遂にここまでやってきた。東京オリンピックまであと150日に迫った。政府に寄り添うテレビ、新聞などでは新型コロナウイルスを脇に、五輪関連報道にスポットを当て、開催ムード盛り上げに一役買いだしてきた。保健所のコロナ感染検査を絞ったり、政府の指示が行き渡っているのだろう。高額接待を受けたり、メディアを指導したり、政府担当者もいろいろ忙しくなってきた。
千載一遇のチャンスとはこのことである。この調子で進めば、日本の金メダル獲得は100個を下らないであろう。銀、銅と合わせて史上空前のメダルラッシュは確実に違いない。世界の状況を俯瞰するに、力の強い2ー3カ国はワクチン接種が進み、コロナ防圧に希望を見出しつつある。それらの国々では、五輪代表選手が安心して体力強化、技量上達に専心できる環境が整うであろう。一方では、ワクチン調達に四苦八苦し、おかげで密集を伴う感染不安に怯え、練習がままならないに代表選手もいるに違いない。開催を強行しても参加が無理だったり、参加しても万全の体勢でないかもしれない。東京五輪組織関係者があらゆるリスクに目を瞑って開催に躍起となるのももっとな訳である。こうした間隙を縫って日本勢の活躍する姿を、米TV局NBCが世界に伝えてくれる。経済面を始め、ここ30年シュリンクし続ける日本の国威を発揚する絶好の機会である。挙国一致して五輪推進に努めるのは、四海平等、八紘一宇を念願した先人の遺志を継いだ国民の義務と言えよう。
本日は掛けまくも畏き天皇誕生日。異例のコロナ禍で各種の慶祝行事が省かれ、尊崇の念を表す機会が少なくなっているのは残念なことである。しかし、万難を排して一般参賀を開催し、正月の皇居に百万にも及ぶ奉祝者が参集すれば、感染拡大の恐れなきとしない神慮からのご決断であり、民は今一度このご叡慮を嚙み締めなければならない。
メダル獲る
良き潮来たり
銅鑼鳴らせ
大和のみいつ
仰げよろづ人
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