社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

今日も一日。

2005年04月05日 21時08分52秒 | Weblog
 朝一は、先輩社会保険労務士先生の事務所へ行きました。労働保険事務組合の仕事の続きです。トンデモナイ社長の先の委託解除が、ようやく終わりました。私の作った「個別加入については、当社が責任を持って行います。」という趣旨の証明書にも、きっちり印鑑が取れました。

 語弊があるかもしれませんが、「社会保険労務士は、自己防衛をきっちりとすべき。」です。事業主が社会保険労務士に責任を押し付けてきたと言う例を、私は何回も聞いています。そんな時、各方面にきちんと反論できるように、証拠書類はきちんと取っておくべきです。

 また、公務員は絶対に責任を取らない・・・と言う事も、覚えておいてください。とにかく、きちんと記録を取っておいた方が無難です。

 社会保険事務所へ行きました。いわゆる第3号被保険者のもれていた部分の届出が、出来るようになりましたね。その手続きの方法を聞きに行きました。(講義もまた始まるしね~。)

 もう一軒、先輩社会保険労務士先生の事務所へ行きました。仕事の依頼を受けました。ウレシイ・・・。

 午後の部。離職票の山を処理。去年の今ごろほどではありませんけどね・・・。それでも1時間はかかりました。今日はハローワークが少なかったなあ・・・。昨日は、40分ぐらい待たされたと聞いていましたけど・・・。やはり、ハローワークは朝一か午後一に限りますね・・・。

 ハローワークで先輩社会保険労務士に声をかけていただきました。「頑張ってる??」。認めていただけているから声をかけていただける。ありがたいことだと思います。こう言う事が励みになりますね。

 会社訪問。助成金の書類に印をいただきました。労働保険事務組合の場合は、領収書が要るので大変です。まあ、きちんとした先なので、すぐにコピーをいただけましたけどね。悪い先は、労働保険事務組合に領収書の再発行を依頼する羽目になります。本当に困ってしまいます。

 帰ってから、助成金の書類を作っています。コピーもし直さなければならない場合が多いですね。いくらA4でコピーしてね・・・と申し上げても、B5でコピーされる方がけっこうおられます。書類はA・Bを見極めて、きちんと作るようにしなければなりません。そう言う細かい所が大事です。

先生を悼む。

2005年04月05日 07時58分35秒 | Weblog
 私は事務所に勤務した経験はない。また、会社では営業職であったため、事務経験もないに等しい。(36協定の提出等は私がやっていた。)

 また、私が開業したての時は受験校のつながりが、今よりも濃厚であった様に思う。私は、通信教育で合格した口であり、試験前は他の地方に住んでいた。ここまで受験校とのつながりがない人間も珍しかっただろう。

 開業後、私は長い間、疎外感を感じていた。社会保険労務士会の勉強会に行っても、孤独であった。少しずつは知り合いが増えて来たが、それでも仲間と言う感じはしなかった。

 その頃、ある社労士先生に「若い人は、私たちの仕事を盗もうとしている。」と言われたこともあって、社会保険労務士会に嫌気がさしていた。また、労働保険事務組合の件でも「私は、労働保険料を払ってもらって、その一部をピンはねするんですな。それでお金を儲けるんです。」と言うとんでもない発言も聞かされていた。私は、社会保険労務士という仕事を選ぶべきではなかったのではないか・・・と思いだしていた。

 そんな時、先生にお会いした。最初に驚いたのは、「いつでも相談に乗ってあげる。」と言われたことであった。私は、「若い人は、私たちの仕事を盗もうとしている。」という論調の話を聞いているだけに、社会保険労務士の中にも、こういう先生がおられるのか…と思った。

 これが先生との初めての出会いであった。

(以下、次号。)