毎朝霜が降りるようになった。木の葉の降り積もった道を歩くとカサコソといい音がして気持ちいい。
もう畑の作は終わりだがこれからは永年作物を植える。これはコンフリ、ヤーちゃんの餌だ。いや出初めの小さいのはてんぷらにして食べるとおいしい。葉は青汁のもと、栄養満点の野草だ。明治期、家畜の飼料として移入されたものだそうだが寒さに強く生育旺盛で年に3回くらい刈り取れるのでありがたい。
なんだかんだと雪の下にはしたくないものが目に付く。目についたものからかたずけよう。でもな雪はいきなり1m降ったりするから雪の下にして、わからぬまま春までたってペチャンコになってでてくることもある。
花もモミジもなかりけり、この季節は苔が美しい。
雪は降らなかった。変な話だが雪の予報が外れるとホッとする。
山々の木々もすっかり葉を落とし林の中がすっかり見通せる。縄文人は獲物を狙うによかったのだろう、動物たちも山を下りてくるし、この時期は一日一日がもうけものしかも日が出てくれるとなれば。