社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

冤罪の原因には最高の懲戒を持って対処すべし。

2006年07月03日 20時37分10秒 | Weblog
 10カ月も不当に勾留された人がおられる。二人の被疑者が口裏を合わせて、無実の人を犯人に仕立て上げたのだと言う。

 犯人にされた人は、「当日の夜は駅前のコンビニにいた。」と言ったらしい。簡単な話だ。ビデオを見たら、確認できるはずである。

 ところが、警察はそれを怠り、検察は、穴だらけの捜査を見逃した。通常、被疑者がアリバイを主張している場合は確認しないか・・・と思う。

 幸い、友人が車を発見。犯人であると疑われた人は、冤罪を免れた。

 だが、もし免れていなければ・・・。「反省していない。」と言う事で実刑もあり得たのではないか。

 法治国家としてはお粗末な事態としかいいようがない。

 もちろん、偽証を行った二人には厳罰が言い渡されるであろう。

 しかし、同罪なのは警察及び検察である。当然、懲戒免職及び刑事罰を持って対処すべきであろう。

 人を逮捕する。拘置所に閉じ込める。刑に服させる事には、慎重さを欠くべきではない。人の基本的人権の侵害だけではなく人たる尊厳の侵害である。

 無罪の人間を10月も閉じ込めた上、懲役刑までを覚悟させた罪は重い。
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