天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

撫子

2019-09-17 15:11:20 | 日記
 皇嗣秋篠宮殿下次女の佳子内親王さまが初の海外公式訪問でオーストリアのウィーンにご到着なされ、ファン・デア・ベレン大統領を表敬訪問されたあと、ウィーン少年合唱団員と懇談されたニュースを聞くと、あの秘宝、秘仏のようなお可愛さに欧州中が沸いたであろうことを想像して、慶賀に堪えない。在任6年で200カ国近くの海外訪問にかかわらず、安倍内閣主要課題の北朝鮮拉致被害者無事生還と北方4島返還に何ら進展を得られないどころか、肝心の隣国との正常化も図れない官邸外交の躓きに比して、皇室外交は国家の至宝と敬仰せざるを得ない。振り袖姿のお美しさと、撫子色(淡紅色)のドレス姿の可憐なエレガントさはわが心を鷲摑みしたので、ハプスブルグ家といってもまだまだ歴史の浅い人たちにとって、本物の高貴さに目を瞠ったことであろう。
 鷲摑みされはしたものの、よく考えれば年齢、家系的に最も縁の遠いご存在である。うっとりばかりしていないで現実に戻ると、入門してまだ日が浅いお茶教室で巡り合った美人兄弟子の容姿の方に胸がときめく。雰囲気が奥さまは魔女のサマンサに似ている。別に金髪でもブルーアイでもないし、鼻をキュキュッと動かす癖があるわけでもないけれど、魔法を掛けることができる。日に日に存在を反芻してしまう。きっと魔術で心を緊縛しているのであろう。今度会った時に、解いてもらうようお願いする必要がある。
 横綱鶴竜の3連敗休場を安易に批判する輩が居たけれど、恩師の井筒親方(元関脇逆鉾)の急死という悲報の衝撃が背景にあった。横綱といえど相撲に集中できないのも無理はない。相撲部屋制度の仕組みを知らないけれど、井筒部屋が無くなれば元貴乃花部屋の貴景勝ように、移籍しなければならないとか。親代わりの親方の死と現実は、土俵以上の厳しさが心中にあったのだろう。今日のNHK大相撲中継の向正面解説は逆鉾の弟、元寺尾の錣山親方である。じっくり追悼を聞かしてもらう。

佳子さまの 振り袖眩し あてやかぞ
撫子色に ウィーン染めゆく



茶に含む かてきん怪し 点つるごと
心を縛り 面影深し