おだやかな陽を浴びて落葉の林を歩きたい、なんて気になって妙義山に行ってみたがそんなのんきなものじゃない,この山はまるでアスレチック、鎖場が30数カ所。ウエーこわいなー,ヤンなるなーと恐る恐る乗り越えてるうちにだんだんばかになって恐怖心がなくなる。そのうち垂直の壁を鎖に捕まって越えてくのが快感になる。それにしてもすごい山だった。

丁頭の頭,こんな岩があるんだ、

この岩峰を捲いたり上ったりへつったり越えてゆく

突然の猛吹雪が襲う,そういえば今日は冬型だった,新潟から雪を持ってきましたといったらシンガポールの若者が笑ってた。今回は一組だけ会った、ヘルメットかむったいかにもエキスパートのあんちゃんがシンガポールの青年を連れていた。

これが俗に言われてる妙義山、その裏側を見てるんだ,今回は裏妙義を歩いた,こっちの方が登山としてはおもしろい
この山は無数の岩頭がそそり立ちなんとも奇怪なすばらしい風景を作り出している。ここをドローンを飛ばしてあまなく絶景を探し出しそこに誰でも行けるような道をつけこの絶景を堪能できるようにできないだろうか。丁頭のかしらからの縦走路はよくこんな所にルートをみつけしかも鎖や桟道を張り巡らせたとほんとに感心するがこれはあくまである程度山歩きをした者でなければ味わえない。僕も年取ってからまた来ようと思っても無理だ。谷から稜線へ絶景を巡る遊歩道ができないか、ここはすごい観光資源だろう。