社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

「profession」と「business」について。

2005年06月25日 08時23分34秒 | Weblog
 「sr_ta3」さん。「弁護士さんが出てきちゃうと・・・。」に関するコメント及びトラックバック、ありがとうございました。こちらからもトラックバックさせていただきました。

 「Unknown」さんのコメントについては、「餅は餅屋。」で返答させていただいたのですが、どちらが正しいと言うものではないな・・・と思っています。正義感、けっこう。ただし、同時に危うさも感じますが・・・。

 相手は、弁護士。それも、保険会社の顧問弁護士です。強気に出てきている以上、こちらの行動は見通しているでしょうし、それらを封じ込める事も想定しているでしょう。そうなると、こちらは、その弁護士に匹敵するか凌駕する能力を持っていかないと、「泣き寝入り」で終わってしまう危険性があります。

 その上で、マスターは裁判を嫌がっています。長期化する事。お金がかかるだろう事が、その理由です。そうなると、「提示額の上乗せ交渉」をするのが現実的でしょう。

 弁護士に依頼する・・・お金がかかるが、ベターな選択と考えます。
 交通事故に詳しい行政書士に相談する・・・交渉するにしても、理論武装することが必要。慰謝料は妥当な額か。休業補償が打ち切られるのを防ぐことは出来るか。

 後はマスターの選択だと思います。

 「sr_ta3」さんの「profession」と「business」論。興味深いですね。

 私は「社会保険労務士は法律家たるべし。」と考えています。その意味では「profession」なのでしょうか。しかし「霞を食っては生きていけない。」と言うのも事実です。「business」の視点も欠くことは出来ませんね。

 「profession」と「business」のバランスを、どう取って行くか。社会保険労務士の永遠のテーマなのかもしれません。かく言う私は「business」に傾きやすいのですが・・・。 
コメント
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