めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

どこにいたの?

2019-03-11 04:59:57 | 日記
3/10(日)

年初に「今年は山に生きる!」と決めたはずですが、未だに1つも登ってません。

だって寒いんだもの。(泣)

何時間かぶりに松屋へ。




卵かけご飯ですが、




結局牛丼ですね。

今日は山日和か?




新宿の温浴施設へ。




狭い脱衣場は裸の男でムンムンしてて、その手のマニアにはたまらない状況ですが、興味がないのでとっとと

湯船に入って、ぬる湯でじっくり汗を流します。

ここは洗い場の温度設定も具合が良くて、椅子に座ってても汗はダラダラ流れます。

92.65→90.15kg

干からびた身体を引きずって神保町へ。




改修工事が終わって昨日から新装開店してます。

開場30分前から列が出来てましたが…




あれ?一本目は1番?

みんな2本目目当てだそうです。

どこから出てきたのか、復活してます。




始まるまで1時間あるので、向かいの三省堂の古書スペースを探索して…2冊買っちゃいました。(無間地獄)

59 浮雲




戦時中のベトナムで出逢った高峰秀子と森雅之。

森は妻帯者ですが、海外に単身赴任ではそんな事も忘れます。(笑)

三國連太郎みたいに突き抜けてればスッキリするのですが、この人はウジウジタイプ。

終戦後に帰国してきますが、独身の高峰は森のことが忘れられず、家まで訪ねてきます。

森も拒否する訳でもなく、ダラダラ不倫が続きます。

都合のいい女だわ。

体を張って稼いでくれるし。(人からはパンパンと呼ばれてる。)

それでもそのうちに切羽詰まってきて、心中しようと訪ねた先が伊香保温泉。

やたら坂がある景色なので、これは現地ロケかな?

温泉に入るか?と2人で風呂場に行きますが、何のてらいもなく一緒の湯船に入ります。

なんと脱衣所も同じです。

なんてステキな時代でしょうか。(昭和20年代)

地元の飲み屋の主人(加東大介)の妻が岡田茉莉子!

ただ、若くてキャピキャピ系が好みなんですが、今回はお人形系です。

ただ、肉食系ではあって、高峰に隠れて森と温泉に入ります。

当然同じ湯船。

男の敵だな?森は。

最後に流れ着いたのが屋久島。

電気もなく、病院もない島が終着駅でした。

敵の森はのうのうと生きてるが。

そして満席の2本目は…

60 キングコング対ゴジラ




高島忠夫若いな!

肌がピチピチして笑顔もステキです。

アメリカのスター怪獣を招いたシリーズ初カラー作品。

長年失われていた部分を修復して(どうやって?撮り直した訳でもあるまいに?)甦ったファン念願の上映

だそうです。

どうりで札止めだわ。

北極で氷山から出てきたゴジラと、ニューギニアから麻酔で眠らされてイカダで連れてこられたキングコング

が関東平野でぶつかります。

自衛隊が総力を挙げて山を崩して平らにならして対決の場を設営してます。(笑)

おなじみの平田昭彦も登場しますが、妙にふつうのコメントを並べてていかにも他人事。(笑)

どうせ人間では敵わないんだよ?と達観したようです。

浜美枝は現地人役で、エロい踊りを披露してくれました。

歩く水爆のゴジラを下手に攻撃出来ず、電気ショックや落とし穴で対応しようとしてますが、極東の島国

なんかどうなっても構わないアメリカから、水爆落とそうか?と提案されるのは新作でも同じです。

猪木対馬場みたいにスター同士の戦いに決着をつけるわけにもいかず、いかにもプロレス的な引き分けで

「続く…」

サンドウィッチマンに変身!




遂に「ドッグレース」を読み始めて、慟哭を繰り返してましたので、のぶさんに「一緒に泣きませんか?」

とメールを送ったら…

「今夜は小田原泊まり」

すっかりご隠居さんでした。(泣)

スーパーで惣菜を買って豪華な家飲み。




マイバスより高めですが、その分美味いや。


やっと逢えたが…

2019-03-11 02:31:07 | 日記
3/9(土)




封切りから程なく名画座で上映されて、何だよ〜と思う事が多いのですが、ハリウッド系は

別にしても、ある程度フィルターをかけてくれてると思えばありがたいと思えば良いのか。

封切りから気になってましたが、あまりメジャーな映画館でやってなくて見逃し、その後も

時折名画座で見かけましたがスケジュールが合わなくてうーん?と思ってたら遂に聖地?に

降臨です!

おっ?列が出来てるな?




と思ったら、ズズっと地下の通路まで列が伸びてて焦ります。

56 菊とギロチン




ネーミングの意味が分からんな。

女相撲の話です。

実際に昭和30年代まで興行してたそうです。

江戸時代には盛んで、上半身裸でまわしを締めて取っていたとか。

それが、明治になって服を着るようになってしまいました。

風呂の混浴が無くなったり、なんて事をしてくれたんだ?(泣)

元締の渋川清彦も良いですね。

いかがわしい外見ですが、不思議と頼り甲斐がありそうでいかんわ。

ギロチンの方は、アナーキスト達です。

満州に平等な国を作る!と勝手な事をほざいて中国人に騙されてます。

そりゃ、向こうからしたらそうだろ。

人の国に来て、勝手な事言うなよ、と。

3時間という長尺でしたが、満員の観客と共に楽しめました。

二本立てなんですが、相棒はこんなんで




どうにも観る気になれず。

腹も減ったしな。




昼からやってるステキな店です。




白菜を食べながらメニューを検討してたら、




カウンターで1人飲んでたオッさんが話しかけてきます。

葛西から桜を見に歩いて来たそうです。

ええっ?まだずいぶん早いんじゃね?と言ったら…

その辺に河津桜が満開だそうです。

ええっ?河津にあるからこそじゃないの?

外人(中国人中心)が一杯いて写真を撮ってたそうです。

のぶさんの散歩コースかな?




キノコカレーがあったので、頼んだら…

おばさんがヒョイっと持ってきたのは魚?

あ?

ああなるほど、カレイの煮付けもあったのね?

滑舌が悪くて失礼しました。

良いよ良いよ!と止めたのですが、サッと皿を下げたおばさんは…そのまま大皿に戻してました。

なら良いか。(笑)




ルーが少な目なのが残念ですが、エノキがシャクシャクでウマウマでした。





サッと引き揚げてアパートで就寝。

zzz

目覚まし時計で目が覚めます。

前売り券を買ってるので、二度寝は出来ません。

池袋へ。

腹が減っては戦はできぬ。




一杯になったら眠くなるが。(笑)




ロビーには外人が多くて人も溢れてます?

昼間はアニメ祭りだったようで、これから打ち上げ行くぞ!みたいな盛り上がりでしたが、

こちらはこれから始まります。




57 あやつり糸の世界 1部

58 2部

ドイツのSF映画で、前に渋谷の名画座でやってた時から気になってましたが見逃してました。

巨大コンピューター会社が舞台です。

仮想世界をたくさん作って運営?してます。

その世界の中には、電子的に作られた人間が生活していて、彼らはもちろん自分は人間だと思って

生きています。

電子なので、こちらの技術者がスイッチをひねったら…何の脈絡もなく消滅してしまいます。

周りの人の記憶からも。

冒頭で局長が急死し、保安係の主任がみんなの記憶からも消滅します。

局長を引き継いだ主人公の記憶を除いて。

仮想世界には、こちらから下りていくこともできます。

ベッドに横たわってヘルメットをかぶって。

マトリックスか。

向こうには、こちらからの連絡係というのもいて、そいつは上の世界に行きたがっています。

隙をついて来ちゃったりしてます。

そんな中でもやっぱり自分の周りで人が消えるのを怪しんでいた主人公は前任者の周辺を洗い出して

遂に禁断の秘密を知ってしまいました!

ありがちな事ですが、自分らの上にも世界があるのでした!

アリータと同じで、その世界は見せてくれないのが不満だし、それで良いのかも知れないし。

現在の色んな映画のお手本になってるに違いない映画で、面白かったです。

オールナイトですので、この後2本の映画が続くのですが…

とても観るに耐えないレベルでしたので、腰をずらして眼を閉じます。

zzz

電車も動いてないしな。

隣に座ってた若者二人連れもいなくなってました。

相棒がいれば、24時間の飲み屋に行くのも手ではありますね。