてもまた、同じ事になるでしょうね。」と分かっていた事だが言われた。
私は好きなので他にもパイソンのハンドバッグ、蛇のショルダー、後海蛇が3個あるが、すべてお炊き上げをせねば為らないらしい。分かっていて又、蛇の類のバッグを買うと、一度知らせてあるので大変な事になるらしい事も言われた。
「手放しですよ、すべて。もうあなたはその段階に来ています。好きな物から手放しになるですよ。」と言われた。
今度の日曜の朝早く人目に付かないように処分する事を決めた。それまで袋にバッグを入れ、お塩を入れておいて置くように言われた。
しかし、クローゼットの棚の隙間を見るとちょっと寂しく感じた。洋服を処分した時よりは少し切り替えが早くなったかとも思うが仕方ない。
一番人間が残酷だ。生死に係わる食料でもないのに、ただ装飾品の為に殺生をしている。それをありがたがって買っていた私も大バカだ。
こうやって必要のないものを手放していくらしい。たぶん、バッグの類はもう買う事も無いだろうと思った。
しかし、翌朝いつも持ち歩いていたのでさて、財布も含めて何を使うか思案した。
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