天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

ピサの斜塔になっていないか

2024-01-09 10:42:17 | 日記

 地震被害の甚大さが日々拡大するのに何もできず無力さを感じ、神に祈るしかないけれど、枝葉末節のことであっても恐らく多くの国民が固唾を飲んで懸念しているのが志賀原発の存在と思われる。それに反し、発信される情報の少なさは異常である。揣摩臆測とかデマ偽情報が燎原の火のように飛びやすい状況が生じている。
 大きな事故事件の場合にヘリを飛ばしたりするメディアが沈黙を守るのはなぜなのか。原子炉がピサの斜塔のようになっていないか不安である。
 北陸電力社長が写真、図解と共に現況を説明する責任があるのではないか。
 「活断層はない」と再稼働のお墨付きを与えた原子力規制委員会は改めて緊急に見解を示さなければならない義務がある。
 1日の初発地震発生時より日々状況が変転しているが、「原子力事故合同警戒本部」は重大な事故に至る恐れがないとして警戒解除したままでよいのか。
 万一悲劇の再来が起きた場合、巻き込まれる周辺の人々のことを思うと、離れた場所に居ても黙ってはいられない。原発立地周辺住民でなくても大地震時の原発偶発事故に大多数の国民は言い知れぬ不安を抱いている。
 だから電力会社も資源エネルギー庁も規制委員会も、『想定外』という言い逃れは許されない。しっかりとした判断と責任を持ってもらうためには、福島級の災害が起きても関係者間で処理し、国費の投入は一切ないとの覚悟の下で任務に当たってもらいたい。


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