もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

宮口古墳群 水科古墳群

2014-08-31 17:24:58 | 古墳詣で


  宮口古墳群

高田平野が頸城丘陵へと続く東の縁に営まれた墓域である。古墳時代後期7世紀に作られた円憤であり、すぐ近くにある水科古墳群ときわめてよく似ておりこれらは同じものと思う。あるいは別な氏族が営んだものとも考えられるが僕は時代の流れの中で江戸時代かそれ以前かこの間は水田に転用されたものとおもう。ここは背後に丘陵地その前の平地に丸い土まんじゅうのごとき円墳が並びおだやかな雰囲気にあふれている。古墳というとすぐ巨大な前方後円墳を思ってしまうがこの円墳を見てると何かここは韓国の地のような気がしてくる。


 水科古墳群より宮口古墳群を望む


  水科古墳群


天神平、観音堂古墳群

2014-08-30 17:50:13 | 古墳詣で

今回は頸城を回ってみた。新潟県はいまは新潟市の方が中心になってるが律令時代にはここに国府が置かれ信濃国の国府(上田市)とつながり古代越後国の中心だった。荒川が高田平野を作る西の端に斐太遺跡、観音平、天神堂古墳群がある。2基の前方後円墳を頂点に170基あまりの方墳、円憤がなだらかな山に累々と連なる。ここもまた中央、大和政権とつながり前方後円墳を作っていた。大和政権というが雄略天皇以後の大和政権ではない、弥生時代より様々な墓を作ってきた地方王国が前方後円墳という一つの墓制をもってまとまった地方王国の連合帯である。この墓域に上れば眼下には高田平野の黄金の稲穂が見渡せる、おそらく古墳が作られた当時よりの秋の風景なのだろう。


窯作り

2014-08-29 07:52:07 | 焼きもの

やっとここまで積み上がった。この窯のコンセプトは燃料を自給できること、自分なりにいろいろ考えてみたが電気窯のような効率いい窯を作りたいと思った。伝統的な薪釜はなんか燃料を無駄使いしてるような気がする。そして電気釜はいまの世の中で貴重なエネルギーをガンガン使うのは申し訳ないような気がする。だから薪を焚いて、それも松を何トンなんてのじゃなくてどこにでもある廃材を使ってできるように。いまscrap and buildのこの国で廃材は大変なゴミなのだ、それをお金をかけて処理してるが個人が手間かけて分別すれば立派なエネルギーになるのに。

熊 さん

2014-08-27 07:08:02 | 季節

かぼちゃを猿に取られないように熊のかかしを作ってみたけど効果のほどは?
雨続きだけど山の生り物はどうなんだろう,どうしても山に食べ物がなければ里に下りてくる。猿ならコンチクショーですむが熊はどうも歓迎されないね、
それにしても天気がしない、みんなくらい顔、投げやりな言葉、天気だけはドウショウモないもんなあ。