社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

新小ネタ集31。

2006年07月14日 14時02分16秒 | Weblog
 某居酒屋の店長が、私に「自分の車の車検は、〇〇ガソリンスタンドに頼むことにした。」と言われた。

 実は、この居酒屋店長の友人に、自動車工場を経営している人がいる。そして、その居酒屋店長に紹介されたので、私の軽自動車を、その友人の車検に出したのである。

 私には勧めておいて、自分は他人に頼むのはなぜか? 理由は、まず価格の差らしい。そして、一番、大きな理由は・・・。「(私の居酒屋に)飲みに来てくれないから。」なんだそうだ。

 ギブ・アンド・テイク。人間には、その言葉がこびりついているらしい。特に、居酒屋なんて商売をやると・・・。友人って何なんだろう・・・と思ってしまった。


 適格年金が平成24年3月末日をもって廃止になる。従って、それまでの間に他の制度へ移行するか、制度を廃止するかなのだが・・・。

 問題は、適格年金は積立てた年金資産が5.5%以上の利回りで運用されることを前提に掛金が計算されていることである。そのため、実際の利回りがそれを下回ると過去勤務債務という積立て不足が発生する。

 事実、今、適格年金から中退共への移行を考えている会社も多いようだ。しかし、適格で積み立てた原資を中退共へ移行させると、積立金が個人別に振り分けられてしまうらしい。

 つまり、近々に退職予定の従業員の積立金が、支給額より少ない場合は・・・。会社が補充せねばならないことになる。

 会社の従業員動向にもよるが・・・。急いで中退共へ移行しない方法もあり得るらしい。つまり保険料を積み立てをストップすると言う方法である。

 2年は、保険の契約が継続するため、適格から退職金を出しておく。そして、その間に退職金規定を見直す・・・と言う事になる。

 どちらにしろ、経営者には、いろんな選択肢を集めて吟味してもらいたいと思う。


 今日は退職についての講義だ。来週は解雇問題が中心になるだろう。

 人を解雇するのは難しい。
コメント
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