友人が籠を編むと言って山葡萄の蔓を採りに来た。その辺に生えてる細いやつでいいんだと思ったらとんでもない、大木に這い上がってる太いもんでないとだめだというのでいろいろ探してみたらあったあった、杉の木に這い上がって上を伐り引っ張り下ろして皮をむいた。けっこういいのが大量にとれたと言って喜んでくれた。こおいう伝統的な蔓編み細工なんてのをやる人がまだいるんだなあと思って感心した。なかなか大変な職人仕事なので、今の人はその修行をするほど余裕がないし、でもときに適正というかそれにはまり込んでいい仕事をする人がいて頼もしい。かれもがんばってほしい。
山アジサイが咲いている