社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

保険を安くしろと言う強要。

2006年07月04日 07時43分39秒 | Weblog
 6月30日に投稿した「司法書士さんもいろいろなんだが・・・。」で触れた会社なんですけど・・・。

 最後の数年は、「ニセ社労士・税理士」が入り込んでいました。

 彼女は、私に「なぜ労働保険料がこんな額になるのか。」と電話してきたことがあります。暗に「保険料を誤魔化してやることぐらいはしろ。」と言って来たのですね。

 さすがに、それはできないですね。労働保険料も払えない状況なので、労働保険事務組合をはずすことにしました。

 個別(直接、労働基準監督署に保険料を払うこと。)への切り替えは、私が責任を持って行うつもりでした。しかし、「ニセ社労士・税理士」が「私がやりますので。」と強硬に言うので、まかせてしまったのが失敗。

 入れてなかったんですよ。労働保険に・・・。つまりは、1年と少しの間は無保険状態だったのです。

 ちなみに、会社が倒産する前あたりから、彼女は関わらなくなったそうです。と言うよりは、責任から逃げてしまったのですね。

 
 もう一件。製造業なんですけど。

 工場の二人を外注にすると言い出しました。

 つまり、労働保険も社会保険もはずす・・・と言うことです。

 しかし、工場勤務であることはそのまんま。その上で、仕事も工場長の指示に従うと言うのです。

 外見上は、従業員と変わりません。

 私は反対。税理士は「いいんじゃないですか。」

 結局、私のほうから契約解除であります。

 まあ、この税理士さん。労働保険料の計算もぐちゃぐちゃ。PLもぐちゃぐちゃ。

 事業主には、楽なようですけど・・・。イエスしか言わなかったもんね。