社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

午後の部、終了。

2005年04月06日 19時17分04秒 | Weblog
 2時のアポ先へ行く。顧問契約となりました。と言っても、この会社では、書類は書きません。仕事は、労務管理のことだけですね。

 前にも書きましたが、ある程度会社が大きくなると、書類は事務員が書くようになります。(例外があります。それについては、いずれ触れたいと思います。) そうなると、社会保険労務士の仕事は終わり・・・と言うわけではありません。労務管理の相談を受けたり、役所との難しい交渉事を引き受けたりします。

 実は、こう言う仕事の方が難しい面があります。なぜかと言うと、明確で正確な答えを要求されるからです。また、先に役所に聞いている場合があり、うかつな事を言うと、取り返しのつかないことになります。

 その上、本当に勉強しています。並では答える事の出来ない質問も、バンバンして来ます。それに応える勉強をしておかなければなりません。

 その後、会社を2件訪問。今日はまずまずのペースでした。

 行政書士先生から電話。仕事の依頼・・・。ウレシイ・・・。やはり、士業間のつながりも需要ですね。 

夜の部は、エクセルを使って給与の集計(労働保険事務組合)をします。また、離職票に添付する送り状作成もやっちゃいます。今日も早めに寝よう!!


午前の部、終了。

2005年04月06日 13時01分00秒 | Weblog
 朝一は、労働保険事務組合の仕事です。会社に行き、給与台帳をもらうという作業です。社長夫人がまだ来られていないとの事なので、コピー依頼をして帰りました。

賃金集計表は実は提出書類ではありません。(事務組合によっては要求する所もあるようですが。) 私の場合は、エクセルで集計したものをホッチキスで止めておきます。要は、わかればいい・・・と思っていますので。

 遺族年金の説明。必要書類は、できるだけ私の職権で取る事にしました。委任状を数種ほど作らなければなりません。

 会社一軒訪問。社長不在。事務の女性に書類を渡す。特定求職者雇用開発助成金か・・・。そんなに難しくはないのですが、残業手当の計算のチェックが厳しいですね。それと締め切りがうるさいです。1日でも遅れたらダメ。気をつけなければなりません。

 2時にアポがあるため、今から出発です。いい仕事になるよう期待している先です。

先生を悼む。(2)

2005年04月06日 07時37分40秒 | Weblog
 先生は、私に惜しみなく情報を教えてくださった。時短奨励金(その頃はすでに縮小されていた。)の書類の書き方を指導していただいたのも、先生のご厚意からだったのだと思う。

 その後、先生とはいろいろな場面で協力していただいたし、協力させていただいた。

 思い出深い例を挙げると、雇用・能力開発機構での会計検査事件がある。いわゆる人確助成金であった。詳しくは書けないが、この助成金が返金命令を受ける寸前まで行ったのは、先生の責任ではない。しかし、雇用・能力開発機構の役人は、決して責任を取らない。また、何があっても社会保険労務士を盾にしようとする。つまり厄介事も押し付けてくるのである。

 先生は、「半額ほど私が見ようと思う。」と弱音を吐かれた。私は、こう言う性格なので「ダメです。」と叱咤激励した。最後は、日曜日にまで事後処理に当たった。

 最終的には、返金命令を受けずに済んだのだが、先生のストレスはいかばかりのものだったかと思う。

 その直後ぐらいに先生の体からガンが発見された。先生は、「あのストレスでガンになってしまった。」と笑っておられたが、事態は、そんな甘いものではなかった。

(以下、次号)