もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

蔓細工

2022-06-30 17:58:52 | 季節

 

友人が籠を編むと言って山葡萄の蔓を採りに来た。その辺に生えてる細いやつでいいんだと思ったらとんでもない、大木に這い上がってる太いもんでないとだめだというのでいろいろ探してみたらあったあった、杉の木に這い上がって上を伐り引っ張り下ろして皮をむいた。けっこういいのが大量にとれたと言って喜んでくれた。こおいう伝統的な蔓編み細工なんてのをやる人がまだいるんだなあと思って感心した。なかなか大変な職人仕事なので、今の人はその修行をするほど余裕がないし、でもときに適正というかそれにはまり込んでいい仕事をする人がいて頼もしい。かれもがんばってほしい。

山アジサイが咲いている

 


栗の花

2022-06-29 18:23:37 | 季節

 

栗の花が満開だ。この花は梅雨特有のもわーとしたうっとおしさの中に咲くものなのに今年はもう梅雨も明け暑い夏日に照らされてる。記録的に短い梅雨、長く暑い夏、大豊作になるといいことづくめのような気もするが、これが過ぎると災害が必ずやってくる何か不気味なものを感じる。言い伝えに、大正13年の夏、ほんとにいいお天気が続き盆過ぎにはもう稲の穂が実り大豊作と沸き立ってたのが突如大雨が一週間続き山崩れ、川は氾濫、刈り取るばっかになってたいねごと田んぼが流された。土地の様相が変わるほど大災害だったという。

梅雨明け十日というがすさまじく暑い、フライパンの上で焼かれてるみたいな気分だ。日向に出るのはやだ、なるべく日陰でできる仕事を探して。

朝は草刈り、日陰で薪わり、汗びっしょになって水風呂入って、3時まで休み。また大工さんが家を崩したと言って廃材をもってきてくれた。


季節は

2022-06-27 16:22:27 | 季節

季節は夏至、ふと気づけば家の周りにいろんな花が咲き誇る。今年はジャガイモとキャベツがいいというがクローバの花もやけに元気いい。気っとそれらのものが好きな乾いた涼しい気候が続いたのだろう。もう梅雨明けというがそうなるとこのへんはまるでカラ梅雨だ。

 

 

 

 

 

 

 


薪割り始める

2022-06-25 18:24:27 | 季節

 

薪割りを始めた、すさまじく暑い、テントをかけようかいろいろ考えたらユリノキの大木の下にかなりの日陰のスペースがある。ここだここだ、木の下の日陰というのはなぜかすごく涼しいもんだ。コラーいいとこめっけたと思ったんだが暗いところはブヨがいる、みんなうまくはいかないもんだ。

でも今年は何で今頃になったんだ、薪わりなんて大体冬やるもんだ、冬何してたんだっけ、そうだ去年は薪がいっぱい集まって積むところがなかったんだ。冬中薪焚いて空いたからやっとそこへ積めるんだ。丸太を割らずにそのままにしておくと中の水分が抜けずに腐っていく。割って何年も積んでおくと乾いてよく燃えるんだがこんどは油分がとんで火力がなくなる。やっぱり毎年毎年難儀しなくちゃいけないんだ。