めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

続き

2017-10-02 05:28:36 | 日記
さっきのビルの違う階です。

258 汚れたダイヤモンド




眼が大写しになって、その瞳の中でダイヤが光ってます。

コソ泥グループがフランスからアントワープに出稼ぎに行きます。

大きな駅舎には見覚えがあるような気がしますが、街並みは分からないなぁ?

犬も映らないし。

ベルギー人には人気が無いのかしら?

ここがダイヤモンドの集積地とも知りませんでした。

色んな思惑が錯綜して、グループの2人は犯行中に死にますが、主人公の若者だけは見逃されて

娑婆で何食わぬ顔をして暮らしてます。

映画が終わって明かりがついて、立ち上がろうとしたら…扉を開けておばさんが入ってきました。

なんだ?

これから日大教授のトークがあるので「是非」残って下さいと言ってます。

元々3割位の寂しい入りでしたので、これ以上帰っちゃうと映画館も格好が付きません。

(折角呼んでおいてね)

大学の授業で、生徒が少ないのは慣れてますので、と自虐ギャグを飛ばしてます。(笑)

ダイヤモンドってただの石ですよね?

興味の無い人にはなんの価値も無いと言われたらその通りです。

実際、私もひとかけらも値打ちを感じませんし。

それがこれだけ価値を持続しているというのは誰かの陰謀(努力)なのでしょう。

ベルギーの事情については後ほどMさんからレクチャーしてもらいますが、言語からして複雑です。

犯行グループはフランス語で話してるし、ダイヤモンド工房の人達はドイツ語で喋ってます。

その中間のなんとか語というのもあるそうで、それらが普通?に存在しているそうです。

地名のアントワープにしても、現地の人はアントウェルペンと読むそうで、旅行者には厳しい

状況です。(切符を買う時に通じない)

バイヤーにはインド人も絡んできてて、これがまた話のキーマンなんですが、あのシーンには

こんな意味があってとか説明されると知識も深まる気がして良い企画でした。

締めでおばさん(多分支配人)も、厳しい状況ですので是非拡散して下さいと頭を下げてました。

確かに興行的には土曜日でこの入りでは厳しいわ。

昨日から飯田橋のオールナイトチケットを発売しているので帰りに寄りました。

会員ですのでついでに映画も観ていきますか?(無料)

259 おとなの事情




観たことありますが、面白かったので良いでしょう。

ホームパーティーに幼なじみが集まってワイワイ飲んでます。

上っ面は楽しそうですが、それでは映画になりません。(笑)

誰かが思いつきで、みんな携帯をオープンにしない?と提案します。

拒否したら何かやましい事があるんじゃないの?と思われるし、(あるんだけど)ゲームが始まります。

最初は当たり障りない電話やメールが入ってきてみんな笑ってますが、それでは映画になりません。

次第に爆弾が飛んできます。

浮気はバレるわ性癖はバレるわ二股はバレるわ。(しかもこのメンバー内で!)

さすがイタリア人、無茶苦茶やるわ。(感心)

しかも、もうグチャグチャになってお開きになったのに…何となくそれぞれ仲直りしてるのも

イタリアっぽいなぁ。(笑)

こちらがお目当でした。

260 午後8時の訪問者




主人公の女医さんが隠れ巨乳で萌えます。

胸ばっかり目に付いて困りますが、出演者もそれぞれ悩んでます。

時間外に押されたインターフォンをスルーしたら、押した女性がその後殺害された事が判明しました。

責任は無いとはいえ後味わるいですよね?

女医もそうだったようで、独自に事件を追い掛けます。

なぜか口をつぐむ目撃者がいるし、あちこちから妨害脅迫が加えられます。

めげない女医の粘り強い行動に少しずつ事実が明らかになっていきます。

サスペンスというより、話は移民問題に移って行きます。

社会派映画か。

日本人には分かりづらい話です。

移民は確かに貧しそうですが、自分の国よりはよっぽどマシな生活を送っているはずです。

嫌なら帰れば?(まぁ事情で帰れないんでしょうが)




1日で6本も観れて、そこそこ寝落ちもせず、充実した1日でした。