天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

籠神社

2023-04-07 13:14:23 | 日記

 平家維盛の嫡男六代丸の末裔として生まれ、その容姿から光源氏の生まれ代わりと陰で揶揄された自分も、須磨、明石ではないけれど、あちこち転勤人生を卒業した末の旅先で丹後一宮の籠神社(このじんじゃ)に着いた。浦島太郎ゆかりの地で気付いたことは、すっかりよぼよぼの老人に成り果てていたことであった。
 ここまで渡り歩いても、竜宮城にも乙姫様にも遭遇できなかった。付いてなかったと諦めるしかないのか。密教の初歩入門書には、輪廻の空しさを知り、正見、正語、正念など八正道を励行することによって解脱を図れと書いてある。昔も今も裏をかく輩が居て、なかなか自分の思惑通りには行きそうにないけれど、解脱とまではいかなくても、好き気ままにに脱落くらいはできるだろうと、気を取り直すことにした。

我詠ふ
ゆえに我あり
ツイッターに
むかしをとこを
甦らせて